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ノクターン(アザラシヴィリ) [アザラシヴィリ]

さて、2016年も終わりです。
今年のこの音楽日記、なんと、7記事しか書いていません。
す、すいません(笑)
来年は、心を入れ替えて(えっ)、いろいろと書いていきたいと思います

で、今年最後の音楽日記は、
アザラシヴィリ作曲のノクターンです。

うーん、結構マイナーな作曲家ですよね。
アザラシヴィリは、1936年生まれのグルジアの作曲家です。
このノンターンは、元々は室内楽として作曲された曲らしいのですが、
動画サイトでは、いろいろな演奏で聴けます。

曲は、とてもとても美しく、抒情的な旋律で始まり、
時に優しく、時に大きなうねりをもって歌われます。
ほとんどの人が知らない曲だと思いますが、
一度聴いたら忘れられない旋律です。

この曲、実は、私、今年になって知った曲で、
最初に聴いた時の感想は、
「あっ、オリビアを・・・だ(笑)」
うーん、まあ、誰でも思うかも知れません。
でも、いい曲です。

ちょっとでも、興味を持った方は、是非聴いてみましょう。

来年もよろしくお願いします

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バラーダ メヒカーナ(ポンセ) [ポンセ]

皆さん、お久しぶりです。
みどりのこびとちゃんです。
いやあ、何か月ぶりかの音楽日記の更新ですね。

音楽とは、関係ないけど、先日買物に行ったら
デロリアン(わかるかなあ・・・)が置いてあった。
(5000円以上の買い物で乗って写真が撮れるらしい)
うーん、かっこいい。
私の世代には懐かしいです。

2016-12-03 21.03.48.jpg

さて、音楽日記です。
今日の音楽日記は、ポンセ作曲のピアノ曲です。
(うーん、久々というのにまた、無名な曲を・・・)
ちょっと、ピアノをまた少し練習を始めようと思って
簡単で、なんかいい曲ないかなあと思っていて、
あっ、ポンセの間奏曲第1番なんて、いいなあ
と思っていて、そういえば、他にもいろいろあったなあ
ちょっと聞いてみようという感じで久々に聴いたのです。

ポンセの曲は、この音楽日記で過去2曲紹介している

 エストレリータ⇒過去記事はこちら
 間奏曲第1番⇒過去記事はこちら

で、ポンセ作曲の[バラーダ メヒカーナ]曲ですが、
これはね、すごくいいですよ。
旋律は聴きやすいし、ピアノは活躍するし、そして、
少々、南米の香りがするとこもあるし、
間違えなく、無名なピアノ曲が好きな人?にはお勧めです。

曲は、アンダンテで静かに始まります。
この主題は、単純なのですが、
3拍子2小節2拍子1小節となってちょっと変わっています。
で、すぐにかっこよく盛り上がって、そのまま進みます。
中間部は、ちょっと遅くなって、付点の付いた旋律ですが、
これがね、あの有名なエストレリータによく似ているのです。
その旋律が、細かい音符で装飾されて、なんともいえない、
いい味だしてます。
で、すこし、シューマンっぽい技巧的な部分があって、
最初の単純な旋律に戻ります。ここでほっと一息。
なんですが、最後の部分は、
まるで、リストのオペラパラフレーズを聴いているように
単純だけど、派手派手で、かっこいいし、気分がすかっとします。

この曲、そんなに考えなくて、きもちよくピアノ曲を聴きたい気分の時には、
いいんじゃあないかなあ。
お勧めのピアノ曲です。
でも、私の腕前では、弾けません・・・。
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ワルツ 南国の薔薇(J.シュトラウス二世) [シュトラウス(ヨハン)二世]

皆さん、お久しぶりです。みどりのこびとちゃんです。
ブログの更新が、滞っていますが、心配しないでください
(というより、誰も心配していない?)
ちゃんと、音楽と向き合って、楽しい毎日をすごしています。

今日のブログの最後には、演奏会の宣伝も少々・・・

さて、久々の音楽日記だけど、
今日は、ウィンナワルツです。
J.シュトラウス二世は、言うまでもなくワルツ王として知られていて
数々の名曲を残していますが、このワルツ「南国のバラ」は、
私が考えるに、数あるワルツから上位に位置する名曲ではないかと思います

理由1
序奏が優雅で静かな部分と、派手な部分に分かれていて、
それが、短くて、丁度いい

理由2
ワルツは、どれも、優雅で音楽が自然に流れていく気持ちのいいワルツです。
奇抜さはないですが、どのワルツの旋律も手抜きがない

理由3
構成がいいです。
特に、頂点のワルツが最初は、♭3つで演奏されて、
最後のコーダの前では、響きがいい♭1つで演奏される所は、
とっても楽しい

まあ、個人的な意見なのですが・・・
(ちなみに、芸術家の生涯も好きなワルツです)

一曲だけ、ちょっとウィンナワルツを聴きたいなあと思った時に
お勧めです。

題名の南国の薔薇には、深い意味はないそうです。
でも、イメージとしての題名としては、なかなかいい線いっている題名だと思いませんか?

さて、ここからは、宣伝です。
私が出演するマンドリンオーケストラの演奏会があります
時間がある人は、是非 聴きに来てください。
よろしくお願いします
**************************************************
さくらマンドリンオーケストラ第9回定期演奏会
 2016年10月 2日(日)
 府中の森芸術劇場 どりーむホール 
 開場 午後2時30分
 開演 午後3時
 500円(全席自由)
 ※未就学児の入場はお断りしています

プログラム
一部
♪南十字星へのプレリュード(A.ピアソラ)
♪前奏曲 第5番 《南風》(加賀城浩光)
♪星空のコンチェルト(藤掛廣幸)
♪ワルツ 南国の薔薇(J.シュトラウス二世)
♪組曲[惑星]より《火星》《木星》(G.ホルスト)
二部
♪行進曲メドレー《東京オリンピック入場行進編》
♪イパネマの娘
♪企画ステージ【ミュージカル 夏の夜の夢】
♪おおぞらをとぶ
♪山の日メドレー《登山の一日》
***************************************************




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アリア [テレマン]

皆さん、大変ご無沙汰しています。
みどりのこびとちゃんです。
うーん、ブログ書くのは、何か月ぶりだろう・・・
なんか、仕事が忙しくなって余裕がなくなるといかんですね。
まあ、本当は、そんな時こそ、音楽なんだろうなあ。

ということで、久々なので
今日は、バロックの名曲テレマンのアリアです。

テレマンは、バロック時代のドイツの作曲家で、
クラシック音楽の分野で最も多くの曲を作った作曲家とも言われていますね
(一説には、4000曲以上)。うーん すごい

このテレマンのアリアとして知られる曲は、
指揮者レーデルがオーケストラ用に編曲した版で有名になり、
ゆったりとした大変美しい曲です。
(原曲は歌も入るマニフィカトの中の一曲なのですが、ほぼ無名です)

歌うような優雅でせつない旋律。バロック特有の敬虔な旋律。
この二つが絶妙なコード進行の中、歌われます

もうね。心があらわれるのですよ
そう、仕事のことは忘れて(笑)

是非聴いてください。

追記
さて、宣伝です。
みどりのこびとちゃんが出演する演奏会があります
*******************************************************
マンドリン・アンサンブル・モニカ
第11回定期演奏会
<プログラム>
  アリア                 G.テレマン
  ヴェニスの一日             E.ネヴィン
  交響詩 死の舞踏         C.サンサーンス
  エニグマ変奏曲より ニムロッド     E.エルガー
  ルイス・アロンソの結婚式 間奏曲   J.ヒメネス
  パガニーニによる狂詩曲より第18変奏 S.ラフマニノフ
  無言歌         V.アザラシヴィリ
  ルーマニア狂詩曲 第1番        G.エネスコ

2016年7月18日(祝)
開場:13:30 開演:14:00
第一生命ホール
都営地下鉄大江戸線 勝どき駅 徒歩8分
全席自由/入場無料(チケットは不要です。)
********************************************************************
お時間のある方は、是非。

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ブラジル風バッハ第9番(ヴィラ ロボス) [ヴィラ=ロボス]

さて、お久しぶりです。
先日、会社の人に久々に
「あの、みどりのこびとちゃん とかいうブログまだやっているのですか?」
と言われたのですよ。
もちろん、その人は、全くクラシック音楽には興味がない人なのですが、
「ああ、最近は、ちょっと更新してないですねえ」
と言ったら、ちと、悲しそうな目をされました。
で、私も、自分の生き方の一つである
《継続は力なり》
という言葉を思い出し、たまには、音楽日記を書いてみよう。

えっーと、もちろん、趣味の音楽から遠ざかった訳ではなく、
マンドリンオーケストラは2団体やっているし、
ピアノは、夢の個人的な演奏会を目指して、
再び練習(と言っても、会社帰りにピアノを少し練習するだけだけど)
を開始しました。

さてさて、今日の音楽日記です。
(久々にしては、マイナーな曲なのですが・・・)
ヴィラ ロボス作曲のブラジル風バッハ第9番です。

ブラジル風バッハですが、
過去の音楽日記には、
第1番⇒こちら
第2番⇒こちら
第3番⇒こちら
第5番⇒こちら
を書いてきましたが、今日は第9番です。

この第9番、弦楽オーケストラで演奏されますが、
声楽オーケストラ?でも演奏可能らしいです。
曲は、序奏とフーガに分かれますが、序奏は短く、
ほとんどがフーガの部分です。
このフーガの主題は、11/8拍子で、結構特徴的なので
一回聞いたら、忘れられません。
全体で、12分程度なので、楽に聴けます。
そんなに、複雑でなく、ブラジル風バッハの中では、
聴きやすいかも。
ただ、大きな盛り上がりに書けるのでに人気がないのかもしれません。

久々の音楽日記、なんで、今日は、この曲書いたのかなあ・・・
理由はないのだけど・・・


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交響曲第8番(ブルックナー) [ブルックナー]

さてさて、久しぶりの音楽日記です。
大丈夫です。生きていますし、結構元気です。
なぜか、更新間隔が空いてしまいました。

1か月以上ぶりですが、今日の音楽日記は、大曲です。
ブルックナーの交響曲の中では、一番人気?の第8番です。

実はちよっと前なのですが、川崎ミューザでこの曲の実演を聴いてきました。
いやいや、実演でブルックナーを聴くと、よいですねえ。
音楽につつみこまれる瞬間がたっぷりあって、幸せでした。

この第8番ですが、全曲約80分
第1楽章は、
随所にあのブルックナーリズム(2拍3連が入る例のリズム)
が使用され、なかなか面白い。
第2楽章は、きっと、主題だけ聴いたら素人か?と思うのだけど
展開が見事。この交響曲の中にあるので映えます
第3楽章は、ずっーと聴いていたい音楽。感動的です。
第4楽章は、迫力があります。対位法も見事。

もちろん、版の話や、楽曲分析は面白いのですが、
やはり、ブルックナーは、実演で曲を聴いて、体験するに限ると思います
弦と管楽器のミックスした音色は、コンサートホールで聴くと、なんともいえない気分です。

ずいぶん前のこの音楽日記で、
ブルックナーの交響曲の好きな順番を
5-9-7-4-8-6-(1,2,3)
と書いたけど、
5-9-7-8-4-6-(1,2,3)
かな(あれっ、ひとつだけ上がった?)

今日の音楽日記は、曲は大曲なのに、短いです ハイ




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恋文《心のワルツ》(グラナドス) [グラナドス]

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。(って、遅いですよね)

今年もブログの更新をさぼりぎみです。
まあ、のんびりとやっていきます。
(目標の1000記事には、いったいいつ届くことか・・・)

さて、いつも、年がかわって最初の記事は、
記念の年になる作曲家の作品を書いている。
今年は2016年。
まずは、今年没後100年のスペインの作曲家
グラナドスの曲をなにか書いてみよう。

この音楽日記
いままでにグラナドスの作品は、4曲書いている。

・オリエンタル⇒去記事はこちら
・ゴイェスカス⇒過去記事はこちら
・星々の歌⇒過去記事はこちら
・ロマンティックな情景⇒過去記事はこちら

あれっ、一番有名なスペイン舞曲第5番『アンダルーサ』
を書いていない。うーん、でもこの曲は、
また別の機会にしよう。

今日の曲は、ピアノ曲 恋文《心のワルツ》作品44
という、とってもロマンティックな題名の曲を紹介しよう。

4曲からなるピアノ曲ですが、
どの曲も、ほぼ1分程度。
そんなに難しくはなく、とてもわかりやすいのですが、
なにか、ほほえましい曲ばかりです。

一曲目
とっても、かわいらしいワルツです。
最初の主題がとつてもチャーミング。
恋をし始めの気分?ですね

二曲目
えっーと、微妙に、恋にあせっている感じです。
そして、ちょっと、恥ずかしそうなワルツ。

三曲目
恋に不安で、ちよっと悲しい感じのワルツ。
速い下降音階は涙か(笑)

四曲目
気持ちを抑えられない情熱的な恋
和音連打のフォルテです。

上記は、私の個人的な感想ですので、
グラナドスがどう思って書いたかはわかりませんが、
どれもなんということもない曲なのに、
ちょっと感情移入してしまいます。
こんな題名の曲を聴くと
きっと、若いころの恋を思いだしているのかも・・・ははは

まあ、聴いたことない人は、全4曲で5分ないので
是非聴いてみましょう。
ちょっとだけ。ロマンティックな感情にひたれるかもです。

しかし、メールやラインがある現代では、
《恋文》という言葉が死語ですね
いい響きだと思うのでもったいないなあ。

追記
2016年は、作曲家ではないけど、
シェークスピアの没後400年だそうです。
随分古い人だったんだ。
でも、作品は現在でも生きています。すごい。
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24のプレリュードより海(パルムグレン) [パルムグレン]

さて、2015年最後の音楽日記です。
今年は、本当に、更新記事が少なくて、申し訳ないです。
なんと、26記事しか書いていないです。
でもね、音楽に興味がなくなった訳ではないのです。
今年は、マンドリンの演奏会の他にも、
いろいろと、音楽活動をしていて、
さらに、来年は、音楽にどっぷり浸かるのではないかと・・・
(あっ、一応、普通のサラリーマンです)
まあ、音楽が私のギフトではないかと、考え、
出来る限りやりたいと思います。

さて、今年最後の音楽日記は、
あまり知られていないピアノ曲
パルムグレン作曲の「海」です。

えっ、なんで、海かって?

最近、海を見ると、いいなあ、と思うようになったのですよ。
ずっーと、見ていても飽きません。
なんか、落ち着きます。
なんでだろうなあ・・・歳とったのかなあ(笑)
(ということで、海の曲です。海というと、
 ドビュッシーの有名な管弦楽曲もあるのですが・・・)

さて、パルムグレンという作曲家、そんなに有名でないかもしれません。
フィンランドの作曲家で、「北欧のショパン」と言われていて、
ピアノ協奏曲は5曲書いています。
そして、作曲の中心は、ピアノの小品です。

この音楽日記でも、『粉雪』『五月の夜』『三つの夜想的情景』
のピアノ曲を書いています。

作曲の「海」ですが、
フィンランドでは、有名だそうです。
曲は、左手の16分音符が、波を表しているのでしょう。
右手で旋律が演奏されます。
3分弱の短い曲で、特に変化もないのですが、、
北欧の海のイメージで、とても冷たく、そして、暗い感じがします。
特に、最後の部分、旋律が低音で洗われる部分は、
フィンランドの海は、こんなだろうなあ、と勝手に想像してしまいます。

海は、いいなあ。
なんでだろうなあ・・・

さてさて、来年もよろしくお願いします。

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ワルツ《酒・女・歌》作品333 (ヨハン・シュトラウス二世) [シュトラウス(ヨハン)二世]

さて、11/23に、さくらマンドリンオーケストラの演奏会が終わり、
久々の音楽日記です。
日が少々空いても、この音楽日記は続けようと思っています。
皆様、よろしくです。

さて、今日は、本当に久々にのびのびした休日を楽しんでいたのですが、
そんな時聴く音楽は、優雅なワルツですね。

ということで、今日の音楽日記は、
ヨハン・シュトラウス二世作曲のワルツ《酒・女・歌》です。

ウィンナワルツの題名には、面白いものが多いです。
私が一番好きな題名は、
ヨゼフシュトラウス作曲のワルツ《我が人生は愛と喜び》ですね
(⇒この曲の過去記事はこちら

今日の曲の題名《酒・女・歌》ですが、
宗教改革の中心人物マルティン・ルターの言葉で、
「酒・女・歌を愛さない者は、一生 馬鹿である」
という名言かあるそうです。
で、この言葉を基に曲を作ったらしいです。

うーん、この言葉、とりようによっては、
なんだかなあ。なんだけど、
神学者のルターが言うと
ちょっと重みのある
男性の真実をついている言葉に聴こえるから不思議だ。

※ちなみに、ルターの他の名言としては、
「酒は強い。王はそれより強い。
 そして女はそれより強い。しかし真理は最も強い」
というものもあります。
いやいや、私は、
真理より、女性の方が強いと思うのだけど(笑)

さて、この曲の作曲は1869年
ブラームスとワーグナーが
とてもとても好きだった一曲らしい。

他のワルツと比べて特徴的なのは、
ワルツに入るまでの長い序奏でしょう。
私、この序奏、とても好きです。
最初の方の6/8のアンダンテの部分
とっても幻想的で、気持ちがゆったりしていて、
安らぎます。
弦と管楽器のからみも、素晴らしい。
ワーグナーが好きだったのもわかるかも。
そして、4/4の結構派手な行進曲風の部分。
これから、ワルツに入る前としては、十分。
そして、いよいよ、真骨頂のワルツです。
ワルツは、第4ワルツまでありますが、
いろいろなイメージのワルツがあり、飽きさせません。
そして、盛り上がって、短いけど、しっかりしたコーダ。

この曲のイメージと題名の《酒・女・歌》は、
直接結びつかないけど、
人生を優雅に楽しみましょう。
というイメージで聴くと、
なんか楽しくなってきます。

休日に聴くワルツ。いいものです。

さて、ここで、また悪い癖だ。
(ちょっとだけマイナーな曲の話です)
この曲、ゴドフスキーという人の
ピアノ独奏用編曲があります。
超絶技巧のピアノ好きな人なら、
知っている人も多いかもしれない。
この編曲、技術的にとても難しいし、
すごく凝った造りをしています。
(原曲とはかけ離れています。それがいいのですが・・・)
万人には勧めませんが、
一回、聴く価値は、十分あります。

最後に
この曲の作品番号は333です。
音楽とは、全く関係ないけど、気持がいい(そうか?)
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運命の力 序曲(ヴェルディ) [ヴェルディ]

さて、今日の音楽日記は、ヴェルディの 運命の力序曲です。

この曲、オペラの序曲の中では、有名ですよね。

ヴェルディは2年以上、作曲から遠ざかっていたそうですが、
自身が情熱をこめて運営する農園に近代設備を導入する資金不足ため、
再び作曲の道に入り、1862年、この歌劇【運命の力】を作曲したそうです。
でも、ストーリーは、主要な登場人物が全員死ぬという衝撃的な結末のオペラです。
(普通、資金不足を補うためなら、もっと大衆受けする作品作るとおもうけど・・・
 そこが、芸術家なのでしょうね)
(あっ、後の改訂版では、一人生き残ります)

さて、この序曲は、主人公の運命を表す特徴的な3つの音で始まり、
すぐにこの曲の中心モチーフである運命の力の主題で始まります。
山の中の修道院の静かな音楽、神をたたえる音楽など、
いろいろな動機が出てきますが、どれも運命の力のモチーフには逆らえません。
そして、曲は圧倒的な力をもって終わります。

よくできた序曲です。短いのに、歌もドラマも、ぎっしりつまっています。
やはり、こういう序曲はいいです。

さて、冒頭の3つの音ですが、運命のモチーフを表すということで、
昔は、鋭く、大きく、短めに演奏する指揮者もいましたが、
ヴェルディ自身が、これは敬虔な祈りのモチーフとして、
やわらかく演奏されるべきと言った?そうで、
ちよっと遅めのやわらかいフォルテで演奏する指揮者もいます。
私は、昔の指揮者の演奏が好きだなあ。

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