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ラテン・アメリカン・シンフォニエッタ(M.グールド) [グールド(モートン)]

さて今年のサッカーワールドカップ、
決勝リーグが始まって、フランスやイタリアの強豪といわれていたヨーロッパ勢が、
一次リーグで敗退して、ヨーロッパの国より、なんとなくだけど、
中南米の国が元気がいいような気がする。

中南米のイメージというと、ラテン系で、とても明るく、陽気で、
踊りが好き? という感じなのだけど、実際はどうなんだろう

で、ブラジルのヴィラ=ロボス や アルゼンチンのヒナステラの曲を書こうと思っていたら、
準々決勝が終わると、アルゼンチンもブラジルも姿を消してしまった。

えっ、どうしよう、中南米は、ウルグアイしか残っていない・・・
ええい、それなら、まとめて、中南米のイメージの曲だあ

ということで、中南米の雰囲気の曲ということで、
今日は、アメリカの作曲家モートン=グールドが作曲した、管弦楽のための曲。
【ラテン・アメリカン・シンフォニエッタ】という曲を紹介しよう。

作曲者のモートン=グールドは、アメリカの作曲家で、
純粋なクラシック作曲家というより、TV番組用の曲を数多く作曲している。
でも、交響曲も3曲書いています。

今日の【ラテン・アメリカン・シンフォニエッタ】も、管弦楽のための
純粋な音楽だけど、
曲想は、気軽に聞けるクラシックという分類だろうか・・・

曲は、4つの楽章からなります。

第1楽章【ルンバ】
 軽快なリズムにのって、はねるようなリズムの主題が演奏されます。
 サックスの音色も、なかなか楽しい。
 こういう曲、なんとなくだけど、ドイツのオケとか、苦手そうです(笑)

第2楽章【タンゴ】
 ギターで始まる最初は、めすらしいです。
 もう、魅力的なタンゴで、クラシックの枠から、大きくはずれた音楽です。
 この、ちょっとだるい感じがなんとも・・・

第3楽章【ガラーチャ】
 交響曲でいうと、スケルツォ楽章ですね。
 でも、本当に、軽い音楽です。
 中間部は、機関車のリズム といわれるものです。

第4楽章【コンガ】
 熱狂的なカーニバルの音楽です。
 いろいろな楽器が、多彩なリズムで踊ります。
 いやいや、行ったことないけど、中南米というイメージ満載の音楽です

この曲、私が初めて聞いたのは、すごく昔だけど、
なにかのテレビ番組だった。
(題名のない音楽会だったかなあ・・・すごく昔のことです)

その時、確か、とてもシリアスな曲の次にこの曲をオーケストラが演奏して、
とてもとても、表情が楽しそうだったのを覚えている。

こんな曲を聴くと、
「ラテンアメリカって、陽気だなあ」なんて、極端に考えるのです
いかんですねえ

でも、こんな雰囲気の曲をフル・オーケストラで演奏するのも、贅沢ってもんです。

サッカーのワールドカップ期間中は、なるべく生き残った国と関係する
曲を紹介しようと思っている。

現在、残っているのは、
スペイン・ドイツ・オランダ・ウルグアイです。
さて、次の音楽日記は、どの国の曲だろう

追記
 全然、関係ないけど、
 今日、N響アワーを見ていたら、
 フランセ作曲 の クラリネット協奏曲をやっていた。
 いい曲ではないですか
 いつか、この音楽日記に書こう
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