スウェーデン狂詩曲第1番【夏至の徹夜祭】(アルヴェーン) [アルヴェーン]
さて、山形(蔵王)にサクランボ狩り(食べ放題)と温泉という、家族旅行をして、
久々に、ゆっくりした気分を満喫してきた。
やはり、たまには会社を休んで行くものだ。
(いやいや、サクランボは、おいしいおいしい・・・)
(それに、温泉もよかったし・・・)
あれっ、これは、音楽日記のはずだ。こんなことを書かないで、もとにもどろう。
さて、今日は、惜しくも、ワールドカップで、ベスト8を逃した、
スウェーデンの作曲家の作品を紹介しよう。
スウェーデンの作曲家と言えば誰を考えますか?
といっても、私は一人しか頭に思い浮かばない。
そして、その作曲家の一番有名な曲がこの曲だろう。
ということで、今日は、スウェーデンの作曲家アルヴェーンが作曲した、管弦楽曲。
スウェーデン狂詩曲第1番【夏至の徹夜祭】である。
うーん、この曲、有名なのかなあ?
皆さん知っていますか?
有名と言えば有名だろうけど、知らない人もかなりいるような気もする。
ちょっと微妙な曲だ(笑)
私は、昔々、クラッシック音楽聴き始めの頃、
レコードで、【有名4大狂詩曲】というタイトルのレコードを持っていた。
その4つの狂詩曲は、
ハンガリー狂詩曲第2番(リスト)
ルーマニア狂詩曲第1番(エネスコ)
スペイン狂詩曲(シャブリエ)
スウェーデン狂詩曲第1番(アルヴェーン)
うーん、そう言われれば、そうかもしれないが、この曲が4大というのは、無理があるよなあ。
最近こそ、こんな、タイトルのCDは、なくなったが、
昔のレコードは、3大何々 とか、4大何々とかが多かったなあ、・・・
あれっ、一体何を書いているのか分からなくなってきた。(旅行で疲れているのです)
気を取り直して、まずは、曲の紹介だ。
この曲の最初は、あのNHK「今日の料理」の音楽と同じような楽しい旋律で始まる。
リズミックで楽しい踊りの音楽が続き、
中間部は、北欧の白夜をイメージする、とても幻想的な場面となる。
そして、最後は、はなやかなコーダ。
とても楽しく、しかし、なぜか北欧の雰囲気が随所にある名曲だと思う。
この曲、とても好きだったので、昔、管弦楽のスコアも買った。
これを見ると、音楽の楽しい雰囲気とは別に、
弦のパートが細分化されていたり、
耳に聞こえない対旋律があったり、
結構、凝っているし、また、繊細に丁寧に書かれている。
オーケストラレーションについては、よくわからないが、
音としては、すばらしく、北欧をイメージする響きがこの音楽からはあると思う。
【夏至の徹夜祭】の祭がどんなものかわからないが、
イメージは、この曲を聴くと分かります。(多分、勝手に想像しています。・・・)
こんな曲は、聴くより、弾いてみたいなあ。(どこでだ、オイ・・・)
まあ、知らない人は、聴いてみてください。
小学生の娘の勉強を見ていると、わからないことを時々(いや毎回だな)質問される。
さて、質問です。
夏至と冬至 それぞれどういう意味でしょう?
すぐ答えられますか?
夏至・・・一年中で一番昼が長く夜が短い日
冬至・・・一年中で一番昼が短く夜が長い日
あーあ、分かっているけど、一瞬、すぐ答えられないのですよ(トホホ)
狂詩曲(ラプソディ)の元々の意味は、叙事詩なんていう音楽のことは、すぐ言えるのに(笑)