戴冠行進曲【王冠】(ウォルトン) [ウォルトン]
3週間ぶりの更新です。
(このブログを始めた時の毎日更新が、なつかしい・・・)
1000記事目指して牛歩の歩みかな
さて、ちょっと前だけど、娘とかみさんが、
お父さんの好きな食べ物屋に連れて行ってくれるというので、
期待して行った。
で、これが、その店の中のディスプレイの一部
ははは、好きな人にはわかるけど、
わからない人は、まったくわからないよなあ。
もちろん、テレビ番組【サンダーバード】のお店です。
国際救助隊サンダーバードは、私が小学生の頃
テレビで見ていて、その後、何回も再放送を観ました。
あの第1話のファイヤーフラッシュ号をエレベーターカーで救助
する場面なんて、かっこよくて泣けます。
また、太陽号を助ける場面も・・・
話出したら止まりません。
で、最初の行進曲風のテーマ音楽がまたかっこいい。
これは、いまだに CMなどで耳にしますよね
ちなみに、サンダーバードのDVDは全部持っています
まあ、サンダーバードの話をすると、きりがないので、
音楽の話にもどしましょう。
サンダーバードは、イギリスのテレビ番組だった
つながりで、かっこいいイギリスの行進曲を紹介しよう。
今日の音楽日記は
イギリスの作曲家ウェルトンが書いた戴冠式行進曲「王冠」です。
ウォルトンは、1902年生まれ。交響曲、管弦楽曲や協奏曲を作曲していますが、
舞台音楽や映画音楽も手掛けています。
20世紀の作曲家ですが、とても聴きやすい曲が多いです。
で、戴冠式行進曲「王冠」ですが、
実際のイギリスの戴冠式の為に作曲され、
1937年の戴冠式で演奏されたということです。
吹奏楽でもよく演奏されますが、原曲は管弦楽の為の曲です。
最初のリズムからかっこいい。
行進曲というと、華々しい管楽器をイメージするけど、
この曲は、なんといっても 弦楽器の響きがよくて、
全体を通じて、気品のある行進曲となっています。
そして、お約束の中間部の行進曲は堂々としているし、
あのイギリスの戴冠式の行進曲としては、文句なしに素晴らしい
(と言っても、テレビでしか見たことないけど・・・)
吹奏楽版しか聴いたことのない人は、是非、管弦楽の原曲も聴いてくださいね
イギリスの作曲家は、自分達の音を持っている気がします。
ウォルトンの作品は、以前の音楽日記で、
【スピットファイヤー前奏曲とフーガ】を書いた⇒こちらの記事
この音楽も是非聴いてみて下さいね。よいです
【スピットファイヤー】前奏曲とフーガ(ウォルトン) [ウォルトン]
さてさて、フーガシリーズも10回目だ。
いったい、いつまで、続くのだろう・・・
今日の音楽日記は、イギリスの作曲家ウォルトンの管弦楽曲で、
【スピットファイヤー前奏曲とフーガ】である。
この曲、クラッシックファンの人では、知らない人も多いかも知れない。
しかし、吹奏楽ファンの人は、結構知っているのではないだろうか・・・
(吹奏楽への編曲版で結構、演奏されていますね)
さて、ウォルトンの作品だが、
交響曲や協奏曲などの純粋クラッシック音楽も、なかなか面白いと思うのですが、
なんと言っても、行進曲や映画音楽や劇音楽の為に書かれた作品には、
いかにも、英国の音楽という、気品があふれている。
さて、【スピットファイヤー前奏曲とフーガ】である。
この曲、映画の為に書かれた曲らしい。
最初の管楽器によるファンファーレ
そして、その後、弦楽器での威風堂々たる、気品のある主題
この主題が盛り上がっていく時間は、なんともいえない。
(この部分は、エルガーの威風堂々第一番の中間部より、いいかも・・・)
この部分が終わると、突然、フーガ主題がフォルテで出現する。
このフーガは、バッハのフーガとは、まったく異なり
音楽を楽しむ為のフーガの技法だ。
映画音楽的なフーガとでも言うのが、わかりやすいのかなあ
この曲の最後で、このフーガ主題の上に、最初の威風堂々たる主題が重なる
確かに、ありふれた技法かもしれないが、なかなか感動的だ。
この曲、いいと思う人は、
エルガーの威風堂々みたいで、すばらしい。
フーガの部分が楽しい。最後が感動的
最初の気品ある主題は、一度聞いたら忘れられない
等
そして、否定的な人は、
ちょっと、映画音楽風だなあ(というより映画音楽です)
厳格なフーガじゃないよなあ
エルガーの二番煎じ、じゃない?
等
かな
まあ、知らない人は、是非聞いてみてください。(あなたは、どっち)
私は、大好きですよ。こういう曲。
だって、なんと言っても、こういう音楽を聴くだけで、
気分が高揚してくるのですよ。
ウォルトンの作品では、行進曲【王冠】や行進曲【宝珠と王杖】などもいい。
朝、こんな曲を聞くと、元気がでますよ。
もし、吹奏楽やっていたら、ウォルトンの作品は、演奏してみたいと思う。
さて、次回は、フーガシリーズは休みです。
なんででしょうね