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春のささやき(シンディング) [シンディング]

さてさて、ちょっと、大曲や無名曲が続いたので、
このへんで、ピアノの小品を書こう。
桜も散り、気温も上がり、
春という感じではなく、もうすぐ夏?という今日このごろだが、

今日の曲は、ノルウェーの作曲家シンディングの最も有名な曲
3分弱のピアノ独奏曲の【春のささやき】です。
(この曲は、有名ですよね)

シンディングという作曲家をみなさん、どの程度知っているだろうか?
私も、ノルウェーの作曲家で、グリーグ的な音楽、程度の知識しかない。
それに作品も、この【春のささやき】しか知らなかったので、
ナクソスライブラリーで、別の曲も聴いてみた。

ピアノ三重奏曲や、ピアノソナタ等を聴いてみたのだが、
いやいや、これが、なかなかいけます。
とても聴きやすく、素直な情感が漂っていて、
でも、情熱もあり、ロマン的な色合いの濃い音楽です。
知らない人は、ちょっと聴いてみても、損はないと思います。

さて、今日の音楽日記の曲【春のささやき】である。
この曲、作品32の「6つの小品」の第3曲です。

ささやきの題名のように、
32分音符のアルペジォパターンにのせて、
確固たる意志の強い旋律が現れる。
春の暖かさというより、
春が来た喜びを強く歌っているような感じだ。

この曲を初めて聴いたのは、
なにかの、ピアノ名曲集に含まれていたレコードだったと思う。
その時は、随分、技巧的な曲だなあ、と感じた。
そして、これは、弾ければ、かっこいいなあとも・・・

なにかに、譜面づらは、難しいが、弾くと、結構簡単、みたいなことが、
書いてあったが、
このささやきの32分音符を、キラキラと、粒をそろえて弾くのは、
結構、難しいと思うのですが・・・。
この曲は、技巧バリバリでなく、さらっと、弾いて欲しい。
それが、また難しい。

シンディングの他の曲を初めて聴いて、なかなか良かったので、
いつか、この作曲家のマイナーな曲も紹介してみたいと思う。

追記
 この連休は、
 本当は、【熱狂の日】とかに行って、シューベルトでも聴きたかったのですが、
 姉のパソコン設定やら、実家の庭の芝狩りなどが忙しくて・・・涙

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