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鉄道(アルカン) [アルカン]

さて、今日は、アルカンの曲です。
えっ、アルカンって誰 という人もいると思います。

アルカンは、フランスの作曲家で、ショパンやリストと同時代に生きた作曲家です。

実は、アルカンは、
どこに行くにも、走っていて、車を使い、駅では、階段を使わなかったそうです。
だから「アルカン」・・・なんちゃって

す、すいません、真面目に書きます。
実は、先日 電車に乗っていたら、
何人かの中学生? が、下記のように話をしていたのが、
なぜか、頭の中に残っていて(笑)

A「昨日、地理の先生が、ニュージーランドには赤ちゃんしかいない って言ってたよ」
B「えっ、本当に 赤ちゃんしかいないの?」
A「ニュージーランドだけに 乳児ランド だって、私 最初 信じちゃったよ」
B「なんだ、私も、信じちゃったよ」

オイオイ、ちょっと違うんじゃあないのかな
まず、ニュージーランドに赤ちゃんしかいない と言った時点で、
信じてはいけないだろう・・・って思うのですが

ははは、まあ、こういうのは、 
おやじギャグと言われるんだろうなあ、
(N響アワーの池辺さんを思い出します)

話を 真面目に もとにもどしましよう。
今日の音楽日記は、フランスの作曲家アルカンのピアノ独奏曲【鉄道】です。

アルカンは、フランスの作曲家で、ショパンやリストと同時代に生きた作曲家です。
(最初に書いた文章と同じ展開ですが、こんどは、ちゃんと書きます)
ピアノの腕前は、すごかったらしく、
アルカンの多くのピアノ曲は超絶技巧的です。
ただ、簡素な曲や 現代的な曲もあり、
それだけ聞くと、リストと同じ感じかもしれませんが、
私には、リストとは、全く違う作曲家そして、作品群だと思います。

さて、話を今日の曲に戻しましょう
アルカンのピアノ曲【鉄道】。
この曲を聞く前に、譜面を見てみよう。

きっと譜面だけだと、その感想は、

「この曲、簡単そうだなあ、
 右手は、16分音符の動きで、左手は、8分音符のきざみ
 練習すれば、なんとかなるかも」

そして、二分音符=112というテンポがわかると、

「あれっ、このテンポでは、無理かも・・・」

そして、全部弾こうとすると、

「こんな曲、体力が、もたないよ・・・」

そうなんです。この曲の特徴は、スピードとそれを最後まで維持する
体力です。

で、それが出来て、鉄道のあの推進力を表現しなくてはいけません。

これは、正直、普通のピアニストには無理です。

実は、こんな曲がアルカンには、多いのです。
(和音の分厚い響きが、延々と続いたり・・・)

ピアノ曲の技巧的な部分だけをみると、
リストは、ピアノの機能をうまく使った上での超絶技巧
アルカンは、人間の機能の超絶技巧
という感じかな

そんな感じなので、実は、私 アルカンの技巧的な曲は、
ちょっと苦手なのです。

この【鉄道】、普通にバリバリ弾くだけでなく、
バリバリ最後まで弾ききって、なおかつ、鉄道のイメージをする演奏
そういう演奏がいいです。

アルカンでは、私 実は、あまり知られていない、
【エスキス】という曲集が好きなのです。
(まあ、小品ばかりで、聴きやすいというのもありますが・・・)

アルカンも、ブゾーニ等と一緒で、「最近、再評価されつつ作曲家」というのが、
何十年も続いている作曲家ですね。

うーん、アルカンに、光があたる日が来るのだろうか?

追記
 鉄道や機関車を描写した曲は、多くあるけど、
 私が好きな曲は、ヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ第2番のトッカータ」ですね


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