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ワルツ《酒・女・歌》作品333 (ヨハン・シュトラウス二世) [シュトラウス(ヨハン)二世]

さて、11/23に、さくらマンドリンオーケストラの演奏会が終わり、
久々の音楽日記です。
日が少々空いても、この音楽日記は続けようと思っています。
皆様、よろしくです。

さて、今日は、本当に久々にのびのびした休日を楽しんでいたのですが、
そんな時聴く音楽は、優雅なワルツですね。

ということで、今日の音楽日記は、
ヨハン・シュトラウス二世作曲のワルツ《酒・女・歌》です。

ウィンナワルツの題名には、面白いものが多いです。
私が一番好きな題名は、
ヨゼフシュトラウス作曲のワルツ《我が人生は愛と喜び》ですね
(⇒この曲の過去記事はこちら

今日の曲の題名《酒・女・歌》ですが、
宗教改革の中心人物マルティン・ルターの言葉で、
「酒・女・歌を愛さない者は、一生 馬鹿である」
という名言かあるそうです。
で、この言葉を基に曲を作ったらしいです。

うーん、この言葉、とりようによっては、
なんだかなあ。なんだけど、
神学者のルターが言うと
ちょっと重みのある
男性の真実をついている言葉に聴こえるから不思議だ。

※ちなみに、ルターの他の名言としては、
「酒は強い。王はそれより強い。
 そして女はそれより強い。しかし真理は最も強い」
というものもあります。
いやいや、私は、
真理より、女性の方が強いと思うのだけど(笑)

さて、この曲の作曲は1869年
ブラームスとワーグナーが
とてもとても好きだった一曲らしい。

他のワルツと比べて特徴的なのは、
ワルツに入るまでの長い序奏でしょう。
私、この序奏、とても好きです。
最初の方の6/8のアンダンテの部分
とっても幻想的で、気持ちがゆったりしていて、
安らぎます。
弦と管楽器のからみも、素晴らしい。
ワーグナーが好きだったのもわかるかも。
そして、4/4の結構派手な行進曲風の部分。
これから、ワルツに入る前としては、十分。
そして、いよいよ、真骨頂のワルツです。
ワルツは、第4ワルツまでありますが、
いろいろなイメージのワルツがあり、飽きさせません。
そして、盛り上がって、短いけど、しっかりしたコーダ。

この曲のイメージと題名の《酒・女・歌》は、
直接結びつかないけど、
人生を優雅に楽しみましょう。
というイメージで聴くと、
なんか楽しくなってきます。

休日に聴くワルツ。いいものです。

さて、ここで、また悪い癖だ。
(ちょっとだけマイナーな曲の話です)
この曲、ゴドフスキーという人の
ピアノ独奏用編曲があります。
超絶技巧のピアノ好きな人なら、
知っている人も多いかもしれない。
この編曲、技術的にとても難しいし、
すごく凝った造りをしています。
(原曲とはかけ離れています。それがいいのですが・・・)
万人には勧めませんが、
一回、聴く価値は、十分あります。

最後に
この曲の作品番号は333です。
音楽とは、全く関係ないけど、気持がいい(そうか?)
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