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春節序曲(李煥之) [李煥之]

さて、北京オリンピックである。
個人的には、オリンピックは、政治とか、主義主張などに関係なく、
スポーツを楽しみたいなあ。と思っている。
(まあ、音楽の世界も一緒ですけど・・・なかなか難しいのかなあ・・・)

まあ、ミーハーな私であるので、
北京オリンピック開催にちなんで、中国の曲を紹介しよう。
(なんと、安易な(笑))
今日の音楽日記は、李煥之(りかんし)作曲の管弦楽の曲
【春節序曲】です。

李煥之(りかんし)は、1919年生まれの作曲家で、
オペラ・交響曲などの作品もあるらしい。(残念ながら、私は、聴いたことないです。)
さて、【春節序曲】である。
この曲、4つの曲からなる【春節組曲】の第1曲目にあたる。

春節というのは、中国の旧正月にあたり、
喜ばしいお祝いの日々でもある。

さて、曲である。
構成は、ABAで、Aの部分は、春節を喜び、踊り
Bの部分は、中国の旋律が、叙情的に歌われる。
そして、Aの部分が戻り、曲は、輝かしい喜びの中、力強く終わる。

この曲は、中国の中では、有名らしい。
いかにも、祝典の音楽という感じで、
演奏会でのオープニングやアンコールにもってこいかもしれない。

この曲との出会いは、偶然だった。
何年も前のことだが、輸入楽譜屋さんにふらっと、入ってみたら、
セールで、中国の人民音楽出版社のミニチュアスコアを売っていた。
中国の曲は、珍しいので、安かったせいもあって、衝動買いしたのです。
それが、この曲でした。

どんな曲か、さっぱり分からなかったので、
ピアノで音をとったり、マンドリン合奏用に書き直したりして、
遊んでいた。
ずいぶん、中国っぽい音楽だなあ、と思っていた。
しばらくして、この曲のCD(グラモフォン)を見つけたときには、すぐ買いましたね。
(最近は、この曲の芥川也寸志指揮のCDも買いましたね)

中国のクラッシック音楽というと、
私は、まず、ピアノ協奏曲【黄河】が思い出される。
この曲も、今日の【春節序曲】もそうなのだが、
現代の曲という観点からは、
中国の音階?を用いた、ちょっと気恥ずかしい音楽かもしれない。
そして、ちょっと、大げさな音楽かもしれない。
でも、こんな素直な感情の音楽もあっていいのかも。

みなさんも、あまり、先入観を持たずに、中国の音楽を聴いてみましょう。
なかなか、民族色豊かで、おもしろいです。
(ただ、中国の現代音楽も機会があれば、聴いてみたいなあ)

では、最後に問題です。
中国語では、第一ヴァイオリンのことをなんと書くでしようか?

答えは、【第一小提琴】です。

えっ、知っていました。

では、ティンパニーは?
答えは、自分で調べてくださいね(笑)

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