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交響曲【画家マチス】(ヒンデミット) [ヒンデミット]

さて、手術した眼も良くなってきて、普通に仕事をして、
パソコンも長時間見ていても、大丈夫そうなので、
入院中に聴いていた音楽を書くことにしよう。
(とは言っても、まだ右目の視力が不安定です。ハイ)

で、最初の曲は、ヒンデミット作曲の交響曲【画家マチス】です。

ヒンデミットという作曲家を知っていますか?
1895年生まれのドイツの作曲家で、
無調的な音楽もあるけど、
新古典主義的な音楽もある。
親しみやすいと書いてある本もあるけど、
親しみやすい音楽は、少ないと思うなあ。
まあ、詳しいことは、
ネットで調べてください。

で、ヒンデミットの代表作を一曲というと、
私は、交響曲【画家マチス】ですね。
なんと言っても、この曲は、聴きやすいし、
3楽章がそれぞれ、特徴的で、わかりやすいと思う。

第1楽章[天使の合奏]
 最初の美しい主題、その後続く旋律が どれも親しみやすく、
 対位法的な書法が、これまた、美しいのです。
 この楽章には、気負いがかんじられなくて自然です。
 天使の合奏 という題名にふさわしい
第2楽章[埋葬]
 この楽章の雰囲気は、真ん中の楽章としてふさわしい。
 途中のオーボエ いいです。
第3楽章[聖アントニウスの試練]
 前の二つの楽章と違って、とても劇的な楽章です。
 なにかを物語るような序奏
 主題の展開も、いろいろあきさせない。
 そして、最後のコーダの部分は、とても印象的だ。

現代音楽風だけど、とても聴きやすい曲です。
ちょっと現代風の交響曲を聴きたい方にはお勧めです。

この曲の初演は、あのフルトヴェングラーが指揮している。
有名なヒンデミット事件というのもあるが、
(ナチス政権が、ヒンデミットの音楽にダメだしをして禁止した事件ですね)
芸術に政治がからむことは、音楽には不幸なことです。

ヒンデミット入門曲として、いいと思うのだけど、
問題は、次の曲ですね、
私なら「ウェーバーの主題による交響的変容」ですね。
この曲の最後かっこいいです。
でも、室内音楽や、ピアノ音楽は、そうとうひねくれていると思うのですが・・・

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で、画家マチスとは、全然関係ないのですが、
(まあ、画家という言葉であえて関係させてもいいのですが)
今日、東京の三菱一号館美術館に私の大好きな画家の一人
カンディンスキーの展覧会を見に行った。
後期の抽象絵画は、なかったのだが、
初期から中期にかけての絵も、なかなかです。
有名な「コンサート」の絵もよかったのですが、
その横にあった、ミュンター(カンディンスキーの恋人)が書いた
【テーブルの男】という
カンディンスキーが机の横で笑っている絵が、とても お茶目で、気に入りました。
なんだかなあ・・・
この絵、好きな人いますか?

で、ミルフィーユ・シリーズ(笑)第2弾です。
美術館横のラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブションのミルフィーユです。
おいしかったなあ・・・・
20110129155659.jpg
あれっ、このブログって、いったいなんのブログだ?
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