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緑の草原で 作品99(グレチャニノフ) [グレチャニノフ]

私は、結構、本屋さんに行って、いろいろな本を見るのが好きだ。
多分、ちょっと大きな本屋さんなら、
ゆうに、数時間は、本屋で暇をつぶせる。
(まあ、そんな時間もなかなかないのだけど・・・)
そして、CD屋さんや、楽器屋さんや、楽譜屋さんに行って、
いろいろなものを見るのも好きだ。

楽譜(ピアノ譜やら、スコアやら、ポピュラーなどいろいろですが)
をいろいろ眺めるのは、すごく楽しい。
もちろん、気に入った楽譜は、買うのですが、
ピアノ譜は、全然弾けなくとも、見ているだけでワクワクする譜面もある。
(ゴドフスキーの譜面なんか、弾けないのに買っちゃいましたからね・・・)
 
昔は、リストやショパンやラフマニノフのちょっとした曲を
自分で、なんとか通せるように、音とりをして、ピアノの練習したものだが、
今では、ちょっと難しい曲を練習する気力も体力も落ちている(笑)
(ハイ、これでも、昔は、
 リストの愛の夢第3番や、ショパンの軍隊ポロネーズや、ラフマニノフの鐘などなど
 人前では弾けないけど、通せる程度には練習したのですよ)

今では、新しい曲を練習しようとすると、技巧的に簡単な
ギロックの小品や、カバレフスキーの小品を弾いて、一人で楽しんでいる。
子供のためのピアノ曲集を、大人になって趣味で弾くと、
しかし、これは、とてもとても楽しい。

そんな私だが、ちょっと前に、楽器屋さんで見た楽譜に惹かれた

それは、グレチャニノフという、ロシアの作曲家のピアノ曲集で、
2冊あり、CDの模範演奏もついている楽譜だった。

中を見て思った。

「技巧的には、子供のための曲集だなあ」
「しかし、なかなか、おもしろそうだ」
「うーん、これなら、私でも、すぐに、楽しんで弾けるかもしれない」
「ロシアの作曲家は、基本的に好きだしなあ」

と思った次の日には、楽譜を2冊とも購入していましたね。(ああ、また貧乏・・・)

今日の音楽日記は、その中から
ピアノ小品集の【緑の草原で 作品99】です。

まず、グレチャニノフという作曲家は聞いたことがないかも知れない。
・ロシア風の国民主義の作曲家
 ・作品は、歌劇、交響曲、協奏曲、ピアノ曲、歌曲、合唱曲など、多数
 ・子供用の作品も多い
 ・1846年生まれであり、ラフマニノフより若い

興味がわいて、交響曲をナクソスで聴いてみたが、
これがなかなか、ロシア風の立派な曲で、
聴いていて、気持ちいい曲だ。

そして、このピアノ小品集【緑の草原で 作品99】だが、
全部で、10曲の小品からなっている。
子供のために作曲したのだが、
とてもイメージのわく曲達だ。
(ギロックや、カバレフスキーと同じですね)

勝手にイメージを書いてみよう。

第1曲【緑の草原で】・・・さわやかな緑の草原を思い出す。
第2曲【お母さんの歌】・・・やさしいお母さんの姿かな
第3曲【バラード】・・・ほんのちょっとだけ感情的な物語
第4曲【森の中をさまよって】・・・ちょっとだけ不気味。でも大丈夫
第5曲【散歩】・・・なんということのない曲ですが、私は一番好き。のどかで元気な散歩
第6曲【春の朝】・・・明るい朝。すがすがしい朝
第7曲【物語】・・・物語というより 曲のイメージは、童話かな
第8曲【田舎で】・・・さてさて、田舎に帰ろう
第9曲【山で】・・・やまびこが聞こえる。さあ登山だ。でも不安も・・・
第10曲【セレナーデ】・・・歌の世界へ・・・

私は、もっと歳をとっても、いつまでも、こういう曲を楽しく弾きたいと思っている。

知らない曲と出会うのは、楽しい。
知らない曲を弾くのは、楽しい。

うーん、まともに、ピアノ習っていたら、もっとよかったなあ・・・


さてさて、この記事で、399記事目だ。
次回は、400回の記念記事。
なにを書こうか、いろいろ考えているところです。







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