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チェロ協奏曲 ロ短調(ドヴォルザーク) [ドヴォルザーク]

チェロ協奏曲シリーズ第2回です。

しかし、今日も雑談からです(笑)

中学生の娘と、いつも朝は、駅まで、歩いていくのだが、
その時、唐突に、質問があった。

「歩道(特にタイルなど)を見ると、数センチの丸くて、黒いゴミのようなかたまり
 がよく、あるけど、あれはなに? ガムの投げ捨てにしては、すごく多いけど?
 前から、疑問なの?」

そんな事、お父さんは、考えてもみなかったので、
歩くときに、下をみたら、
結構、黒い丸いかたまりが、いっぱいある。
特に駅の回りの歩道には、ひどい。
確かに、ガムでは、こんなに多く、いろいろなところにあるとは考えにくい。
わからない時は、ネットという強い味方がある。
早速、検索だ。

皆さん、なんだか、わかりますか?

調べた結果、なんと、「ガム」の投げ捨て、だそうです。
いやいや、こんなに、投げ捨てが多いとは、・・・
捨てたガムに、ゴミがついて黒くなり、固形化する。そして、固まってはがれにくい。
そして、きたなくなる。というわけだそうです。

えっ、常識ですか?
私は、知らなかったなあ・・・
ちょっと歩く時に、下を見てください。
いやいや、多いですよ。

私は、ガムは、かまないのですが、
皆さん、ガムの投げ捨ては、やめましょう。
(って、こんなブログで言うことでもないか。でもやめましょうね)

と、今日の雑談は、そのくらいにして、
チェロ協奏曲シリーズの第2回です。

チェロ協奏曲と言えば、この曲をはずすことは、出来ないと思う。
おそらく、チェロ協奏曲の中では、一番有名な曲
今日は、ドヴォルザークのチェロ協奏曲です。

うーん、この曲、ファン多いですよね。
確かに、
ダイナミックさといい、
哀愁ただようメロディといい
チェロの技巧といい
いろいろと聞き所、満載だし、
聴いていて飽きることは、ない。

でもですね、正直、私、この曲を最初に聴いた時の感想が、下記のようだったのです。
 ・最初の出だしの旋律は、なんて変なんだろう
 ・なんか、哀愁ただようメロディが、ちょっとわざとらしいなあ
 ・管弦楽とチェロ独奏のバランスが悪いなあ
 ・民謡風の旋律が耳につく
 ・最後の終わり方が、素人ぽいなあ・・・
     等々
ははは、散々な感想ですね。
(ドヴォルザークさん、ごめんなさい)

そして、このチェロ協奏曲は、何回か実演でも聴くことは、あったし、
有名なだけに、CDも、何枚か持っている。

でも、最初のイメージが、悪かっただけに、
なかなか、この名曲を受け入れられなかったですね。

でも、この曲、最近、聴くことがあったのだが、
やはり、名曲だと言われるだけあって、
素直に聴くと、
響きは、すばらしいし、
チェロは、のびやかに歌うし
旋律もそんなに、いやらしく耳につかないではないですか

うーん、まだまだ、この曲は、私にとっては、超名曲とは、いかないまでも、
とっつきにくい曲ではなくなった。
いい曲だなあ、と素直に言えるようになってきた。
さてさて、これから、もっと、歳をとると、感じ方がどう変わっていくか楽しみだ。

最後に、この曲に対する疑問点?
この曲の解説には、必ず、ブラームスがこの曲を絶賛した
という話が出てくる。
ブラームスが、本当に絶賛したのかなあ・・・
全然、ブラームス好みでないと思うのだけどなあ・・・
この曲の初演は、1896年3月にロンドンだ。
ブラームス、死の一年前のことだ。
ブラームスは、この曲をどこで聴いたのだろう?
うーん、この話は、後世の人の作り話なんて、ことになったりして・・・
(えっ、根拠ですか? まったくないです。感覚だけで、書いてます(笑))

ドヴォルザークは、自然をテーマにした曲が多くある。
自然を愛する心があれば、この曲をもっと理解できるかもしれない。

そして、自然を愛する心があれば、
ガムの投げ捨ては、しないだろう・・・ははは、お後がよろしいようで
(このブログは、道徳ブログではありません。音楽ブログです。お間違いのないよう・・・)

次回は、昔から、私の大好きなチェロ協奏曲を書いてみよう。
あたるかな?

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ユーモレスク 作品101(ドヴォルザーク) [ドヴォルザーク]

さて、一週間ぶりの音楽日記の更新です。
今日は、久々なので、ピアノ小曲の超有名曲を書いてみよう。
この曲、皆さん、ご存じですよね
でもですね、その前に、ちょっと、ある男の物語を書いてみよう。
ちなみに、一年前の音楽日記を読んでから、
読むことをお勧めします。→(ここです。)
ははは、一年たった、男の成長は、いかに・・・

*****************************************************************
男は、思った、「今日もこの日がやってきた」
会社帰りの電車の中で、ずっと考えていた。
どこで、買おう???。何と言おう???。
男は、昨年のことを思い出していたのだ。
そう、昨年の店は、いろいろ聞かれて困った。
そういえば、あの店は、デパートの一階だったなあ。
デパートだからいけない。
もっと、庶民的な店で買おう。
男は、決断した。

駅前のミスタードーナッツの隣にある花屋に、その男は、入った。
そして、ずっと考えていた言葉を言った。
「すいません。花束をください。今日は結婚記念日なんです。
 予算は、○○○○円で、そして、花の種類や大きさは、まかせます。
 私には、よくからないので。」
言えた。完璧だ。男は、思った。これだけ最初からはっきり言えば、
向こうは、なにも聞いてこないだろう。

しかし、花屋は、笑いながら言った。
「奥様は、なに色がお好きですか?」
「ひまわりなどを入れると、変わった花束になりますが、どうです?」
「○○○○円ですと、大きさは、このくらいですが、いいですか?」
「結婚記念日の花束を持って帰るのが恥ずかしい男性もいるみたいですが・・・」
等々、たたみかけるように、にこにこしながら・・・・

そして、今回も、花屋の質問に対して、男は、昨年と同じことをきっぱり言った。
「すべて、まかせます」
男は、思った。
やっぱり花屋は、苦手だ・・・

そして、15分後、男は、昨年と同じく、大きな花束を抱えて、家への道を歩き始めた。
*******************************************************************************
そう、先日は、結婚記念日だった。
昨年から変わらず、
いつも、お茶か、牛乳か、米か、肉か、野菜か・・・しか買って帰らないが、
たまには、花だ!!!
しかし、花屋は、やっぱり苦手だ・・・


と、音楽に関係ない話は、これくらいにして、
この音楽日記、ちょっと大曲が最近、多かったので、
今日は、気分転換をしてみよう。
ピアノ小品集で、かるい気分で、聴ける曲達だ。

今日の音楽日記は、
ドヴォルザーク作曲の8曲からなるピアノ曲集
【ユーモレスク】である。

といっても、大抵の人は、この第7曲しか知らないと思う。
この第7曲だけは、飛び抜けて有名で、
ピアノ以外での演奏も数限りなくあると思う。
この第7曲もとても素敵な音楽なのだが、
他の曲も、結構いい曲が満載なので、ちょっと紹介してみよう。

第1曲
    スラブ舞曲風の激しい始まり。そして、中間部は、ちっょとおどけた感じだ。
    最後のトリルは、華やかで、かっこいい
第2曲
    うってかわって、響きが、綺麗。
    花が一面に咲いているようなとても美しい曲
第3曲
    ユーモアあふれる主題、変わった転調、無邪気に遊ぶ子供達のようだ。
    途中「チャルダス」が長調になったような旋律が素敵(笑)
第4曲
    クラッシック音楽というより、とてもムードあふれる音楽。
    どこかのバーで、演奏してもわからないかも(笑)
    途中の華やかな旋律も、いいですね
第5曲
    ピアニスティックな派手で明るい曲。
    でもどことなく、スラブ系が抜けていません。
第6曲
    楽しい雰囲気と、ちょっと憂鬱な気分がまじったような曲
第7曲
    多分、この旋律は、知らない人がいないと思う
    最初の旋律は、手をつないで、楽しく歩こうみたいな・・・
    中間部の過去を夢みるような旋律には、気持ちがすっーとなりませんか?
第8曲
    印象深い旋律、伴奏、全8曲の中では、一番激情的な曲だと思う。

【ユーモレスク】というのは、滑稽、きまぐれ、ユーモアなどの意味がある。
大曲もいいけど、たまには、ユーモアのあるピアノ小品を聞くのも、
楽しいし、心が、明るくなってくる。

人生には、こんな心も必要だ。

では、今回も、恥ずかしながら、買った花は、こんな感じです。(ハイ)

20080717221221.jpg
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わが母の教えたまいし歌(ドヴォルザーク) [ドヴォルザーク]

さて、今日は小品ながら、とても美しい旋律と、心に響く歌詞で、
とてもとても有名な曲
ドヴォルザーク作曲の【わが母の教えたまいし歌】である。

この曲、私が最初に聴いたのは、確か、管弦楽の編曲だったと思う。
その後、原曲での歌や、ヴァイオリン独奏や弦楽合奏で聴いた。
どんな楽器で演奏しても、また、いつ聴いても本当に、
しみじみとさせる名旋律だ。
(一番のお気に入りは、ヴァイオリンだけの合奏です。)

原曲の歌詞の大意は、
  「年老いた母が、私に歌を教えてくれた時、目に涙を浮かべていた。
   今、私が子供に歌を教える時、母を思い、同じように目に涙を浮かべる。」
といったものだ。

曲は、短い序奏のあとに、
すばらしい旋律が歌われる。途中の跳躍がなんともいえない雰囲気だ。
旋律としては、とても単純で、これを何回か繰り返すだけで、
時間も3分程度の曲だ。
しかし、もし聴いたことのない人がいたら、是非聴いてほしい。
とても懐かしいイメージが広がり、
自分の母の姿を思い出させること間違いない。

このブログでは、音楽以外のことは、あまり、書いていない。
しかし、今日は、私の年老いた母のことを書いてみよう。
数年前より、パーキンソン病を患い、認知症がかなり進んだ母、
今は、介護をしなければいけないのだが、
こうなって、初めて、思うのである。
もっと、親孝行しておけばよかったと・・・
若い人に言っておこう、時間を作ってでも、たまには、親孝行しなさいと。
(うーん、おじさんのちょっと説教じみた話になってしまった(笑))

さてさて、今日の音楽日記で、なんと、299記事である。
我ながら、よく続いたものだ。
次回は、記念?の300記事となるので、
大曲を用意しています。(この一週間、その曲を聴きまくっています。)
さてさて、なんでしよう。
乞うご期待


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