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夢 (ドビュッシー) [ドビュッシー]

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

といっても、昨年度(2017年)の日記は、
たったの13記事・・・
すいません。今年は、心を入れ替えて、なるべく多く書こうかなと。
まあ、継続は力なり
という言葉は、私は、好きな言葉なので、
青空のように 続けていこうと、思っています。
よろしくお願いします。

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さて、2018年の記念の作曲家といえば、
ドビュッシーの没後100年かな。
ということで、今日の音楽日記は、
ドビュッシー作曲のピアノ独奏曲《夢》です。

この曲、ドビュッシーの若い頃の作品で、
後年のあの独特な和声と革新的な響きの面影は少しはあるものの、
全体的に、とても聴きやすく、ともすれば、ムード音楽?になってしまいそうです。
(後に、ドビュッシーは、このあたりの若き日の作品を嫌っていたとか・・・)

確かに、技法的にも、最初の右手の旋律は単音だし、
その後もオクターブだし、
右手と左手が交互に旋律を弾く書法も普通だ。
(この部分、リストとか、タールベルクが作曲したら、
 かっこいい感じになるんだろうなあ ははは)
そして、甘い旋律と、コラール風の旋律が、交互に出る構成も新しさはない。

でもですねえ、この曲いいんですよ。
なんか、若い時にはこんな感情があったなあ、なんて思います。
コラールの旋律ですが、丁寧に弾くと、
なんともしれない感情がわいてきます。

若い時の作品には、その時の想いがある気がします。
それになんといっても、自分で、音をとって、ピアノで弾ける(笑)

この曲、いま、マンドリンオーケストラ用に編曲している最中です
(この秋、演奏するので)
イタリアの楽器のマンドリンと、フランス音楽の融合は、
すごく、面白い響きになりそうです。

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