叙情小曲集より【音もなく降る雪 変ホ短調】(ギロック) [ギロック]
さてさて、関東地方は、久々に雪が積もった。
とにかく、普段、雪なんか降らないものだから、
全然、雪に対する対応が出来ていない。
駐車場の雪かきをしようと思ったけど、
雪かき用のスコップ?は無いし、
四角いプラスチックの板を持って、雪かきしていたら、
板は、折れるし、腰は痛くなるし・・・
ということで、雪に関係する曲を一曲。
(そして、シューマンの曲は、ちょっと一休みして)
愛らしい、そして、やさしいピアノの小品を書いてみよう。
今日の音楽日記は、ギロックが作曲した、叙情小品集より
【音もなく降る雪 変ホ短調】だ。
作曲家ギロックや、その作品【叙情小曲集】については、
この音楽日記の過去のギロックの記事を読んでくださいな。
(でも、それよりネットで調べた方が正しく詳しいです。ハイ)
とにかく、この曲集は、私がピアノを弾いて音楽を楽しめる数少ない宝物なのです。
そして、この音楽日記では、
いままで、おりにふれ、24曲から8曲を紹介している。
【音もなく降る雪 変ホ短調】だが、たった、11小節の作品だ。
この曲集の中でも短い。
が、いかにも題名をイメージさせる、幻想的で美しい曲だ。
ピアノで音をだすと、とても、気持ちがいい。
微妙なちょっとした和声もいい。
何回も同じことを書くが、
簡単な譜面でも、イメージ豊かな曲を作れるのだ。
(これは、とても重要ですね)
さて、今日は、違ったことから、この曲のことを書いてみよう。
この曲は、変ホ短調である。
さて、♭は、何個付いているでしょうか?
ちょっと勉強した人は、お解りですね。
♭は、6つです。
こんなに、♭が付くと、
皆さんは、ピアノで、
音が取りにくいですか? 弾きにくいですか?
うーん、正直、私は、あまりそんなこと感じないのですよ。
でも、苦手という人は、結構いますよね。
でも、ピアノって、ハ長調(何も付いていない調ですね)より、
シャープが4つ、とか、♭が5つ、とか の方が、弾きやすいですよね、
と、勝手に私は、思っています。
そう、思いませんか?
(でも、私の所属するマンドリンオケの団体で、♭を6つも付けた編曲をしたら、
多分、マンドリンやギターを弾いている人から、大ブーイングです(笑)
確かに弦楽器系は、弾きにくいとは思いますね・・・)
あと、この曲には、ダブルフラット(全音下げる。ですね)が二カ所でてくる。
まあ、音楽理論上や、和声学上や、曲の進行上、
ダブルフラット や ダブルシャープは、確かに、必要かもしれないけど、
これは、ナチュラルで書いてくれた方が読みやすいなあ。
(例えば、シのダブルフラット なら ラのナチュラル と書いて欲しいなあ)
と私は、勝手に思っているのです。
何の曲か忘れたが、トリプルシャープが出現する譜面もあるそうだ。
そうなると、なんだか、よくわからんなあ・・・
叙情小曲集より【色あせた手紙 ホ長調】(ギロック) [ギロック]
さてさて、ちょっと濃い?ショパンの曲が5回も続いたので、
ちょっと一休みして、愛らしい、そして、やさしいピアノの小品を書いてみよう。
今日の音楽日記は、ギロックが作曲した、叙情小品集より
【色あせた手紙 ホ長調】だ。
ギロックは、アメリカの作曲家で、音楽教育に力を注いだらしい。
このピアノの為の【叙情小曲集】は、全24曲からなり、
どの曲も、技巧的にきわめて易しい。
しかし、どの曲も、きわめてイメージが豊かで、心に響くものをもっていると思う。
(24曲というと、そう、すべての調を使用していますね)
そう、このブログでは、何回も書いているが、
この曲集は、私がピアノを弾いて音楽を楽しめる数少ない宝物なのだ。
さて、知っている人は、しっていると思うが、
この音楽日記は、この【叙情小曲集】の一曲で始まった。
いままで、おりにふれ、24曲から7曲を紹介している。
(この24曲を全部紹介したら、このブログは、終わりかな(笑))
今日は、そんな曲集から、【色あせた手紙】を紹介しよう。
だった、18小節の作品だが、、ショパンの別れの曲をイメージさせる美しい曲だ。
盛り上がりもなく、これといった展開もないのだが、
ピアノで弾くと、感傷的な気分になるのは、なぜだろう・・・
多分、もちろん、ピアノを少しでも習ったことのある人は、初見で弾けると思う。
簡単な譜面でも、単純な和声でも、これだけイメージ豊かな曲を作れるとは・・・
うーん、でもですね、
最近は、手紙なんて、書かないでメールだし、
【色あせた手紙】という題名は、若い人には、ピンとこないかもしれない。
しかし、私の世代には、この題名には、なにか、青春の甘い香りがするんだなあ・・・(笑)
前にも書いたが、このギロックの【叙情小曲集】は、
その中の何曲かは、子供の発表会でも弾かれるが、
大人が弾いて楽しむ音楽でもあるんじゃあないのかなあ・・
そこには、子供とは、又違ったイメージの音楽がある
さてさて、今日は、このくらいにしておこう。
寝る前に、ちっょと【叙情小曲集】の何曲かをピアノでも弾いてみるか・・・
(自分自身のちょっとした幸せな時間なんだなあ・・・これが)
中国人の行列(ギロック) [ギロック]
さて、六カ国協議も終わり、各国の対応は・・・
す、すいません、政治ネタは、このブログでは、これ以上発展しません(笑)
こないだ、芸能人の回答するテレビ番組で、こんな問題がでていた。
『六カ国協議の六カ国とは、どの国か?』
皆さんは、すぐわかりますよね
(私も、すぐにはわかったのですが、一瞬とまどったのは、ちょっと反省だなあ。)
さて、六カ国の一つ、中国の音楽というと、なにを思いうかべるだろう。
(もちろんクラッシック音楽ですよ。女子十二楽坊ではありませんよ(笑))
今、おもいつくままに書くと、
曲では、ピアノ協奏曲【黄河】、管弦楽曲【春節序曲】
ピアニストでは、暴走派ランラン(笑)
中国の題名が付く曲は、中国の太鼓(クライスラー)、中国の踊り(チャイコフスキー)
といったところか?
なかなか、どれも特色ある曲やピアニストだ。
しかし、今日は、リクエストにお応えして、中国の題名が付くピアノの小品を紹介しよう。
またまた、ギロック作曲の叙情小曲集より【中国人の行列】である。
数分の短い曲である。
ゆっくりとした、中国の王様の行列のイメージか?
伴奏と旋律という曲ではなく、どちらかというと、音の響きをしっかり意識したい曲だ。
和音の響きを重視し、たっぷりと響かせたい。
♭が6個付いているが、ピアノでは弾きやすい。
(そう、だいたい黒鍵弾けば合ってますから・・・)
この曲は、ペダルを長く踏み、その上で、スッタカートで、和音を響かせる
これが、ちょい難しいかなあ
私のイメージは、中国人の行列というよりも、
ドビュッシーの名曲【沈める寺】に近いものを感じる。
そう、あんな感じで、たっぷりと響かせてほしい。
最後の四小節も、ペダル踏みっぱなしで、鐘のように響かせてほしいなあ。
いろいろ書いたが、
ギロックのこの叙情小品集は、短いのにとてもイメージのわく曲ばかりだ。
そんな曲集は、私は、大好きだ。
なつかしいヴァレンタイン(ギロック) [ギロック]
さて、今日2/14は、バレンタインデーだ。
思い起こせば、一年前のこの日の音楽日記は、チョコレートにちなんで、
エリック・サティ作曲の【アーモンド入りチョコレートのワルツ】を書いた。
さて、今年は、なにを書こうか、
O.シュトラウスの【チョコレートの兵隊】は、ちょっとマイナーだし、
J.ケージの【季節はずれのバレンタイン】は、
聴くのには、とても素敵な作品だが、プリペアード・ピアノはなあ・・・
ということで、今日は、私がとてもとても好きな曲集
ギロックの叙情小曲集より【なつかしいヴァレンタイン】である。
(と言っても、この曲、バレンタインデーとは、なんの関係もないらしい(笑))
さて、ギロックは、1917年に生まれたアメリカの作曲家で、
子供の音楽教育の為に数多くのピアノ小品を書いている。
ただ、子供の教育用かもしれないが、
とても表情豊かで、イメージのわくすばらしい曲ばかりだ。
私のような、素人の大人のピアノ弾きにとって、なくてはならない存在なのだ。
(技巧的には、簡単なので・・・)
そう、この叙情小曲集のいくつかの曲は、私が愛奏してやまない曲だ。
いままで、この音楽日記でも、全24曲からなる、この叙情小曲集より
・秋のスケッチ
・セレナーデ
・月の光
・十月の朝
・森のざわめき
の5曲を紹介している。
さて、今日は、第23曲の【なつかしいヴァレンタイン】である。
16ページの短い曲で、とても懐かしいイメージの曲だ。
ピアノで音を出して弾いてみると、とても簡単な曲なのに、
とても豊かな響きがする。
他のギロックの曲と同じで、子供より、大人が弾いてもらいたい曲だ。
バレンタインデーとは、関係ないらしいが、甘い香りがする曲でもあるなあ。
一生懸命練習して、リストやショパンの曲を弾くのもいいですが、
たまには、初見で、ギロックの曲を表情をこめて弾くのもいいですよ。お勧めです。
ところで、チョコもらいましたか?(それとも渡しましたか?)
まあ、私の歳になれば、小学生の娘とかみさんからもらえれば、幸せってもんですね。
森のざわめき(ギロック) [ギロック]
さて、今日は、記念日です。
なんの記念日か、わかりますか?
答えは、このブログの最後の方で・・・・
ということで、今日の音楽日記は、その記念日にちなんで、
アメリカの作曲家ギロックが作曲した叙情小品集の第1曲【森のざわめき】である。
(さあ、わかった方いるかなあ・・・いないですよね)
ギロックという作曲家は、普通のクラッシック音楽ファンには、知られていないと思うか、
ピアノを習ったことのある人には、おなじみだろう。
私は、ピアノを先生に習ったことはなく、完全に独学なのだが、
簡単な曲は、ないかなあ、と大人になって、曲をさがしている時に、
ギロックという作曲家に出会った。
叙情小品集という作品は、24曲の小品からなっており、
子供向け?ではあるが、大人が弾いても、十分に楽しめる音楽性がある曲ばかりだ。
その曲集の第1曲目が、【森のざわめき】である。
森の自然をみごとに描いている。
フォルテの記号は、いっさいなく、柔らかなトリル音型の中に、やさしい歌が聞こえる。
そう、本当に上手に弾くと、木の葉が舞い散る森の中にいるように聞こえるだろう。
技術的には、さほど難しくない、というより、易しいだろう。
それなのに、これだけ優しく音楽的な曲には感心するばかりだ。
この叙情小品集は、私にとって、大切な曲集だ。
さて、今日は、・・・
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そう、今日(12月14日)は、この音楽日記のブログを始めて、ちょうど一年になる。
最初の記事は、ギロック作曲の叙情小品集より
【秋のスケッチ】だった。
ははは、今、読み返してみると、最初の頃は、随分短く書いていた気がする。
だいたい、一回目から今日まで、なんら脈絡もなく、
クラッシック音楽のいろいろなジャンル(とは言っても、ピアノ音楽が大部分)
を書いてきましたが、改めて、読み返してみると、
うーん。なんだかなあ、という過去記事もあって、おもしろい。
ところで、そもそも、なんで、私は、ブログを始めたか?
(オイオイ、そんなことは、最初に書くべきだろう・・・)
【音楽の芸術は、作曲家と演奏家と聴衆で成り立つ
それぞれは、別の立場になりうるし、またそれぞれが別の芸術家だ】
みたいなことを現代音楽家ジョン・ケージが言っている(気がしている・・・)
(すごく、いいかげんなので、違っているかもしれません。)
私は、音楽に関しては、ばりばりの素人だが、(いばれることではないですね)
演奏に関しては、一応、某マンドリンオケの指揮者だ。
作曲に関しては、一応、作曲している。(家族にさえ、理解してもらえない・・しくしく)
聴衆としての音楽評論はしていないことに気が付いた。
そうだ、音楽評論のブログを書いてみよう。
という理由で、このブログを立ち上げたのです。
す、すいません。全くのウソです。ごめんなさい。ごめんなさい。
そんな訳ないですよね。
こんな、かっこいい理由は、まったくありません。(笑)
でも一応、演奏と作曲は、本当です。
ブログを始めたのは、周りの人がやっているからで、まあ、経験だ。と思ったからです。
普通の日記では絶対に数回で終わってしまうから、
好きなクラッシック音楽のことを書けば、
まあ、何回か、書くだろうなあ、と思ったのです。
その程度だったので、一年も続くとは、正直、思わなかったです。
それに、好きな音楽のことを書くこと自体、苦にならないし・・・
最初のころは、知っている人も少ないと思うのですが、
コメントも受け付けない設定だったのですよ
まあ、友人に、コメント欄の開放をせまられて、
何ヶ月かたってから、コメント欄を開放したら、
過去記事にもコメントがくることもあるし、
知らない人との交流も、なかなか楽しいもんだと思っています。
まあ、ブログで、全世界に発信(そんな大げさなもんじゃないだろう・・(笑))
しているので、
今後も、自分の言葉で音楽を語っていこうと思っています。
(おっと、たまには、真面目な文章だ)
まあ、クラッシック音楽は、無限の数の作品があるわけだし、
どれもこれも、魅力的だ。
(正直、私は、あまり、嫌いな音楽はないのです。)
本当、音楽のおかげで、人生すこしだけ幸せに生きています。
このブログを読んで下さる皆様、
それにniceやコメントを下さる皆様、
いつも、ありがとうございます。
結構いいかげんな個人的な思いの強い音楽日記ですが、
これからもよろしくお願いします。
(って、いつまで、続くかわからないけど・・・)
叙情小曲集より【十月の朝】(ギロック) [ギロック]
さて、最近、この音楽日記は、小品の曲が少ない。
基本的に、私は、この音楽日記に書く曲は、
曲を聴いて、自分の言葉で書くことを心がけている。
そして、自分で音を出せる曲は、全然弾けなくとも、
ちょっとでも、ピアノの前に座って音を出してみている。
小品でない曲を書こうとすると、どうしても、ちょっと時間に追われてしまう。
そして、最近、自分一人の楽しみの為にピアノを弾いていない。
この音楽日記は、ギロックの【秋のスケッチ】というピアノ小曲より始まった。
今日、会社からちょっと早く家に帰ったので、
ちょっと、この曲をピアノで弾いてみたんだけど、いいんだなあ、これが・・・
初心忘るるべからず。
ということで、
今日の音楽日記は、
近代のアメリカの作曲家・教育家であったギロック作曲の叙情小品集より
第3番【十月の朝】である。
この叙情小品集は、全部で24曲あり、
どれも小品だが、すばらしいイマジネーションの世界にあふれている。
そして、技巧的には、とても易しい。
この音楽日記でも、いままで、この曲集より
【秋のスケッチ】【セレナーデ】【月の光】の三曲を紹介している。
今日、紹介する【十月の朝】は、この小品集の中で、最も短い曲である。
わずか10小節しかない。
それに、ピアノを少しでも弾いたことのある人は、十中八九、初見で弾けるだろう。
技巧的には、とても易しい。
作曲者の甥の誕生を記念して、子守歌として書かれたらしく、
「幸せに、自由に」という表情記号がつけられている。
この曲集は、よく、子供が弾く。
しかし、この曲に秘められた、喜びや、幸せの感情は、
人生を生きてきた大人の方が確実に、表現できるような気がする。
今日は、この短い曲を自分で弾いて見る。
幸せだ。楽しい。イメージがわく。
弾けない曲のことを書くのも、とても楽しいけど、
やっぱり、自分でピアノを弾くのは、楽しい。
ということで、しばらく、小品が続くかしれません。
でも、きっと、そう言っても、マーラーの交響曲とか書いたりして(笑)
月の光(ギロック) [ギロック]
さて、最近、この音楽日記で書くピアノ曲も難曲が多くなってきた。
なぜだろう。
過去の記事を読むと、自分で、音を出して弾いてみた感想も書いてある。
その答えは、簡単だ。
私が弾けるピアノのレパートリーが少ないからに決まっている(笑)
さてさて、時間ができたら、ピアノ教室にでも通おうかなあ・・・オイオイ
ということで、今日は、初心に返って、
私が最も愛好するピアノの小品集から一曲書いてみよう。
そのピアノの小品集とは、アメリカの作曲家ギロックが作曲した。
【叙情小曲集】である。
この曲集は、全部で24曲からなり、技巧的には、易しい。
ちょっとピアノを習った人なら、簡単に弾けるのではないだろうか
(でも私のような素人には、丁度いい程度のピアノ曲集なのです。)
曲想からは、ショパンや、シューマンや、ドビュッシー等々
を感じ取ることができる。
ギロックは、この作品も、これ以外の作品も、子供の学習用によく使用されるが、
私は、どの曲も、大人が弾いて楽しむのに十分な内容と、イメージが詰まっていると思う。
大人になって、ピアノを弾こうと思う人にはお勧めだ。(多分そうですよね)
以前、この音楽日記の中では、この【叙情小曲集】から、
第12番【秋のスケッチ】・・・・一番の人気曲ですね。私も大好きだ。
第15番【セレナーデ】・・・・・恋愛映画をイメージできる美しい曲
を紹介したが、
今日は、第11曲の【月の光】を書いてみよう。
【月の光】と言えば、ピアノ曲では、ドビュッシーの名曲がある。
このギロックの曲も、最初の音の響きと、運指が、ドビュッシーのもの似ているため、
どうしても比較されるかもしれない。
ギロックも、もちろんそれを頭に置いて作曲したと思うが、
私には、全体の響きの感覚は、ドビュッシーのものとは、異なり、
もっと、繊細な響きに感じられる。
ちょっと弾いてみよう。
音がすべて重音の為、響きを美しくするのが難しい。
それに、私の技術では、最後の速いパッセージが、やわらかく、自由に、消えるように
粒をそろえて弾けない。
(この部分をすっーと弾けたら気持ちいいだろうなあ・・・)
フォルテの部分がないだけに、響きが重要なファクターだ。
しかし、弾きながら、月の光がイメージできる曲であることは間違いない。
イメージできる曲。それは名曲だ。
ギロックの音楽には、指の動きの技巧だけでない、心の部分がある。
それが、一番あらわれているのが、この【叙情小曲集】だと思う。
さてさて、いつの日か、この24曲を全部紹介できるのだろうか?
(しかし、ベートーベンのピアノソナタも全部、書きたいし、
ショパンもリストも書きたいし、ラフマニノフも、スクリャービンも
・・・・無理だあああああ・・・)
叙情小曲集よりセレナーデ(ギロック) [ギロック]
男は、会社で午後1時より、パソコンの前に座って、
製品の仕様書をエクセルで書いていた。
その男は、めずらしく、ローマ字入力ではなく、かな文字入力だった。
午後3時になった。そろそろ、男の肩もこってきたし、入力ミスもでてきた。
さて、一休みするか、男は、区切りの良い文章まで入力しようと思った。
男は、疲れていたので、手が重たく感じていた。
(挟み込み・・・・)という文章を入力しようと思った。
男は、 は さ み と入力した。
その瞬間、エクセルの画面が消えた。
男は、最初パソコンがフリーズしたと思った。
しかし、他のプログラムは、正常だ。
そして、再度、エクセルを立ち上げたが、いままで入力した表と文章は、消えていた。
男は、その日、仕事をする気がまったくなくなった。
(なんでそうなったかは、このブログの最後に書いています。
ちゃんと論理的な理由はありまよ。推理してみてください。(笑))
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上記は、私の身の上に起こった本当のことである。
こんな気分で家に帰ったので、今日は、静かにピアノを弾こうと思った。
そこで、今日の日記は、ギロックの叙情小品集より【セレナーデ】である。
ギロックの叙情小品集を知っているだろうか?
24曲の小品からなるこのピアノ曲集は、
私のような、技術無し素人いいかげんピアノ弾きにとって、大切な宝物である。
子供の教育用練習曲集だけでなく、大人にも弾く楽しみを与えてくれる。
もし、これからピアノを弾いてみたいという大人の人がいたら、
だんぜんの一番のお勧めの曲集である。
さて、この中で一番人気は、【秋のスケッチ】という曲だが、
この【セレナーデ】という曲は、
とてもとても、なつかしい感じと安らぎを与えてくれる。
テレビの恋愛ドラマのBGMにかかってもおかしくはない。
楽譜にして、1ページしかない小品である。
旋律は、一度きいたら忘れられないし、終わり方も余韻がつづく。
是非、聴くだけでなく、弾いてもらいたい曲である。
(さあ、ピアノを買いに行こう)
今日は、この曲で、気分がもとにもどった。ははは
さて、なぜ、エクセルが突然消えてしまったかの理由である。
(これは、会社の隣の人が推理した原因だが、100%あっていると思う。)
私は、めずらしいことだが、ローマ字入力でなく、かな入力なのである。
その前の入力で、英数入力にしており、かな入力に戻す予定が、していなかったみたいだ。
そして、運の悪いことに、その時、Altキーを手か、書類かなにかで、
押さえぱなしになっていた。
その状態で、 は さ み と入力したので、
Altキー を押したまま、 F X N と入力したことになる。
もうおわかりですね。
F(ファイル)-X(終了)-N(保存せず終了)
あーあ。こんなことが本当に起こるとは思わなかった。運がわるい とほほ・・・
秋のスケッチ(ギロック) [ギロック]
秋のスケッチである。
この曲は、ちょっと不遇かなあと思っている。
本格派のクラッシックファンには、
「そんな曲しらないよ」と言われ
ピアノを習っている子供をもつ人には、
「ああ、あのピアノの発表会でよく弾く曲ね」と言われ
ひねくれた音楽ファンには、
「あの曲なら、ブラームスの交響曲四番か、中村雅俊のふれあい を聴くよ」
と言われてします。
でもね、私、この曲好きなんですよ。
技術的には結構簡単だし、
どんなテンポで弾いても、癒されるし、
ペダルを使っても、曲の雰囲気は良くなるし、
プレトニョフ(私の好きなピアニスト)あたりが録音してくれないかなあ(笑)
この曲は、ギロックの叙情小曲集の中の一曲なのですが、
この曲集には、心があると思う
子供のピアノ発表会だけの曲にしては、おしいよなあ・・・・
追記
さてさて、ブログの開始である。
いつまで続くのか楽しみだなあ
しかし、最初の記事に秋のスケッチをもってきたのは、こぢんまりしすぎかも
ゴドフスキーあたりをどどーんと持ってきた方がよかったかも・・・・