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合奏協奏曲 ニ短調【ラ・フォリア】(ジェミニアーニ) [ジェミニアーニ]

先日の土日も朝から夜まで、演奏会が近いので、マンドリンの練習だった。
趣味とは言え、歳のせいもあり? 家に帰ると、バタンキューだ。
(特に今年は、ダンスもやるし・・・えっ)

なぜか、そんな時、忙しい時、疲れた時には、バロック音楽がとてもいい。
ヘンデルの合奏協奏曲も最近よく聴いていたが、
ついでに、ジェミニアーニの合奏協奏曲も、通勤電車の中で、よく聴いている。
電車の振動と、よく合うんだなあ・・・この音楽が(笑)・・・そして、睡魔が・・・

ジェミニアーニの合奏協奏曲は、コレルリの有名なヴァイオリン・ソナタを
合奏協奏曲に編曲したユニークな作品で、
今日の音楽日記は、その中で最も有名な作品
合奏協奏曲 ニ短調【ラ・フォリア】である。
【ラ・フォリア】というのは、スペインの3拍子の舞踏音楽で、
和声や低音の進行は、決まっているらしい。
(この和声進行は泣けます・・・ハイ)
(そして、主題の旋律もいいいです。)

ジェミニアーニの合奏協奏曲は、
ヴァイオリン独奏より、重厚な編曲となっている。
しかし、全く違和感がないんだなあ、この編曲は・・・
バッハのシャコンヌを合奏用に編曲すると、ちょっとだけ違和感があるのだが、
このジェミニアーニの合奏協奏曲への編曲は、とても気持ちがいい。
変奏自体は、どれも、お約束の変奏だが、
これが、また、疲れた時にいいんだなあ。

ちょっと荘厳な主題も、はなやかな走句も、原曲のもつ変奏の形を変えずに、
合奏という音色に、とてもマッチしている。

独奏もいいけど、合奏もいい

この【ラ・フォリア】の和声進行は、とても好きだ。
多分、この和声進行を嫌いという人は、少ないと思う。
人間には、やはり気持ちのいい和声進行はあると思うのです
(この主題に近代的な和声を付けるのには、ちょっと・・・)

疲れた時には、こんな音楽がいいなあ。
しばらく、バロック音楽ばかり聴くかも・・・


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