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フーガ・イ・ミステリオ(ピアソラ) [ピアソラ]

このブログの題名は、「クラシック音楽日記」なのです。
(今まで、間違って、クラッシック音楽日記って書いてあったの知ってますか?)

さてさて、クラシック音楽とは、なんだろう?
いろいろ調べると
西洋の音楽を基とした、伝統音楽のこと
と書いてあったり、
歴史的に長く、評価の定まった音楽のこと
と書いてあったり、
大衆音楽でなく、非大衆音楽のこと
なんて、書いてあることもある。

まあ、バロック音楽や、バッハ、ベートーベン等は、誰でも、クラシック音楽
とするけれど、
クラシック系の作曲家の映画音楽からの組曲とか、・・・
ポピュラー系の作曲家の交響曲とか、・・・
ジャズや民俗音楽の管弦楽曲とか・・・
ミュージカルの曲とか、・・・
まあ、あえて、分類しなくてもいいのですが、
人によっては、クラシック音楽と呼ばない作品もあると思う。
まあ、大まかな音楽の分類なので、どうでもいいことなのかも知れない。

さて、今日は、アルゼンチンの生んだすばらしい作曲家(演奏家)のピアソラの作品だ。
ピアソラは、基本的には、タンゴの作曲家であり、
クラシック音楽のジャンルに入らない作曲家かも知れない。

しかし、その音楽を聴くと、
タンゴとジャズとクラシックを合わせた、
とても人間的な、情熱あふれる音楽だし、
音の響きは、とても斬新だ。
そして、リズムもクラシック音楽を聴いている私には、最初聴いたとき、
とてもとても、重厚かつ、人間の本能の音楽だった気がした。

ピアソラの音楽をクラシック音楽の聴衆にもちこんだのは、
ヴァイオリニストの、ギドン・クレーメルだろう。
私が、ピアソラの音楽と初めて会ったのも、クレーメルの演奏だった。
その後、ギターの演奏で多く聴きましたね。

さてさて、今日の音楽日記は、ピアソラの曲である。
(クラシック作曲家でないんじゃない、という意見は、おいといて・・・)

代表作のブエノスアイレスの四季や、タンゴの歴史や、
ちょっと前に流行った リベル・タンゴもいいけども、

私は、最近知った、【フーガ・イ・ミステリオ】が大好きだ。
(【フーガと神秘】ともいうそうです)
この曲、元々は、【ブエノスアイレスのマリア】の中の一曲らしい。

知らない人は、是非聴いてほしい。
最初のフーガ主題のかっこいいことといったら、それはそれは・・・。
ちょっと主題はジャズっぽいけど、リズムも最高だ。
そして、フーガとなり、旋律が重なっていくけども、
それを支えるタンゴのリズムと共に、テンションがあがっていく。
ゆっくりした部分の旋律も、とてもいい。
ある意味、とても人間的な音楽だ。

随分前だが、NHKで、クレーメルがこの曲を演奏していた。
いやいや、かっこよかったなあ・・・

ピアソラの音楽は、人間の本能をくすぐると思う。
タンゴの音楽がそうなのかも知れない。
タンゴ音楽、結構最近、いいと思えるようになってきました。
(小松さんのCDも随分聴いたし・・・)


さてさて、ピアソラを書いてしまった。
このぶんで、いくと、ミュージカルの音楽なんかも書いたりして・・・


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