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ワルツ「女学生」(ワルトトイフェル) [ワルトトイフェル]

さて、2015年が記念の作曲家では、
今年に入って、この音楽日記に書いた、
スクリャービン、タネーエフの他には、
ワルトトイフェルも没後100年です。

ワルトトイフェルは、フランスの作曲家。
ワルツやポルカなど、とっても聴きやすい音楽を作曲しています。
代表曲は、
なんといっても、「スケーターズワルツ」
(この音楽日記でも書いてます⇒過去記事はこちら
あとは、ワルツ「スペイン」
(これも、この音楽日記で書いています⇒過去記事はこちら
等でしょうか。

もうひとつ代表曲をあげると、
やはり、ワルツ「女学生」ですよね。
今日の音楽日記は、この曲です。

このワルツは、とても楽しいワルツです。

ワルトトイフェルが、窓の外を見て
女学生が、楽しく学校にいく様子を
イメージして作曲した曲と言われています。

ははは、す、すいません。
これは、ウソですね。
(でも、私がクラシック音楽を聴き始めたころは、
 こんな解説があったような気が・・・)

最近は、ネットで調べてもらえば
すぐわかるのですが、この曲、
原題は、Estudiantinaで、
スペイン語の、学生の楽団
という意味だそうです。
(女学生という言葉は、まったく無い)

まあ、日本語訳にする時に、
翻訳を間違えたらしいのですが、
「女学生」というイメージは、個人的には、
なかなかこのワルツには、合っているのではないかと
とも思います。
(作曲者は違う・・・って言いそうだけど)

曲は、全曲通して、スペイン色あふれたワルツで、
カスタネットの響きも、とても楽しい。
なにも考えずに、心地よいワルツのリズムを
楽しみましょう。
この曲は、すでにあった別の作曲家の旋律などを
使用しているようですが、
人の旋律をワルツにする手腕は、
ワルトトイフェルは、一流かもしれません

ワルトトイフェルは、今年没後100年だけど、
あまり、関係なく、ずっと聞かれる音楽だと思う。
でも、最近、スケーターズワルツとか、
普通の演奏会で、
演奏するオーケストラ少ないなあ・・・
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ワルツ スペイン(ワルトトイフェル) [ワルトトイフェル]

暑い日が続きます。
こんな日は、精神的に重い曲ではなく、
楽しく軽い曲がいいです。

ということで、今日の音楽日記は、
「スケーターズワルツ」で有名なフランスの作曲家
ワルトトイフェル作曲のワルツ《スペイン》です。

曲は、短い序奏の後、優雅で楽しいワルツが流れるように、いくつも続き、
楽しい雰囲気のまま短いコーダで終わります。

とてもとても雰囲気のいいワルツなのですが、
クラシック音楽好きなら、この曲を聞いて誰もが考えることがあります。
それは、
「あれっ、シャブリエ作曲の狂詩曲スペイン と何が違うんだ?」
ですね。

実はこの曲、有名なシャブリエ作曲の狂詩曲スペインの主題を基にしたワルツです。
と言うことで、正確には、ワルトトイフェル編曲と言った方がいいかもしれません。
しかし、このワルツへの編曲は、とてもとてもよく出来ていて、
狂詩曲スペインを聴いているみたいになります。
実は、原曲のリズムがとりにくい部分は、3/4のワルツで楽ですし、
速弾きの部分は、カットされていて、別の旋律になっていますし、
いやいやワルトトイフェルさん、すごいです。弾きやすいです(笑)
ワルトトイフェル独自の旋律も入っているのですが、
まったく違和感がありません。

ちなみに、シャブリエの狂詩曲スペインは 1883年作曲
ワルトトイフェルのワルツスペインは、1886年作曲です。
作曲者同士の話があったのか、著作権はどうだったのかなどの
当時のことは、わかりません。

この曲は、細かいことは考えず雰囲気を楽しみましょう。
なかなか楽しめる曲です。
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スケーターズ・ワルツ(ワルトトイフェル) [ワルトトイフェル]

さて、バンクーバー五輪のフィギュアスケート女子、凄かったですねえ。
私などは、見て楽しむだけなので、お気楽なのですが、
選手は、いろいろ、プレッシャーが、大変だろうなあ・・・・
そんな中、ああいう演技が出来るのは、さすがです。

で、フィギュアスケートには、クラシック音楽も結構使用されていて、
どんな音楽が、使われるのかも、面白い。

今は、スケートで連想されるクラシック音楽というと、
「誰も寝てはならぬ」とか
「仮面舞踏会」(少年隊ではありませんハチャトリアンですね)とか
月の光」とか
前奏曲 嬰ハ短調 鐘」(ラフマニノフ)とかかもしれません。
ガーシュインのピアノ協奏曲もいいし、
リストの「死の舞踏」を使用していた選手もいましたね。
(関係ないけど、時間の関係で、曲をカットしたり、アレンジしたりするのは、
 ちゃんとやれば、いいのだけど、「ラフマニノフの鐘」の構成の曲アレンジだけは、ちょっとばかり
 私には、違和感ありますね(笑))

まあ、そんなことは、置いておいて、
昔は、スケートで連想されるクラシック音楽といえば、この曲しかありませんね。

今日の音楽日記は、フランスのワルツ王と呼ばれた
ワルトトイフェルが作曲した【スケーターズ・ワルツ】です。

誰もが、思い浮かべるのは、優雅な旋律の第1ワルツの旋律だと思うのですが、
ちゃんと、冬の情景のような、静かな序奏から、始まり、
いくつかのワルツが、次ぎから次ぎに出て、
第1ワルツが再現した後、華麗なコーダで終わる。

まあ、あまりにも優雅なので、
第2ワルツも第3ワルツも第4ワルツも、流れるように耳に入ってくる
そう、とても上品な音楽だ。
いい曲なんだけど、
この曲に関しては、うんちくも、なにもないですね
まあ、いいか・・・(笑)

最近のスケート場(うーん、近くにもないし、最近、行ったこともないのだけど)
で、この曲流している場所って、あるのかなあ。
多分、J-POPとかばかりで、
この「スケーターズ・ワルツ」もスケート場では、忘れ去られていくかもしれない。
それに、演奏会で演奏されることも、少なくなる気もするし・・・

こういう、ライトクラシック系の曲は、なかなか、気持ちいい曲が多いのだけど、
最新録音や、変わった演奏もなかなかないし・・・
いい曲なんだけどなあ
(ちなみに、マンドリンオケ用に編曲して、演奏したことありますが、
 こういう曲は、演奏する方も、結構、気持ち良かったですよ。)

フィギュアスケートで、人が使わない、いろいろなクラシック音楽が使用されているけと、
ここは、逆転の発想で、この「スケーターズ・ワルツ」を使用する選手がいたりして・・・
ははは、そんなことはありそうもないですね

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