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《ピエール・ブーレーズのための俳句 75歳の誕生日に》(細川俊夫) [細川俊夫]

皆様、ご無沙汰しています
すっかり、ブログから遠ざかっていて、本当に久々です。

昨日(12/11)サントリーホールに「亀井聖矢ピアノリサイタル」を聴きに行ってきました。
2019年の日本音楽コンクールのファイナルで弾いたサンサーンスのピアノ協奏曲第5番は
本当に素晴らしく、3年前から、このピアニストのを推していた おじさんの私(笑)
現在20歳。今年ロンティボー国際コンクールで優勝。
今日のリサイタルも、素晴らしかったです。
演奏ももちろんいいのですが、プログラムの構成が、単に技巧曲だけでなく、
知られてない現代曲も混じっていて、これがなかなかよいのです。
初めて聴く、フーガシティ(バレーロ)やファンファーレトッカータ(ハフ)等の技巧的だけど、
聞かせどころのある曲も面白い。
そして、その間に有名な曲が入る選曲はなかなかだと思います。
特に2部
細川さんの繊細なピアノ現代曲と、リストのノルマの回想という技巧曲を繋げて弾くなんて、
かっこいい。と思ったのは私だけかもしれませんが・・・。
(灰色の雲とかならまだわかるけど、ノルマの回想ですよ。いやあまいった)
アンコールは「マゼッパ」「カンパネラ」「イスラメイ」と技巧曲をたっぷりと
技巧を見せるだけでなく、歌う呼吸やリズム感が本当に素晴らしい。
(ノルマの回想が単なるバリバリ音楽でないことを再発見しました。)
ちなみに、演奏会終了後、CDを買うと、本人から直接サイン入りポストカードをもらえるのだけど、
並んでいるのは女性ばかりで、おじさんはほぼ皆無。ははは

で、今日の音楽日記ですが、曲も紹介しないと、ということで
その時に弾かれた、細川俊夫作曲の《ピエール・ブーレーズのための俳句 75歳の誕生日に》
です。昨日初めて聴きました

この曲2000年に作曲された曲で、3分程度の曲です。
時々 音の動きがあるけれども、
基本的には、ほとんどが、単音か音の塊のピアノの音の響きの余韻とその空間を楽しむ?
ような曲です。
なので、サントリーホールのように残響のよいホールでないと、
なかなか、難しいかもです。
それに、単品での演奏もなかなかないかも。
なので、実演で聴くことはなかなかないかもしれません(勝手なこと言っていますが)
反対に、雑踏の中 駅ピアノで弾いたら、どうなのかなあ等と、変なことも考えてしまいました。
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