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ボヘミア奇想曲(S.ラフマニノフ) [ラフマニノフ]

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
まあ、ぼちぼちと更新はしようかと・・・
で、2023年は、ラフマニノフ生誕150周年ということで、
ちょっと、無名な曲を紹介しようと思います。

ラフマニノフは1873年生まれのロシアの作曲家。
ピアノ協奏曲第2番や交響曲第2番等、
クラシック音楽の名曲を数多く残している大作曲家です。
ラフマニノフと言えば映画音楽風の甘い旋律、
そして民族的な舞踊風なリズム等、
人々を引き付ける音楽にかけては天才的とも言われています。

さて、今日紹介するボヘミア奇想曲(別名:ジプシーの主題による奇想曲)は、
ラフマニノフの数多い作品の中でも、まったく無名の曲だと思います。
ラフマニノフ自身失敗作と考えていたみたいですが、
若き日の作品(21歳の時)で、きらりと光る原石のような作品です。
曲は最初のティンパニーのリズムが続く中の序奏(ティンパニーがかっこいい)。
悲しみの葬送行進曲。それに続くクラリネットとフルートの甘いソロ。
それに続く映画音楽のようなメロディ。
そして、雰囲気が変わって後半はロシアの舞曲となり、
本当に、これでもかという位、同じ旋律を演奏し、徐々にスビートを上げて行き、
頂点でこれで終わりと思ったら終わらない(笑)。
最後のコーダが待っているといった、
やりたいことを全部詰めた若き日の意欲作となっています。
若いっていいなあ。若い時は怖いものがないなあ。など感じたい方は必聴です。

この曲、マンドリン編曲で演奏したけど、年寄りには体力がきついです。はい
20230101_080359.jpg



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