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ルーマニア狂詩曲 第1番 (エネスコ) [エネスコ]

すっかり、一週間に一回程度の更新になってしまっている、みどりのこびとちゃんです。
ゆっくり、数日、音楽ばっかり聴きたいなあ・・・なんて、思っているのですが。

で、ニュースをみていたら、
アメリカの名門オーケストラ フィラデルフィア管弦楽団が破綻 というニュースがあった。
最近は、どうも、経営難に陥っていたらしい。
まあ、演奏活動は続けるらしいので、はやく経営的な部分が再生してもらいたいものです。
やっぱり芸術活動といえども、この世の中、経済的な面もあるし・・・

フィラデルフィア管弦楽団というと、私は、なんといっても、
指揮者オーマンディを頭に思い浮かべますね。

オーマンディは、なんと、約42年にもわたって、このオーケストラの主席指揮者を務めている。
よほど、オケといい関係だったのだと思うのだけど、
もちろん、長所と短所がありますね。
普通に考えれば
長所は、オケと息があって、安定して、安心の演奏。
短所は、やはり、マンネリ化か・・・
でも、オーマンディのレパートリーは、幅広く、いろいろな録音がある。

オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団というと、
昔、sonyから発売された、1300円のレコードのシリーズをいっぱい 持っていました。
バッハの名曲集(18番ですね)や ローマの松、祭り、泉
そして、珍しいブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」等々
結構 買いましたよ。

そんな中、「4つの狂詩曲」というレコードがあった。
これもよく聴いたなあ
リスト、アルヴェーン、シャブリェ、エネスコの それぞれの狂詩曲を1曲づつ
入れたレコードで、クラシック初心者の私は、よく聴きました。
結構、派手派手の演奏だけど、奇異を狙わず、安定した演奏でした。

今日は、その中の一曲
エネスコ作曲の【ルーマニア狂詩曲 第1番】です。

エネスコは、ルーマニアの作曲家で、民族的な聴きやすい曲もあるけど、
結構、聴きにくい曲もあり、作風も歳とともに、かなり違う。

この【ルーマニア狂詩曲 第1番】は、エネスコの作品の中では、
最も有名な作品で、どちらかというと、通俗名曲の部類かもしれない。

とはいえ、この曲、なかなか、管弦楽の能力が発揮され、聴いていて気持ちがいい。
その理由は、
・なんといっても、ルーマニアっぽい民族色にあふれた音楽(と言っても、ルーマニアに行ったことないけど)
・最初のゆっくりした部分は、弦に歌わせ、速い部分は、管楽器が活躍
・いろいろな、舞曲が次々出て来て、あきないです
・パーカスもかっこいい

12分程度の曲なんだけど、最近は、あまり、実演がないかなあ
精神的に深い曲ではないけど、
こんな曲をホールで聴くのもいい。

この曲、大学時代にマンドリンオケ用に編曲して、演奏したことがある。
難しかったけど、マンドリンの音色にあって、楽しかったなあ・・・

エネスコには、「ルーマニアの詩」という管弦楽曲もある。
この曲、ちょっと長いけど、聴きやすく、なかなか いい曲だと思うのだけど
ちょっと無名かな。

さてさて、フィラデルフィア管弦楽団 がんばれ。
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