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ピアノ協奏曲(ジョリヴェ) [ジョリヴェ]

私、一人で、車を運転している時に、FMラジオをつけた時、
知らないクラシック音楽が流れてくるのが、結構好きなのです。
なぜかというと、その作曲者を当てるのが好きなのですね。

「おっ、これは、イタリア人らしい」
「この展開は、あの曲に似ている」
「この音色は、20世紀だな」
とか、いろいろ考えるのが楽しい。

特に、知らない曲なのに、
現代的な響きの作曲者が当たると、結構、うれしいものです。

ちょっと前に、車の運転をしていて、FMNHKをつけると
トランペットとピアノの曲が流れてきた。
もちろん知らない曲だ。
で、そんな時は、ひとりで、作曲家当てクイズを考える。

「随分、現代的な響きだけど、聞きやすいから、ちょっと前だな」
「随分、とんがった音楽だなあ」
「随所にフランス風かも」
「リズムが面白いけど、複雑というほどではないな」
「はっきりした音のつながりだ」
など、と思っていて、
思いついたのが、作曲家は、ジョリヴェ という答え。

で、曲が終わり、FMから曲目が紹介された。
びっくりしたことに、その曲は、
ジョリヴェ作曲のトランペット協奏曲。
いやいや、「俺って、すごい(笑)」と一人で車の中で
笑ってしまいました。
(自慢です。と言っても、ジョリヴェの曲って当たったよ と
 言っても、誰も感心してくれないし・・・)

で、よくよく、思ったのだけど、ジョリヴェの作品で、
私、まともに聞いたことあるのは一曲しかない。

それが今日の曲。ジョリヴェ作曲「ピアノ協奏曲」です。

ジョリヴェは、1905年生まれのフランスの作曲家です。
で、ピアノ協奏曲ですが、
うーん、はっきり言って、多分、万人向きの曲ではありません。

曲は3楽章からなります。

第1楽章は、はっきり言って、とてもとても、騒がしい音楽です。
ピアノは、打楽器です。
で、響きは、怪獣映画のような響きです。
甘い旋律は、皆無。音の塊が、打楽器と共にぶつかります。

第2楽章は、独特な神秘的な響きで始まりますが、
すぐに、怒りの日のような旋律になり、
変奏曲が始まります。
真ん中の楽章なので、静かな部分もありますが、
あいかわらず、ジョリベという激しい響きも健在です

第3楽章
短い序奏の後のピアノの旋律が第一主題らしいが、
ピアノを叩いていると言った方がいいかもしれない。
で、その後は、音の塊が乱暴に踊り狂います。

こんな曲です。
昔?は、「赤道コンチェルト」と言われていたらしい

うーん、なんと言ったらいいのだろうか
よくわからないです。
現代音楽みたいに難解ではないのだけど、
この響きと、ピアノの使い方
私、個人的には、あまり好きではありません(ジョリベさんごめんなさい)

だけど、一回聞いたら、ジョリヴェって、こんな響きなんだ
と、記憶に残ります。そこはすごい。

知らない人は、一回は聞いてみるのもいいかもです。

しかし、一週間以上更新がない音楽日記で、
たまに書く曲が、ジョリヴェのピアノ協奏曲・・・
ははは、変だよなあ。

次は、もっと知られている曲書きます。ハイ
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