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ピアノソナタ(クララ・シューマン) [シューマン(クララ)]

本当に お久ぶりです。
8か月ぶりのブログ更新です。
はい。元気に生きています。音楽もやっています。
なんだか、忙しくて、更新していなかったのですが、
なんとなく、書きたくなったので・・・

さて、今年2019年は、クラシック音楽の大イベント?
クララ・シューマンの生誕200年です
(ははは、盛り上がっている人がどれだけいるかだな・・・)

クララさんがいなければ、
シューマンの音楽も ブラームスの音楽も
いろいろ違っていただろうなあ。

クララさんの生き方は、いろいろな本や資料に譲るとして、
曲を紹介しよう。

この音楽日記
いままで、クララ・シューマンの曲を3曲紹介している。
ピアノ協奏曲 イ短調・・・クララさんの代表曲かな
ベルリーニの「海賊」による演奏会用変奏曲・・・結構技巧的な曲
音楽の夜会 作品6】・・・6曲からなるショパン風の曲

今日は、クララ・シューマン作曲のピアノソナタを紹介してみよう。
ピアノソナタは、一曲だけ作曲されており、
4楽章からなるクララにしては、大曲です。

第1楽章アレグロ
いかにも、初期ロマン派風な はっきりした主題で始まります。
その後の右手の速い動きは、シューマン風。
そして、展開部の大きな3連符のアルペジォにのって、
旋律が歌われる技巧的な部分は聴きどころ。
その後再現部となり、シンコペーションのコーダから、
最後はちょっとゆっくりになった後
力強く終わります。

第2楽章アダージョ
どこか尊厳もある感じの落ち着いた音楽の楽章です。
3分程度の短い楽章です。

第3楽章スケルツォ
飛び跳ねる感じの 途中にトリオをもったスケルツォ楽章です。
技術的には、難しくなく、
クララが楽しそうに弾いている情景が思い浮かびます。

第4楽章ロンド
前の楽章と変わって、ちょっと暗い感じのロンド主題で始まります
全体的に16分音符が、主導権を握っていて、
私としては、速いテンポで一気に弾ききってほしい楽章です。
(あまり、そういう演奏はないけど・・・)
最後は、アニマートで、ちょっと早くなって終わります。

この曲 1841年クララ22歳の時の作品で、
もちろん、愛するロベルト・シューマンに捧げられています。
音楽的には、初期ロマン派の こじんまりしたピアノソナタで、
確かに、音楽史に残る名曲とはいかなとは思いますが、
音楽の女神クララさんの唯一のピアノソナタとして、
2019年生誕200年の年には、聴きたい一曲です。

クララ・シューマンは、今年生誕200年なので、
いろんなところで いろんな曲 弾かれないかなあ・・・

追記
 東京では、桜がほぼ満開です。
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