シンフォニエッタ(ヤナーチェク) [ヤナーチェク]
映画やテレビドラマの中で、クラシック音楽が使われて、
そのクラシック音楽が、流行ることは、よくあることですよね。
(でも、忘れ去られるのも早いですけど・・・(笑))
しかし、本の中にクラシック音楽のことが、書かれていても、
なかなか、そのクラシック音楽が流行ることは、ないかもしれない。
だいたい、最近は、誰もが読んでいるベストセラーの本は、なかなかないし、
本の活字の中では、音が聞こえてこないので、
「ここに書かれている曲、どんなイメージの曲だろう?」
と、思わせる書き方もなかなか難しいからかもしれない。
(それに、わざと、そんな書き方する作家もいないと思うし・・・)
なんで、こんなこと書いているかというと、
最近の本のベストセラーで、村上春樹著の【1Q84】の中で、
効果的に使用され、クラシック音楽のCDも売れているという曲があるからです。
今日の音楽日記は、その曲
ヤナーチェク作曲の管弦楽の為の曲。
【シンフォニエッタ】です。
さて、【音楽日記】の前に、
ちょっとだけ【読書日記】(笑)です。
私、結構、本好きで、本格推理小説は、結構読んでいます。
で、推理小説だけでなく、普通の文学小説も、結構読んでいるほうかもしれない。
(通勤電車の中では、クラシック音楽を聴きながら本を読んでいることが多いです。)
村上春樹さんの本は、昔から
「風の歌を聴け」~「ノルウェーの森」~「海辺のカフカ」等々、
なぜか、ほとんど読んでいる。
決して、ファンという訳ではないのだけど、
そして、すべての本の内容に同感とか、感動というわけではないのだけど、
なぜか、流れるような文体、イメージのわく文章に
ひきつけられる作家の一人ですね。
で、話題の「1Q84」も読んだのですが、
内容は、別として、さすがに一気に読ませる文章力は、すごいと思います。
本の内容としては、
私が、歳をとったからかもしれないけど、「風の歌を聴け」なんかのころの方が、
断然、好きだなあ・・・
全然関係ないけど、「海辺のカフカ」にしろ、「1Q84」にしろ、
本格推理小説の好きな私としては、
最後に、名探偵が出てきて、
フェル博士でも、ツイスト博士でも、HMでもいいのだけど、
「ははは、不思議なことなどない、合理的な説明と真実は、これこれこうだ」
「実は、高速道路の非常階段には、こんなトリックがあって・・・」
みたいな、夢も、イメージの世界もない、解決編を勝手に想像している私です。
(村上春樹ファンの方ごめんなさいね)
ははは、いったい、なにを書いているのやら
おっと、このブログは、【音楽日記】だった。
話を音楽に戻そう。
で、【1Q84】の中で、何度か、でてくる音楽が、
ヤナーチェク作曲の【シンフォニエッタ】なのです。
まず、簡単に作曲家のヤナーチェクの説明です
・1854年生まれのチェコの作曲家
・14人兄弟!の10番目
・ちょっと非西洋的な響き。ちょっと民族的。
いつものように、もっと知りたい方は、ネットで調べてくださいね
(オイオイ、説明が短すぎないか?)
で、そのヤナーチェクが、体操協会の大会の為に作曲したのが、
【シンフォニエッタ】です。
曲は、管弦楽の為の曲で、5楽章からなっています。
第1楽章
この曲で、一番有名なファンファーレです。
ファンファーレというと、私は、「スターウォーズ」や「ロス五輪のファンファーレ」
等の派手な曲をイメージするのですが、
このファンファーレは、なんか、懐かしい感じがする
やわらかく、哀愁ただよう?ファンファーレなのです。
ははは、イメージわかりますか?
第2楽章
この楽章も独特です。
冒頭のクラリネットの32分音符の音型は、不気味な映画音楽かな
それに続く、舞踏風の主題も、神々の踊りという感じで、おもしろいです
第3楽章
弦楽器の叙情あふれる響きで始まります。
このまま、ゆっくりした音楽が、気持ちよく流れると思ったら
間違いですよ。
特徴あるリズム提示から、曲想は、展開していき
舞曲風になったり、管楽器の和音の連続やら、
なんだかよくわかりません(笑)
第4楽章
最初のトランペットの単純な主題が、
いろいろな衣装をまとって、目まぐるしく変化する。
管弦楽の楽しい音色も効果的ですね
第5楽章
この最初の主題は、実は、最初のファンファーレを短調にしたものです。
(うーん、言われてみないと、わからないぞ)
で、もちろん、お約束(笑)で、最初のファンファーレが戻ってきます。
この部分は、なかなか、感動的ですよ。
この曲、聴くとわかるのですが、
結構、独特のイメージがあって、
ドイツ音楽・フランス音楽・ロシア音楽等とも全然違うし、
古典派・ロマン派・近代などとも全然違う。
なんというか、民俗系ドラマ風ちょっと近代音楽かな
さて、ヤナーチェクという作曲家は、普通の人は、名前も聞いたことがないと思うし、
【1Q84】を読んで、この音楽に興味を持って、
【シンフォニェッタ】のCDを買ったとしても、
別のヤナーチェクの作品を聴いてみようと思う人は、きっと少ないだろうなあ。
さて、そういう人の為に、
シンフォニエッタ以外のヤナーチェクのお勧め作品を紹介してみよう。
うーん、困った、私もそんなにヤナーチェクの曲を知らない(笑)
でも書いてみよう
・ピアノ曲【霧の中で】
独特の響きの、ピアノ曲です。
ちょっと前に、BSで誰かが、演奏していました。
でも、ちょっと、わかりにくいかな(まあ、題名が、霧の中ですから)
・【利口な女狐の物語】
歌劇です。筋がとてもとてもおもしろいです。
ちょっと前にBSでやっていたのを見ました。
女狐の衣装がよかったです ハイ
・弦楽四重奏曲【内緒の手紙】
ヤナーチェクが恋した40歳年下の人妻にあてたラブレターを音楽にしたものです
(700通も送ったそうですよ。やるなあ、ヤナーチェクさん)
ただ、音楽は、正直、あんまり、よくわからないなあ。(笑)
ははは、全然、お勧め曲の紹介になっていない。
すいません。
次回も、ちょっと、本の中のクラシック曲を書いてみよう。
追記
やっと、【や行の作曲者】 が一人になった。
そのクラシック音楽が、流行ることは、よくあることですよね。
(でも、忘れ去られるのも早いですけど・・・(笑))
しかし、本の中にクラシック音楽のことが、書かれていても、
なかなか、そのクラシック音楽が流行ることは、ないかもしれない。
だいたい、最近は、誰もが読んでいるベストセラーの本は、なかなかないし、
本の活字の中では、音が聞こえてこないので、
「ここに書かれている曲、どんなイメージの曲だろう?」
と、思わせる書き方もなかなか難しいからかもしれない。
(それに、わざと、そんな書き方する作家もいないと思うし・・・)
なんで、こんなこと書いているかというと、
最近の本のベストセラーで、村上春樹著の【1Q84】の中で、
効果的に使用され、クラシック音楽のCDも売れているという曲があるからです。
今日の音楽日記は、その曲
ヤナーチェク作曲の管弦楽の為の曲。
【シンフォニエッタ】です。
さて、【音楽日記】の前に、
ちょっとだけ【読書日記】(笑)です。
私、結構、本好きで、本格推理小説は、結構読んでいます。
で、推理小説だけでなく、普通の文学小説も、結構読んでいるほうかもしれない。
(通勤電車の中では、クラシック音楽を聴きながら本を読んでいることが多いです。)
村上春樹さんの本は、昔から
「風の歌を聴け」~「ノルウェーの森」~「海辺のカフカ」等々、
なぜか、ほとんど読んでいる。
決して、ファンという訳ではないのだけど、
そして、すべての本の内容に同感とか、感動というわけではないのだけど、
なぜか、流れるような文体、イメージのわく文章に
ひきつけられる作家の一人ですね。
で、話題の「1Q84」も読んだのですが、
内容は、別として、さすがに一気に読ませる文章力は、すごいと思います。
本の内容としては、
私が、歳をとったからかもしれないけど、「風の歌を聴け」なんかのころの方が、
断然、好きだなあ・・・
全然関係ないけど、「海辺のカフカ」にしろ、「1Q84」にしろ、
本格推理小説の好きな私としては、
最後に、名探偵が出てきて、
フェル博士でも、ツイスト博士でも、HMでもいいのだけど、
「ははは、不思議なことなどない、合理的な説明と真実は、これこれこうだ」
「実は、高速道路の非常階段には、こんなトリックがあって・・・」
みたいな、夢も、イメージの世界もない、解決編を勝手に想像している私です。
(村上春樹ファンの方ごめんなさいね)
ははは、いったい、なにを書いているのやら
おっと、このブログは、【音楽日記】だった。
話を音楽に戻そう。
で、【1Q84】の中で、何度か、でてくる音楽が、
ヤナーチェク作曲の【シンフォニエッタ】なのです。
まず、簡単に作曲家のヤナーチェクの説明です
・1854年生まれのチェコの作曲家
・14人兄弟!の10番目
・ちょっと非西洋的な響き。ちょっと民族的。
いつものように、もっと知りたい方は、ネットで調べてくださいね
(オイオイ、説明が短すぎないか?)
で、そのヤナーチェクが、体操協会の大会の為に作曲したのが、
【シンフォニエッタ】です。
曲は、管弦楽の為の曲で、5楽章からなっています。
第1楽章
この曲で、一番有名なファンファーレです。
ファンファーレというと、私は、「スターウォーズ」や「ロス五輪のファンファーレ」
等の派手な曲をイメージするのですが、
このファンファーレは、なんか、懐かしい感じがする
やわらかく、哀愁ただよう?ファンファーレなのです。
ははは、イメージわかりますか?
第2楽章
この楽章も独特です。
冒頭のクラリネットの32分音符の音型は、不気味な映画音楽かな
それに続く、舞踏風の主題も、神々の踊りという感じで、おもしろいです
第3楽章
弦楽器の叙情あふれる響きで始まります。
このまま、ゆっくりした音楽が、気持ちよく流れると思ったら
間違いですよ。
特徴あるリズム提示から、曲想は、展開していき
舞曲風になったり、管楽器の和音の連続やら、
なんだかよくわかりません(笑)
第4楽章
最初のトランペットの単純な主題が、
いろいろな衣装をまとって、目まぐるしく変化する。
管弦楽の楽しい音色も効果的ですね
第5楽章
この最初の主題は、実は、最初のファンファーレを短調にしたものです。
(うーん、言われてみないと、わからないぞ)
で、もちろん、お約束(笑)で、最初のファンファーレが戻ってきます。
この部分は、なかなか、感動的ですよ。
この曲、聴くとわかるのですが、
結構、独特のイメージがあって、
ドイツ音楽・フランス音楽・ロシア音楽等とも全然違うし、
古典派・ロマン派・近代などとも全然違う。
なんというか、民俗系ドラマ風ちょっと近代音楽かな
さて、ヤナーチェクという作曲家は、普通の人は、名前も聞いたことがないと思うし、
【1Q84】を読んで、この音楽に興味を持って、
【シンフォニェッタ】のCDを買ったとしても、
別のヤナーチェクの作品を聴いてみようと思う人は、きっと少ないだろうなあ。
さて、そういう人の為に、
シンフォニエッタ以外のヤナーチェクのお勧め作品を紹介してみよう。
うーん、困った、私もそんなにヤナーチェクの曲を知らない(笑)
でも書いてみよう
・ピアノ曲【霧の中で】
独特の響きの、ピアノ曲です。
ちょっと前に、BSで誰かが、演奏していました。
でも、ちょっと、わかりにくいかな(まあ、題名が、霧の中ですから)
・【利口な女狐の物語】
歌劇です。筋がとてもとてもおもしろいです。
ちょっと前にBSでやっていたのを見ました。
女狐の衣装がよかったです ハイ
・弦楽四重奏曲【内緒の手紙】
ヤナーチェクが恋した40歳年下の人妻にあてたラブレターを音楽にしたものです
(700通も送ったそうですよ。やるなあ、ヤナーチェクさん)
ただ、音楽は、正直、あんまり、よくわからないなあ。(笑)
ははは、全然、お勧め曲の紹介になっていない。
すいません。
次回も、ちょっと、本の中のクラシック曲を書いてみよう。
追記
やっと、【や行の作曲者】 が一人になった。