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コンサート ワルツ第1番(グラズノフ) [グラズノフ]

マンドリン・アンサンブル・モニカの第10回定期演奏会が
無事終わりました。
第一生命ホールは、とても響きのきれいなホールで、
まだまだ、反省点はありますが、
マンドリンの響きもなかなかだったのではないかと思っています。
ご来場の皆さま、ありがとうございました。

そのプログラムの二部は、ロシア音楽特集ということで、
ヴッターシュキン、リャードフ、ラフマニノフ、チャイコフスキー
の作品を演奏したのですが、
ロシア音楽といったら、グラズノフを忘れてはいけませんね。
(ぇっ、もっといろいろな人いるでしょうという、突っ込みはなしですよ)

今日の音楽日記は、グラズノフが作曲した管弦楽曲。
コンサートワルツ第1番です。

この曲、クラシック音楽の私世代(結構、歳だぞ)には、
結構 昔だけど、FM-NHKのクラシック番組のテーマ曲で使用された
ことで知っている人も多いかもしれません(覚えている人いますか?)

グラズノフは、チャイコフスキーやラフマニノフと違って、
アクの強さはないのですが、
その魅力は、旋律と管弦楽の作曲技法かもしれません。
とにかく、聞きやすく、すっーと入ってきます。

このコンサートワルツ第1番は、どうだろう。

静かな序奏のあと、とても優雅なワルツが始まる
この優雅な雰囲気は、最後まで一緒。本当に一緒です(笑)
弦楽器 管楽器の旋律と対旋律は、全く、全然、本当に嫌味がありません。
途中、速度がゆっくりになってのクラリネットの二重奏。
グラズノフは、管楽器の使い方が上手いなあ。
打楽器も控えめに効果的に使われている。
(ハープも結構効果的)
最後の楽しいちょっと早めのワルツで、ワクワクしていると、
アニマートのちょっと派手な短いコーダで終わる。

うーん、どこまでも優雅だ。
この音楽にひたっていると幸せです。
人によっては、
色彩感に乏しいとか、展開がないとか、派手さがないとか
なんていうかもしれませんが、
いいではないですか、音楽の流れに身をまかせましょう。
とても、気持ちよくなれますよ

さて、コンサートワルツ第1番というだけあって、
実は、グラズノフは、第2番も作曲している。
この第2番も、イメージは、まったく一番と同じですよ。
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pelleas2016

はじめましてです。
グラズノフの演奏会用ワルツ、1,2番とも私も大好きです。
とてもチャーミングで自然、うっとり美しい旋律にひたれますよね。
ピアノ曲ですが、同じくグラズノフのサロンワルツop.43や演奏会用大ワルツop.41もお気に入りです。
生誕150周年のアニヴァーサリーですが、なかなか盛り上がりませんね…。
by pelleas2016 (2015-07-13 08:32) 

みどりのこびとちゃん

pelleas2016さん、コメントありがとうございます。
この曲のファンがいて、うれしいです。
グラズノフ、いまいち、地味なんで、盛り上がりませんが、
そこが、グラズノフたる由縁でしょう(笑)
by みどりのこびとちゃん (2015-07-14 06:10) 

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