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エチュード 作品65(スクリャービン) [スクリャービン]

さて、お久しぶりです。
今年2015年は、ロシアの作曲家スクリャービンの没後100年
なのですが、うーん、いまいち盛り上がってないなあ。
まあ、モーツァルトやショパンと違って、
作風は、最初と最後では、すごく違うし、
後期の作品は、神秘和音など、ちょっととっつきにくいのも事実です。
でも初期~中期の作品はも聴きやすいし、
ピアノの能力を最大にいかした曲も多いですね
私もとっても好きです。

でも、今日は、スクリャービンの中でも、
ちょっと、あまり聞かれない曲を紹介しよう。
今日の音楽日記は、
スクリャービン作曲 練習曲作品65 の3曲です。
この曲、神秘主義といわれる時期の作品です。
なので、けっして、聴きやすくはないのですが、
どの曲も、独特の魅力を持っています。

第1曲
右手の旋律は、オクターブ(8度)ではなく、
ずっと9度で弾かれます。
ハイ、この時点で、私のような小さな手では、演奏が無理ですね。
普通だと、不協和で音が濁った感じで聴こえそうなのだけど、
なぜか、この曲、結構、気持よく聞こえます
不思議です。

第2曲
右手の旋律は、オクターブ(8度)ではなく、
ずっと7度で弾かれます。
この時点で、フラットの多い譜面をすぐ読めない私は演奏が無理ですね(笑)
普通だと、不協和で音が濁った感じで聴こえそうなのだけど、
なぜか、この曲、結構、情緒ある美しい曲に聴こえます。
不思議です。
というより、すごく短い曲なので、曲にひたっている暇がないかも・・・

第3曲
この練習曲は、情熱的な練習曲で、和声も独特です。
スクリャービンのソナタ第5番を弾きたいけど、まったく手がでないという人は、
この曲を練習するのはどうでしょうか(笑)

さて、この作品65の3曲の練習曲は、どれも短いので、
スクリャービンの神秘主義の時期の曲を手軽に聞こうと思う人にお勧めです。
まあ、短いけど、3曲通して聴くと、なかなか面白い曲達です。

さてさて、たまには、ピアノの演奏会聞きに行きたいなあ。
スクリャービンでもいくか。


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