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バレエ《くるみ割り人形》より「終幕のワルツとアポテオーズ」(チャイコフスキー) [チャイコフスキー]

さて、このブログの昔からのファン(いるのか?)は知っていると思いますが、
私、アマチュアですが、マンドリンオーケストラの指揮をやっています。
で、7/5(日)に第一生命ホールで、演奏会をやりますので、宣伝です。
生の みどりのこびとちゃんを見られる数少ないチャンスです。
お暇な方は、是非。よろしくお願いします。

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マンドリン・アンサンブル・モニカ
第10回定期演奏会
2015年7月5日(日)13時30分開場 14時開演
第一生命ホール(勝どき駅 徒歩8分)
全席自由/入場無料(チケット不要)
演奏曲目
コッペリアより前奏曲とマズルカ(ドリーブ)
流星群(末廣健児)
音楽の玉手箱(リャードフ)
ヴォカリーゼ(ラフマニノフ)
くるみ割り人形より(チャイコフスキー)
 他
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さて、この演奏会の最後は、
チャイコフスキーが作曲したバレエ音楽「胡桃割り人形」です。
この曲の紹介は、ずっと以前、この音楽日記で紹介しています
過去記事はこちら
(今読んでも、たいしたこと書いていないです ハイ)

ということで、今回は、このバレエ《くるみ割り人形》より
「終幕のワルツとアポテオーズ」を紹介してみよう。
この曲、このバレエの最後に演奏される曲です。

くるみ割り人形の中で、ワルツというと、花のワルツ が
飛び抜けて有名なのですが、
この 終幕のワルツ もまけていません。
美しく、優雅で、楽しく、そしてゴージャスで繊細。
すべてが、そろっています。

さて、この曲は、バレエの最後なので、
やはり、物語を知って聞くとイメージがわきます。

バレエの簡単なあらすじを書いてみましょう。

低音を使用せず童話の世界を表現した、わくわくした序曲のあとに
幕が上がるとクリスマスパーティが始まっています。
そこで、クララはくるみ割り人形をプレゼントされます。
パーティが終わりお客様が帰りクララは眠りにつき、そしてクララは夢を見ます。

夢の中で、くるみ割り人形はネズミの大群に勝利し、王子に姿を変え、
クララと王子は、お菓子の国へ旅立ちます。
そこで、お菓子の国の女王のこんぺい糖の精と会い、
いろいろなお菓子の精の歓迎会の踊りが始まります。
最後はお菓子の国の全員が登場し、
クララと王子は豪華なワルツに乗って祝福されます。
そこで演奏されるのが「終幕のワルツ」。
バレエの最後は、クララが夢から覚め、
この幻想的な童話を美しく締めくくる音楽が「アポテオーズ」
です。(最後は、いろいろな終わり方があるようですが・・・)


そう、「終幕のワルツ」には、お菓子の国の全員が出てきます
それをイメージしながら聞くと、実にすばらしい。
同じ旋律も違ったイメージになります。
最後は、チャイコフスキーお得意の、2小節で3拍のリズムが出て来て
盛り上げます。もう一度言うと、このワルツには
美しく、優雅で、楽しく、そしてゴージャスで繊細。
すべてが、そろっています。

そして、それに続く美しくも幻想的な「アポテオーズ」は、
この大曲を締めくくるのにとてもあっています。
チャイコフスキーさん、天才です。

さて、マンドリン編曲で、これを演奏すると、どうなるか?
ゴージャスさは、さすがに管弦楽には負けますが、
なかなか味のある繊細な音楽になります。
興味のある方は是非。
って、最後も宣伝か(笑)

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