SSブログ

交響曲 ハ長調(ビゼー) [ビゼー]

さて、ご無沙汰の音楽日記です。
最近、音楽関係で、知り合った人がいたのだけど、
数年前から、この音楽日記のブログのことを知っていたそうで・・・
いやいや、世間は狭いです。

最近、土日は音楽漬けで、平日の夜も、譜面書きで忙しく
そうなってくると、逆に、音楽のない所に行きたいなあ
なんて、思うのだけど、やっぱり、音楽が好きで、
暇になっても、音楽を聴いてしまうんだなあ。
もう音楽中毒なのかなあ(笑)

さて、仕事で疲れた時には、明るい曲に限る。

ということで、今日の音楽日記は、
ビゼー作曲の交響曲 ハ長調です。

ビゼーは、交響曲を3曲書いたらしいのですが、
残っているのは、最初に書いたこの曲だけだそうです。

曲は、伝統的な4楽章で書かれていて、
とても気持ちのいい曲です。

第1楽章
この楽章は、なんといっても冒頭の主題です。
ドミソの音だけで作られているのですが、
この元気な主題は、いつ聞いても気分がいい。
この楽章は、早いテンポで演奏してもらいたいなあ。

第2楽章
この交響曲で、一番の出来ではないかと思う楽章です。
なんといっても、情感のこもった異国情緒豊かな
オーボエの旋律が、とてもとても印象的です。
ここは、もう、どうにでもして、という感じですね。
中間部が全然違う感じになるのですが、
ちゃんと、最初の旋律がもどってくるので安心?です。

第3楽章
ベートーベンのスケルツォか?と思う感じの楽章。
なぜか、田園風景をイメージさせます。

第4楽章
アレグロで、早い動きの軽快な音楽です。
ちょっとだけ、せわしい感じがします。
でも、それだけではありません。
いろいろな感じの音楽が出て来て、楽しいです。
そして、期待通り楽しく終わります。
この楽章は、ちよっと遅めがいいなあ。

さて、聴いたことのない人は、是非聴いてみてください。
まあ、これだという、すごい特徴があるわけではないけど、
ちょっとだけ 明るい気分になれること間違えないです。

さて、この曲、有名な話なのですが、
ビゼーが、17歳の時の作品です。
(それに1か月で作曲したとも言われています)
すごいなあ、私が17歳の時は、なにをしていたのだろう?
遊んでばかりいたなあ。

しかし、おじさんが、17歳のビゼーが書いた音楽に癒されるとはなあ・・・

nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 2

まほろばのピアノ弾き

こんばんは。

ビゼーは、代表作が「カルメン」「アルルの女」といったことから、どうしても標題音楽が得意分野のように考えられていますが、この交響曲のような、シューベルトを思わせるような作品もありますね。

17歳のときの作品なので、「習作」といった感じですが、形式上もしっかりした、魅力的な曲だと思います。

Wikipedia によれば、この曲は彼の生前には演奏されず、(当時フランスでは、交響曲などの絶対音楽は顧みられなかったせいもありますが)
初演は死後60年、作曲後80年経ってからというのも驚きです。

彼も30代の若さで亡くなっていますが、せめてあと20年位生きてくれたら、もっといろいろな作品を聴けたのに・・・と感じるのは、私だけでしょうか?

by まほろばのピアノ弾き (2015-05-21 22:59) 

みどりのこびとちゃん

まほろばのピアノ弾きさん、コメントありがとうございます。
この曲、魅力的ですよね。
そうですねえ、あと、20年長生きしていたら、どうだったのかなあ。
違ったビゼーの姿が見えたかもしれません。
私は、破棄された交響曲がどんな曲だったか、
興味がありますね

by みどりのこびとちゃん (2015-05-21 23:07) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。