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2つのラプソディより第2番(ブラームス) [ブラームス]

さて、今日[12/14]は何の日か知ってますか?
四十七士討ち入りの日ではあるのですが、
それでは、このブログとは、何の関係も無いですね。

知っている人は、もう少ないと思うけど、
この「みどりのこびとちゃんの音楽日記」の誕生日なのです。
この音楽日記の最初の記事は、
2005年12月14日です。
で、紹介した曲は、ギロック作曲の[秋のスケッチ]。
とっても味わい深い、簡単なピアノの小品です。
過去記事は、こちら

いやあ、あれから、9年です。
最近は、更新間隔が長くなっているけど、
10年、1000記事目指して、がんばろう。
[継続は力なり]この言葉好きですし、
自分の好きな音楽を文章で書くというのも、
(まあ、勝手に個人的な感想なのですが・・・)
なかなか楽しいものです。
これからもよろしくお願いします。

で、いままで書いた曲で記事数の多い
作曲家のベスト5は、
 5位 ベートーベン 35曲
 3位 R.シューマン 43曲
 3位 ブラームス 43曲 
 2位 リスト 61曲
 1位 ショパン 68曲

私、古典~現代まで、あまり嫌いな曲というのはなくて、
いろいろ聴くのだけど、やはり、有名な作曲家の作品は多いです。

さて、9年目のこの音楽日記、なにを書こうかなあ。
と思っていたけど、上の表をみたら、丁度
ブラームスとR.シューマンが同じ曲数で、同率3位?だ。
なので、安易だけど、どちらかの作曲家の曲にしよう。
迷ったけど、
今日の音楽日記は、ブラームスのピアノ曲
2つのラプソディより、第2番です。

第1番は、過去にこの音楽日記で書いているこちら

第2番もブラームスらしく、ラプソディという題名ですが、
音の作りが、重厚です。
左手のオクターブの使い方は、ブラームスです。
もちろん、高音のキラキラ感なんて、皆無です。
旋律自体は、そんなに凝ったものではないのですが、
なにか、ブラームスのピアノ協奏曲を随所にイメージする箇所があって、
こういう音楽は、ブラームスにしか作れませんね。
第2主題の3連符なんか、渋くていいです。
ショパンだったら、この曲は、幻想曲って名付けるな きっと(笑)
最後は、二つの力強い和音で終わります。

ラプソディというと、どうしても、
情熱的な自由な曲というイメージだけど、
この曲は、しっかりと強い意志を持って
一音一音大切に、魂を込めて弾いて欲しい曲です。

第1番の時にも書いたけど、
この曲の初演時は、【奇想曲】と呼ばれていたらしい。
しかし、【奇想曲】というのも、気まぐれな曲、自由な曲、陽気な曲、
というイメージであり、ちょっと違う。
その後、ブラームス自身が【狂詩曲】と名前を変えたらしい。
調べてみると、【狂詩曲】には、情熱的・熱情的な表現 という意味の他に、
自由な幻想の叙事詩 という意味もあるらしい。

納得です。

ということで、来年の12/14には、1000記事になっているといいなあ・・・
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コメント 2

まほろばのピアノ弾き

こんばんは。
ブログ9周年、おめでとうございます。
あと1年で1000曲を目指して、今後もいろいろな曲をご紹介下さい。

ブラームスの「ラプソディ第2番」は、確かに「第1番」よりも重厚ですね。
第1番でもそうですが、
ショパンやリスト、あるいは同じドイツ人のシューマンに比べても、
高音がキラキラ鳴ったり、親しみやすいメロディが出るわけではなく、
ひたすら地味な中にも、情熱をこめて進む・・・といった感じでしょうか。
いかにもブラームスらしいピアノ曲だと思います。

「奇想曲」はもちろん、「狂詩曲」というタイトルの割には、
形式的にさほど飛躍、逸脱したところは見受けられないようですが、
「真面目」「カタブツ」的な印象のブラームスからすれば、
この2曲は、結構自由気ままに作ったのかもしれませんね。

by まほろばのピアノ弾き (2014-12-16 00:15) 

みどりのこびとちゃん

まほろばのピアノ弾きさん、コメントありがとうございます。
この曲、ブラームスらしさ満点ですよね。
さてさて、1000記事目指して頑張ります
by みどりのこびとちゃん (2014-12-16 23:27) 

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