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2つの詩曲 作品32 (スクリャービン) [スクリャービン]

私、詩曲とい題名の曲が好きです。
やはり、音楽にイメージをもたせるのは好きですので、
直接的な これこれを表しています。というより、
詩曲のように、直接なにかを描写していないけど、
イメージがわく音楽が好きだ。

で、ピアノ曲で詩曲というと、やはり、
スクリャービンですね。
この音楽日記でも、
過去にスクリャービンの作品63の詩曲を書いています。
過去記事はこちら

スクリャービンは、多くの詩曲を書いていますが、
この題名で、最初に書いた曲。

今日の音楽日記は、
スクリャービン作曲のピアノ独奏曲
2つの詩曲 作品32 です。

第1曲
この曲は、傑作だと思います。
旋律も和声も魅力的で、陶酔してしまいます。
特に、16分音符の上昇は、かろやかに、魅力的に
弾いているのを聞くと、ボーっとなってしまいます。

第2曲
第1番とは、まったく異なった曲想で、
3連符が、たたきつけられる曲です。
最後が、静かに終わるのも印象的です。
ただ、この第2番は、私は、
ちょっとだけ、イメージが
わかないのです。
第1曲は、単独でもよく演奏されるけど、
第2曲だけの単独演奏は ないんじゃあないかなあ。
この2曲は、セットの方がいいのかなあ。

スクリャービンのピアノ曲は、
初期は、ショパン風だし、
後期は、神秘的すぎて、よくわからないという人も多い
かもしれない。

そんな時 スクリャービンのお勧め曲としては、
詩曲 作品32-1 はうってつけだと思う。

かの名ピアニスト、ホロヴィッツも愛奏した曲です。
ショパン風でもなく、後期のわかりにくい音楽でもなく、
でも、スクリャービン独自のピアノ曲
初めて、詩曲という題名をつけたのも、自信があったのかもしれません。

ちなみに、この2曲、スクリャービンにしては、
珍しく? クロスリズムがないので、
私のような素人いいかげんピアノ弾きには、
練習しやすいですね。
(クロスリズムは、ちゃんと基本を練習すれば、
 難しくないらしいのですが、いいかげんな練習では、
 バラバラになってしまいますね・・・)
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nzzkn

むかしトランペットのセルゲイ・ナカリャコフが来日リサイタルのアンコールにOp.32-2のアレンジを朗々と吹き上げていました。
etvで放映されていたのを見ました。

CD録音はしていないようであります。
by nzzkn (2014-08-31 03:12) 

みどりのこびとちゃん

nzzknさん、コメントありがとうございます。
この曲をトランペットで・・・驚きです。
うーん、確かにトランペットとピアノの編曲でも可能だと
思いますが、どんな感じだったんだろう
by みどりのこびとちゃん (2014-09-01 23:23) 

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