SSブログ

交響曲 第3番 作品33 (グラズノフ) [グラズノフ]

ロシアの交響曲ばかり続いたし、最近、室内楽などの別のジャンルの曲もいろいろ
聴いていたので、
今日は、絶対にロシアの交響曲以外の曲を書こうと思ったのだが、
ふと、左のサイドバーを見ると、
最新記事一覧に

 交響曲 第5番 作品55(グラズノフ)
 交響曲 第7番 作品77(グラズノフ)

と並んでいる。

血液型A型の私としては、こう並んでいると、
やはり、交響曲 第3番 作品33(グラズノフ) 
を書かなくてはいけない(笑)
(ちなみに、私は、血液型性格判断信じない人です)

それに、こんなマイナーな曲、今回紹介しなかったら
多分書かないだろうなあ。
しかし、見事に、333 555 777 と並ぶなあ・・・

ということで、今日は、
グラズノフ作曲の交響曲 第3番 作品33です。
もちろん、この曲、今日の記事を書くために初めて聴きました。
もちろん、imslpで、スコアを見ながらですね。

第1楽章
 管楽器の8分音符の伴奏で、弦が歌う主題は、とても優しいイメージの主題です。
 その後、演奏される主題もイメージは一緒です。
 途中、うってかわって、特徴的なリズムで、激しくなる部分もありますが、
 全体は、とっても、優しい雰囲気なんです。
 でも、ロシアの冬のイメージもする不思議な感じの楽章です。
 
第2楽章
 細かい動きのスケルツォ楽章。
 雪が舞う、バレエ音楽のような楽章です。

第3楽章
 アンダンテ。ゆったりした楽章は、グラズノフは、上手いです。
 チャイコフスキーや、ラフマニノフみたいには、甘くないのだけど、
 その甘くない旋律で、抒情的なのが、とってもいい。
 劇的でないので、ちょっと長く感じる人もいるかもしれません。

第4楽章
 アレグロ モデラートのフィナーレですが、
 主題がとても印象的 とか、派手とかではありません。
 とっても普通です(笑)
 でも、聴くと、グラズノフの曲とわかります。
 いいとこでもあれ、いまいち有名になれないグラズノフの姿がみえます(えっ)
 スコアを見るとわかるのですが、四分音符と二分音符が多く、結構単純です。
 でも、最後のファンファーレの部分なんか、なかなかいいかなあ・・・ 

全体的には、派手ではなく、毒もなく、グラズノフの音楽の気持ちよさに
純粋に浸れます。

さてさて、なんのはずみか。グラズノフの交響曲を3曲も書いてしまった。
グラズノフさん、これで、少しは、有名になるかな・・・
ははは、そんな訳ないか。


nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 2

ヴィッテルスバッハ

はじめましてです。
ここ最近のグラズノフの記事をとても楽しく読ませていただいております。
グラズノフの作品の、甘すぎず渋すぎず華やかすぎずの絶妙なバランスが私は大好きです。
ピアノ・ソナタやピアノ協奏曲ももっと演奏会で取り上げられてよい名曲ですよね。
来年は生誕150周年、盛り上がって新譜やコンサートがたくさん開かれるとうれしいのですが。(無理ですかね…)
また、是非グラズノフの貴記事を楽しみにしています。
by ヴィッテルスバッハ (2014-03-27 16:37) 

みどりのこびとちゃん

ヴィッテルスバッハさん、コメントありがとうございます。
グラズノフ いいですよね。
本当に、どの曲も
[甘すぎず渋すぎず華やかすぎず]です。
ライモンダのバレエなんて、もう本当にすばらしい。
そうですか、来年 生誕150年とは知りませんでした。
来年楽しみです(って、そんなに盛り上がらないか(笑))
by みどりのこびとちゃん (2014-03-27 23:39) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。