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ポロネーズ第2番(リスト) [リスト]

さて、「ボロネーズ」とはなんですか?
という質問には、なんと、答えますか?

・ポーランドの舞曲
・ゆっくりした3/4拍子
・たんたたたんたんたんたん のリズム
・ショパンの曲が有名

こんな解答だと思いますが、
実は、どれも違います。

正解は、

・肉とトマトを主な材料とするパスタのソース
・ミートソース、ボロネーゼとも言われる
・イタリアのボローニャ地方が発祥

です。
(画面上では、ボとポは、間違えますよね。えっ?)

す、すいません、しょうもない文章で、
今日の音楽日記を初めてしまいました。
(こんなこと書いているから、おじさんなのですね(笑))

今日の音楽日記は、リスト作曲のピアノ曲「ポロネーズ第2番」です。

ピアノ曲のポロネーズというと、ショパンの曲が、
有名ですが、同時代のリストも、2曲作曲しています。

どの本にも、リストのポロネーズは、ショパンのそれと比べて、
かなり劣る。音楽性?も低い。など
結構、ボロボロですね。
でもね、リストのポロネーズには、
ショパンと違ったよさもあると思うのですよ。

第1番は、またの機会に書くとして、第2番です。

曲は、力強いリズムで始まり、
主題がすぐはじまるのですが、
これが、かっこいい主題かというと、微妙です。
ちょっと軽い感じなんです。
ところが、中間部の主題は、低音から始まるのですが、
これは、いい感じのポロネーズです。
リズムもはっきりしていて、両手オクターブの盛り上がりも、いいです。
さて、この後が この曲の好き嫌いの分かれる所だと思うのですが、
32分音符が続く、カデンツァと書かれた部分になります。
この部分、まったく、ポロネーズぽくなくて、キラキラしているのです。
リストらしいと言えばそうなのですが、
ショパンのポロネーズのような雰囲気を求める人には、
嫌いな部分でしょうね。
その後、主題が復帰して、最後は、力強く終わります。

ショパンのポロネーズと比較するということはしないで、
あくまで、リストのポロネーズとして聴くと、
こんなポロネーズのピアノ曲があってもいいと思うし、
この曲、よく出来ていると思います。

ちなみに、動画サイトでは、ジョルジ・シフラという昔のピアニストが演奏した
動画を観ることができますが、これは、なかなかの名演です。
途中のカデンツァの部分なんか、ほれぼれします。

とは言え、リストの曲の中では、そんなにアクの強い曲ではないので、
そんなに演奏される曲ではないてすよね。

さてさて、明日は、ミートソーススパゲッティでも食べるか・・・


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