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ピアノ組曲[日本組曲](伊福部昭) [伊福部 昭]

明けまして、おめでとうございます。
今年も『みどりのこびとちゃんの音楽日記』
よろしくお願いします。

さて、年末年始にかけて、
海外に家族旅行をしていました。
(今年もこれで、貧乏になりそうです)
さて、下の写真は、その場所のクラシックのコンサートホールです
特徴ある建物ですが、どこのなんだかわかりますか?

IMG_1075.jpg

正解は、ロスアンジェルスの
ウォルト・ディズニー・コンサートホールです。
残念ながら、演奏は聴けませんでした。

で、大晦日から新年は、
カリフォルニアのディズニーランドで、カウントダウン!!!

IMG_1150.jpg

いやいや、花火の派手なこと。
(わかりにくいけど、真ん中がお城です)
まあ、海外は、無理しても行ってみる価値はあります。
(これで、これからの昼食は、当分、牛丼か日高屋ですね(笑))

さて、最近、年初めの この音楽日記は、
その年の記念の作曲家の曲を紹介している。
で、2014年ですが、
日本の作曲家 伊福部昭 生誕100年です。
ということで、この作曲家の曲を紹介しよう。

いままで、この音楽日記でも、
SF交響ファンタジー第1番
・ピアノと管弦楽のためのリトミカ・オスティナータ
の2曲を紹介している。

今日は、ちょっとだけマイナーな曲の紹介です。
1933年の19歳の時に作曲した ピアノ組曲です。

第1曲 盆踊り
・フォルテシモの和音の強烈なリズムで始まるこの曲は、
 このリズムの上に伊福部節の旋律が延々と続く。
 最後の左手のリズムは、5連符のアルペジォとなり、
 強烈に終わる

第2曲 七夕
・前の曲と、うって変わって、多くの部分で、左手もト音記号で書かれ
 とても透明感あふれる曲

第3曲 ながし
・ちょっと懐かしい民謡風の曲。中間部はちょっと元気になります。

第4曲 ねぶた
・一定のリズムで、後半に向かって盛り上がっていく
 伊福部節全開の曲。
 音の数も、どんどん増えていって、最後のグリッサンドかっこいいです。

さて、どの曲も、ちょっと恥ずかしいまでの日本的で、
また、アクセントが、表に強烈にあって、
きっと、他の日本人作曲家は絶対に書けない(書かない)手法
の曲達です。
ただ、これをつきつめていったのが、伊福部さんのすごいとこかもしれない。
確かにこの「ピアノ組曲」は、まだちょっとかもしれないけど、
1961年の
「ピアノと管弦楽のためのリトミカ・オスティナータ」
などは、傑作ではないかと思っている。

さて、この「ピアノ組曲」ですが、
作曲者自身で、「日本組曲」として、1991年に管弦楽へ編曲している。
この編曲、曲が曲だけに、派手派手かと思ったら、
ちょっとだけおとなしい。
ピアノ曲と比較して聴くと興味深いです。

伊福部さんの曲は、毎日聴こうとは思わないけど(すいません)
年に何回かは、むしょうに聴きたくなる
なにか、特別なものがあるんだろうなあ。

さて、今年の目標を短く書こう。

「音楽三昧」

かな ははは。
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