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3つのオレンジへの恋から行進曲(プロコフィエフ) [プロコフィエフ]

今日、ニュースを読んでいたら、
指揮者サバリッシュさん死去のニュースがのっていた。
89歳だったらしい。

思えば、サバリッシュ指揮 NHK交響楽団の演奏は、
昔から、テレビやラジオでよく聞いたと思う。
あの穏やかな顔つきの映像のイメージからかもしれないけど、
個性的で独特という演奏ではなく、
立派な演奏というイメージがあります。
そして、演奏される曲もドイツ物が多かったと思う。
決して、崩れない演奏だったかなあ。

でも、本当は、違うという人もいる(わかりません)

さて、ということで、サバリッシュ指揮のCDをひっぱりだして
聞いてみることにした。

で選んだCDが、ドイツ物では、普通なので、
バイエルン国立歌劇場管弦楽を振ったロシア物です。
このCD グリンカ、ムソルグスキー、カバレフスキー、ボロディン
等のロシア物を振っているのですが、
まったく、ロシアの指揮者の解釈と違います。
でも、なんか、サバリッシュらしくて、そこがアンマッチで逆に新鮮です。

そんな中に、
プロコフィエフの3つのオレンジへの恋から行進曲があります。
変なファンファーレの後、
不協和音が最初から続き、鋭いリズムの1分30秒ほどのアクの強い行進曲です。
打楽器の使い方も、派手にしようと思うといくらでも派手にできる。
そして、最後の方の4分音符の和音の連続は、鋭い演奏が多い
が、
サバリッシュの手にかかると、すごく聴きやすい曲になってくる
これも才能かも知れません。

追悼だったら、得意と言われたドイツ音楽もいいのかもしれませんが、
ひょっとしたら、「俺は、プロコとか好きだったんだよな」とか
思っていたかもしれません(そんなことはないか・・・)。

ご冥福をお祈りします。
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