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メフィストワルツ第2番(リスト) [リスト]

前回、メフィストワルツの3番を書いたので、ええい、この機会に
第2番も書いてしまおう。

で、前回は、悪魔というと・・・を思い出す。みたいなことを書いたのだけど、
今回は、メフィストというと、皆さんはなにを思いだしますか?
メフィストは、もちろん、ファウストに出てくる悪魔だけど、
個人的にメフィストというと、

・講談社のメフィスト賞
これ、知っている人は知っている有名な小説にあたえられる賞
なんだけど、コンセプトが「面白ければなんでもあり」
いいですよね。
たとえば、この賞を取った「6枚のとんかつ」という本なんか、あまりにバカバカしくて逆に、すごいです。
「Jの神話」も途中から、オイオイと思う展開がすごい
(もちろん、ちゃんと面白い?作品もあります)

・ウルトラセブンに出てくるメフィスト星人(正確にはメフィラス星人だな)
ははは、これは、私の世代でないとわからないですね。
この宇宙人 強いです。

まえがき?は、これくらいにして・・・

前回も書いたけど、リストは、メフィストワルツを4曲書いている。
で、4番は未完の作品なので、実質3曲ですね。

もちろん、第1番が一番有名で、出だしの和音連打から、
飛び跳ねるような主題、優しく歌うところ、豪快な聴かせ所
など、名曲にふさわしい。
で、前回書いた、第3番は、独創的な和声と旋律で、
メフィストをイメージして聴かせる曲です。

では、今日の「メフィストワルツ第2番」は、どうだろう。
ちょっと曲の解説です。
曲は、1番の序奏にも出てきた、上昇音階の断片で始まり、
16分音符の右手の速い主題で、ワルツが始まる
この曲、結構、16音符の場所多いです。
で、お約束の両手和音連打や、
ちょっと抒情的な部分もあって、
最後は、一気に終わります。

うーん、この曲、いい風に言うと、第1番と第3番の魅力が重なったとも言えるのだけど、
どちらかというと、1番や3番みたいに、突き抜けた所がないのが欠点かもしれない。

リストは、メフィストを題材としたピアノ曲をいくつか書いているけど、
舞曲の形のものばかりだ。
メフィストの姿を描いたリストの曲としては、ファウスト交響曲の第3楽章がある。
私、この方がなんとなく、メフィストぽい感じがするのですよ。
(ファウストの主題をおちょくって変奏していて、よくできています)
ファウスト交響曲の過去の音楽日記はこちら

さてさて、こんな音楽日記を書いているのだけど、
今のBGMは、先日録画したNHKのクラシック倶楽部のブラームスの弦楽四重奏曲です。
やっぱり、金曜の夜は、ブラームスですよねって、何の音楽日記だ(笑)

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