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4手のためのピアノソナタ(プーランク) [プーランク]

さて、[2台のピアノのためのソナタ]という題名があったら、
どの作曲家の曲を思い浮かべますか?

多分、
第1位は、モーツァルトですね
(のだめ で使用されたし・・・)
第2位は・・・・
多分ここで、つまる人も多いかも
まあ、ブラームス、ストラビンスキーあたりまでは、
言えても、それ以上は、なかなか思いつきませんね。
私もあまり、すぐには、思いつきません

で、フランスの作曲家プーランクは、
実は、2台のピアノのためのソナタを2曲も書いています。
で今日の曲は、その2曲の内
2台のピアノで演奏されるのに、
なぜか「4手のためのピアノソナタ」と呼ばれている曲です。

この曲全3楽章からなるのですが、
全部合わせても6分程度の曲です。
(もう一曲の2台のピアノのためのソナタは、20分程度ありますが・・・)

どの楽章もプーランク特有のウイットに富んでいます

第1楽章
 特徴的なリズムパターンの上で、これぞプーランクという
 とても楽しい主題が、踊ります。
 この主題の音の動きが、変だけど、とっても面白いです。

第2楽章
 素朴な旋律が歌われます
 これは弾けそうだ

第3楽章
 第1楽章にもまして、楽しい曲。
 最初の主題がいろいろ展開されます
 途中、第1楽章のリズムが突然出てきたり
 そして、最後の終わり方がとっても粋です。 

この曲、プーランクの19歳の時の作品で、
とっても聴きやすい。
こういう曲は、気の合った人と、2台ピアノで弾くと
気持ちいいだろうなあ。

なぜか、時々、こういう、お茶目な曲を聴きたくなる時もあります。
まあ、そんな時は、疲れているのですけどね(笑)

さてさて、700記事になったら、ちょっとなにかをしようと思うけど、
なかなかだなあ・・・
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つぁら

通りすがりの者ですが、4手は連弾のこと。1台のピアノにふたり並んで弾くから、2台ではないのではないですか?
by つぁら (2013-02-18 13:05) 

みどりのこびとちゃん

つぁらさん、コメント、ご指摘ありがとうございます。
この曲に関しては、ちょっと説明不足でした。
この曲、4手のためのピアノソナタ または、連弾ソナタ
という日本語訳で言われています。
おっしゃる通り、4手は、連弾で、1台のピアノで弾かれます。
で、この曲も、もちろん、連弾で弾かれることもあるのですが、
2台ピアノでも、弾かれます。
楽譜も、連弾又は2台ピアノとなっていまして、
動画サイトもいくつか見ると、2台演奏もあります。
(でも、連弾の方が多いかも・・・)
ということなのですが、
上の文章を読むと、確かに、連弾では弾かれないように書いて
ありますね。申し訳ないです。
さて、楽譜を見ると、第1楽章冒頭から、連弾で弾くと、
上のパート、下パートを飛び越して、すごく無理があるなあ。
見ていて かっこいいけど・・・
by みどりのこびとちゃん (2013-02-18 21:28) 

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