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ピアノソナタ第2番 (ブラームス) [ブラームス]

さて、この音楽日記のペースもあげなくてはいけないし(えっ、なぜ?)
前回、ブラームスのピアノソナタ第1番を書いたのなら
やっぱり、第2番も書かなくては、片手落ちですよね。
(ピアノソナタ第3番は、結構昔に書いた)

ということで、今日の音楽日記は、ブラームス作曲のピアノソナタ第2番です。
まあ、第2番と言っても、実質は、最初のピアノソナタらしいです。

さて、ブラームスのピアノソナタは、全部で3曲あるけど、
皆さんは、何番が好きですか?

私は、がっちりした構成で、聴きごたえのある第3番が好きで、
その次は、若さあふれるわかりやすい第1番かな。

昔、ブラームスの第2番のピアノソナタを初めて聴いた時は、
さっぱり、わからなかったです。
なんか、とりとめもない音楽だと思ったのです。

今回、本当に久々に全曲聴いてみました。
全部で、4つの楽章からなる大曲ですが、

第1楽章 すごく荒々しい音楽だと思います。
    若さというより、ちょっと乱暴感じですね。

第2楽章 重々しい楽章です。変奏曲なのですが、
    これもまた普通のソナタのゆっくり楽章とは大きく違います

第3楽章 スケルツォぽくないのです。どちらかというと、
    前の楽章の雰囲気を引きずっているかな? 後半のトリルがまたスケルツォぽくありません

第4楽章 幻想的な序奏で始まります。
    ブラームス的な主題、運命の主題 楽しい主題 それらが、混沌としているのですが、
    大きなエネルギーをもって全体を作っています。
    最後はまた、ロマン的な静かなパッセージで、突然フォルテで終わります

確かに、今回聴いても、ちょっとまとまりが・・・と思ってしまう。

だけど、逆にそのまとまりさのなさが、全体の大きな音楽を作って、
いる気もします。

特に第4楽章は、いろいろなイメージの主題が、どれもこれも、大きなエネルギーをもっていて、
これはこれで、すごい音楽かもしれません。

この曲、若き日のブラームスが、ベートーベンとは違うピアノソナタを目指して、
作曲したのかなあ、というイメージがすごくします。

進呈されたクララ・シューマンは、この曲をどんな評価していたのか、とても気になるところですね

さてさて、もう一回、聴いてみるか
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