ピアノソナタ第1番 ハ長調(ブラームス) [ブラームス]
ちょっと前に、ブラームスのピアノソナタ第3番の過去記事にコメントがあったので、
久々に、ブラームスの3曲のピアノソナタを聴いたので、
書いていない曲を、ちょっと書いてみよう。
今日の音楽日記は、ブラームス作曲のピアノソナタ第1番です。
この曲、実際には、第2番より後に完成されたらしいけど、
作曲家にとっては、記念すべき、作品番号1がつけられています。
作品番号1・・・いい響きです。
これから、作曲家の道を歩み始めるにあたって、最初の第一歩。
シューマンがこの曲を聴いて、すごく感激したとの話もあります。
どの解説にも、若さあふれる曲と書いてあるけど、
その通りだと思う。
ブラームスの交響曲などの完成度。
後期のピアノ曲の渋みはないけど、
すごく、情熱にあふれていて、こわいもの知らずの曲
と思う。
さて、ここで問題です。
このピアノソナタ第1番が作曲されたのは、1852~1853年です。
同じ時期に書かれた他の作曲家のピアノソナタには、なにがあるのでしょうか?
答えは、このブログの中で・・・
第1楽章
もちろん、最初は、だれでも、ベートーベンのピアノソナタ第29番の最初を
思い浮かべるのだけど、その後の展開は、全然違ってくる
もっとわかりやすいし、第2主題もロマン的だ。
この楽章の最後のコーダの部分、響きが結構好きです。
第2楽章
古いドイツの歌を基にしているということで、民謡風な主題かと思ったら、
結構暗い主題です。
変奏曲になっていて、ブラームスならではの結構渋めの変奏曲です
第3楽章
元気なスケルツォ
第4楽章
第1楽章の最初の主題の変形で始まります。
この第1主題の次に出る主題(第2主題?)の響きが好きな部分ですね
で、ちょっと派手なコーダでしめくくります。
さて、この曲の作曲年代は、1852~1853年です。
どんなピアノソナタが書かれているのでしょうか?
リスト作曲ピアノソナタ・・・1852~1853年
そう、あの有名なリストのピアノソナタと同時期の作曲です。
当たり前ですが、音楽の方向性が、リストとは、全く違っています。
このブラームスのピアノソナタ第1番は、弾く人は少ない。
多分、弾きこなすのに、技巧的に大変なのに、
(だって、ほとんどオクターブの重音が多いし、疲れるし・・・多分)
華麗ということはないし、
ブラームスというと、どうしても、構成力や渋さを求めるけど、
こんなピアノソナタを、一気に弾いて、しまう演奏も聴いてみたいものです。
追記
関係ないけど、今年の最初の目標が 100記事/年 約3日に1記事のペースでがんばろう。
うーん、すでに、すごくペースが遅い感が・・・・
久々に、ブラームスの3曲のピアノソナタを聴いたので、
書いていない曲を、ちょっと書いてみよう。
今日の音楽日記は、ブラームス作曲のピアノソナタ第1番です。
この曲、実際には、第2番より後に完成されたらしいけど、
作曲家にとっては、記念すべき、作品番号1がつけられています。
作品番号1・・・いい響きです。
これから、作曲家の道を歩み始めるにあたって、最初の第一歩。
シューマンがこの曲を聴いて、すごく感激したとの話もあります。
どの解説にも、若さあふれる曲と書いてあるけど、
その通りだと思う。
ブラームスの交響曲などの完成度。
後期のピアノ曲の渋みはないけど、
すごく、情熱にあふれていて、こわいもの知らずの曲
と思う。
さて、ここで問題です。
このピアノソナタ第1番が作曲されたのは、1852~1853年です。
同じ時期に書かれた他の作曲家のピアノソナタには、なにがあるのでしょうか?
答えは、このブログの中で・・・
第1楽章
もちろん、最初は、だれでも、ベートーベンのピアノソナタ第29番の最初を
思い浮かべるのだけど、その後の展開は、全然違ってくる
もっとわかりやすいし、第2主題もロマン的だ。
この楽章の最後のコーダの部分、響きが結構好きです。
第2楽章
古いドイツの歌を基にしているということで、民謡風な主題かと思ったら、
結構暗い主題です。
変奏曲になっていて、ブラームスならではの結構渋めの変奏曲です
第3楽章
元気なスケルツォ
第4楽章
第1楽章の最初の主題の変形で始まります。
この第1主題の次に出る主題(第2主題?)の響きが好きな部分ですね
で、ちょっと派手なコーダでしめくくります。
さて、この曲の作曲年代は、1852~1853年です。
どんなピアノソナタが書かれているのでしょうか?
リスト作曲ピアノソナタ・・・1852~1853年
そう、あの有名なリストのピアノソナタと同時期の作曲です。
当たり前ですが、音楽の方向性が、リストとは、全く違っています。
このブラームスのピアノソナタ第1番は、弾く人は少ない。
多分、弾きこなすのに、技巧的に大変なのに、
(だって、ほとんどオクターブの重音が多いし、疲れるし・・・多分)
華麗ということはないし、
ブラームスというと、どうしても、構成力や渋さを求めるけど、
こんなピアノソナタを、一気に弾いて、しまう演奏も聴いてみたいものです。
追記
関係ないけど、今年の最初の目標が 100記事/年 約3日に1記事のペースでがんばろう。
うーん、すでに、すごくペースが遅い感が・・・・
おぉ、ピアノソナタ第1番!
何を隠そう私は第4楽章のコーダが実に実にに大好きでおます。
何と言う心躍る推進力!、大変素晴らしくて魅力的であります。
大昔聴いたクリスティアン・ツィンマーマンの演奏が忘れられません。
第1楽章冒頭のハンマークラヴィアもどきはちょっとアレですがw。
ペースもっと速めてくださいw。
by なるたる (2012-02-16 21:05)
なるたるさん、コメントありがとうございます。
実は、私も、この曲の演奏で一番すばらしいと思っているのは、
ツィンマーマンの演奏です。
音がはっきりしていて、とても好きです。
ペース速めます(笑)
by みどりのこびとちゃん (2012-02-18 10:09)
youtubeにツィンマーマンの第4楽章を発見。
みどりのこびとさんが昔聴かれたのも多分これでしょう。
大変懐かしい、もう32年も前の録音になります。
http://www.youtube.com/watch?v=tQrm2QFu2lM&feature=related
by なるたる (2012-02-19 01:50)