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エチュード作品10-9 ヘ短調(ショパン) [ショパン]

ピアノ音楽を主に・・・
と書いているのに、最近、全然書いていない。
たまには、ピアノ曲です。

ショパンのエチュードは、いうまでもなく
普通には、作品10の12曲と作品25の12曲の全24曲ですね
(新練習曲の3曲の小品があるけど・・・)

もちろん、24曲全曲をまとめて演奏したり録音したり
することも多いけど、
単独で演奏される曲も多い
ちょっとグループ分けしてみよう(なんの意味もないけど・・・)

第1グループ(有名で単独で演奏される場合の方が多い曲)
 作品10では 3番「別れ」,5番「黒鍵」,12番「革命」
 作品25では 1番「エオリアンハープ」,9番「蝶々」,11番「木枯らし」

第2グループ(単独でも演奏される場合がある曲)
 作品10では 1番,2番,4番 
 作品25では 2番,6番「三度」,12番「大洋」

第3グループ(単独ではまず演奏されない曲)
 作品10では 6番,7番,8番,9番,10番,11番
 作品25では 3番,4番,5番,7番,8番,10番

まあ、第1グループは、俗称が付いている曲で、
やはり、名曲ということで・・・

第2グループはというと、
派手な曲
指使いに特色がある曲
変わった魅力がある曲

問題は、第3グループですね
なんだろう、ちょっと不運というか、
まあ、魅力がない訳ではないのだけど、
単独で演奏するほど・・・ということなのかなあ。
(25-7の旋律や25-10の力強さは結構好きなのですが・・・)
(あと、25-5の指使い面白いです)

ということで、今日は、その第3グループ
(といっても、勝手に私が分類しただけだけど)
の中で、私が気に入っている曲を書いてみよう。

今日の音楽日記は、
ショパンのエチュード作品10-9です

この曲、実は、初めてショパンのエチュード全集を買って聴いたとき
(中学生の時です。アレクサンドル・スロボジャニクのピアノのレコードです)
(ははは、マイナーなピアニストのレコードですよね)
結構、気に入った曲です。
もちろん、革命などの曲を当時はよく聴いたけど、
この作品10-9は、当時の中学生の時の感情に合っていたのかもしれません。

この作品10-9ですが、
左手は、16分音符の伴奏
旋律は、右手
という単純な構成で、
ちょっと感傷的な主題が、とぎれとぎれに歌われます。
和声もそんなに凝ってないのですが、
旋律が、時には甘く、時には強く、時にはけだるく
聴こえ、最後の数小節のコーダで はかなく消えていきます。

練習曲としては、メゾスタッカートで旋律を歌わせることと、
左手の手を広げての均一の音での伴奏に主眼を置いているようです。

ちょっと話変わりますが、
メゾスタッカートでの指示の演奏
ちょっと難しいですよね
結構、演奏者の自由になるのですが、
どの程度にするか、迷ってしまいます(笑)

話もどって、ショパンの練習曲でこの作品10-9が好きな人いるのかなあ
私も、大人になって聴かないなあ・・・

で、この曲、ちょっとピアノで弾いてみたけど、
右手はいいけど、左手がちょっと厄介だ
ええい、ちょっと音型変えてみよう
最初の一音をオクターブ上げてみよう
ははは、弾きやすいけど、なんか、曲にしまりがなくなる
(ショパンさん、すいません、ちょっと遊んだだけです ハイ)

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