無伴奏チェロ組曲 第1番(J.S.バッハ) [バッハ(J.S.)]
その男は、文庫本3冊を読み終えた。
そして、思った。
この本は、ちょっと苦しい
でも、あのころは、そうだった。
青春時代も含めて、思い通りにはならないし、
後悔することも多くある。
でも、すばらしいこともある。
音楽もある。でも音楽を失うこともある。
全部ひっくるめて、人生です(笑)
そして、この本の音楽の描写は、みごとだ。
特に、最後のブランデンブルグ第5番の所は・・・
しかし、男は思った。
この本のターゲットは、どの年代だろう?
私が思うに、40歳以上の人が読むと、感情移入できるのではないかと・・・
文庫本の題名は、【船に乗れ!】ⅠⅡⅢ
*********************************************************************
そう、ちょっと紹介された本を読んだのですが、
これがなかなか、よかったのです。
主人公は、音楽学校でチェロを習う高校生。
音楽と青春と人生の辛さと哲学をみごとに書いています。
興味のある人は、是非。
ということで、今日は、その本に出てくる曲を書いてみよう。
と思ったら、
メンデルスゾーンのピアノ三重奏第1番も
バッハの無伴奏チェロ組曲の第3番も
モーツァルトのジュピターも
リストの前奏曲も
R.シュトラウスのドンキホーテも
モーツァルトの魔笛も・・・
結構、この音楽日記ですでに書いてある。
と思ったら、こんな有名な曲、まだ書いていなかった。
今日の音楽日記は、バッハ作曲の無伴奏チェロ組曲第1番です。
バッハの無伴奏チェロ組曲は、全部で6曲あり、
以前、第3番は、この音楽日記でも書いた⇒こちらの記事
第1番は、プレリュードと5つの舞曲からなっている。
とりわけ有名なのが、プレリュードかもしれない。
分散和音に終始する音楽だけど、
練習曲と思えば、そうなのだけど、
実際に、ゆっくり弾くと、とても奥が深い。
(私、チェロは弾けないので、ピアノの低音で、この音形を弾いてみたのですが、
単純で単音なのに、とてもとても魅力的な音楽です。)
で、プレリュードに続く5つの舞曲も、
一つ一つじっくり聞くと、単なる舞曲でなく、音楽的な舞曲?に聞こえる所が
バッハのすごいとこです。
民衆の舞曲というジャンルから、チェロひとつで、これほどの音楽を作れる
これは、すごい。
さてさて、せっかくだから、バッハの無伴奏チェロ組曲、全6曲
マイスキーのチェロで、夜中に聴いてから寝よう。
追記
全然関係ないけど、女の子で、南といったら、浅倉を思い出すのは私だけ(笑)
そして、思った。
この本は、ちょっと苦しい
でも、あのころは、そうだった。
青春時代も含めて、思い通りにはならないし、
後悔することも多くある。
でも、すばらしいこともある。
音楽もある。でも音楽を失うこともある。
全部ひっくるめて、人生です(笑)
そして、この本の音楽の描写は、みごとだ。
特に、最後のブランデンブルグ第5番の所は・・・
しかし、男は思った。
この本のターゲットは、どの年代だろう?
私が思うに、40歳以上の人が読むと、感情移入できるのではないかと・・・
文庫本の題名は、【船に乗れ!】ⅠⅡⅢ
*********************************************************************
そう、ちょっと紹介された本を読んだのですが、
これがなかなか、よかったのです。
主人公は、音楽学校でチェロを習う高校生。
音楽と青春と人生の辛さと哲学をみごとに書いています。
興味のある人は、是非。
ということで、今日は、その本に出てくる曲を書いてみよう。
と思ったら、
メンデルスゾーンのピアノ三重奏第1番も
バッハの無伴奏チェロ組曲の第3番も
モーツァルトのジュピターも
リストの前奏曲も
R.シュトラウスのドンキホーテも
モーツァルトの魔笛も・・・
結構、この音楽日記ですでに書いてある。
と思ったら、こんな有名な曲、まだ書いていなかった。
今日の音楽日記は、バッハ作曲の無伴奏チェロ組曲第1番です。
バッハの無伴奏チェロ組曲は、全部で6曲あり、
以前、第3番は、この音楽日記でも書いた⇒こちらの記事
第1番は、プレリュードと5つの舞曲からなっている。
とりわけ有名なのが、プレリュードかもしれない。
分散和音に終始する音楽だけど、
練習曲と思えば、そうなのだけど、
実際に、ゆっくり弾くと、とても奥が深い。
(私、チェロは弾けないので、ピアノの低音で、この音形を弾いてみたのですが、
単純で単音なのに、とてもとても魅力的な音楽です。)
で、プレリュードに続く5つの舞曲も、
一つ一つじっくり聞くと、単なる舞曲でなく、音楽的な舞曲?に聞こえる所が
バッハのすごいとこです。
民衆の舞曲というジャンルから、チェロひとつで、これほどの音楽を作れる
これは、すごい。
さてさて、せっかくだから、バッハの無伴奏チェロ組曲、全6曲
マイスキーのチェロで、夜中に聴いてから寝よう。
追記
全然関係ないけど、女の子で、南といったら、浅倉を思い出すのは私だけ(笑)
「船に乗れ!、気に入っていただいて何よりです。
「まあ人生、思うようにならない」と言う教訓のようなお話なんですかね。
痛くて、苦い読後感ではありました。
青少年には苦味が強すぎます。
結構衒学的な所のある小説でもありますね。
ついでにもう一つご紹介です。
「さよならドビュッシー」 中山七里著 宝島社文庫
ピアニスト志望の女子高生の物語ですが、火事で亡くなった資産家の祖父の遺産相続を巡る殺人事件の謎解きのいわゆるミステリー(推理小説)でもあります。
最後にあっと驚くドンデン返しがありますが、ミステリー好きのみどりのこびとさんなら、途中で真相が分ってしまうかも…。
出てくる曲も超有名曲ばかりで、「船に乗れ!」のような精緻な演奏描写が
あるわけではありませんが、そこそこ楽しめます。
よろしければ話のタネにどうぞ。
因みに第二作は「おやすみラフマニノフ」と言うやはり推理ものです。
by なるたる (2011-08-01 01:38)
なるたるさん、コメントありがとうございます。
「船に乗れ!」本当になかなかでしたよ。
読後感も、よかったし。ハイ
「さよならドビュッシー」は、文庫本になった瞬間に買って
すでに読みました。
で、感想ですが、ハイ、本格推理物が好きな私には、
最初の時点で、すでに、真相が・・・
ということで、音楽の部分はそこそこ楽しめましたが
ミステリー物の評価としては、ちょっとですね
ちなみに、最近読んだ
音楽物の本では、ミステリーではないのですが、
「オケ老人」という本が
軽く読めて、面白かったです。
お暇でしたら、ぜひ
by みどりのこびとちゃん (2011-08-02 22:02)
いきなりですがこんにちは
サティのことを調べていたらたどりついいて、面白そうだなあと拝見させてもらっていました!
船に乗れ!私も読んだことがあります。
この本がきっかけでオーケストラに興味を持つようになりました。
(もともと吹奏楽をやっていたのですが。)
ブランデンブルグ協奏曲をよく聴くようになりました
いいですよね
by あかね (2012-02-11 15:27)
あかねさん、コメントありがとうございます。
船に乗れ いい本です。
吹奏楽ですか・・・
私「アルヴァマー」や「エルカミ」はやったことありますよ
by みどりのこびとちゃん (2012-02-12 00:31)