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交響曲 ハ長調 (プフィッツナー) [プフィッツナー]

最近、本当にいろいろな曲を聴いたのだけど、
この音楽日記に書いていない。
その中でも、なぜか、いろいろな交響曲を聴いたのです。

テレビでは、エルガーの第3番なんかもやっていたし、
グラズノフやカバレフスキーやミャスコフスキーなどの
ロシア物の交響曲も聴いたし、
諸井三郎の交響曲も聴いたし・・・
なぜか、ベルリオーズの幻想も聴いたし・・・

で、そんな中、久々にプフィッツナーの交響曲を聴いたのです。
と言っても、実家に帰った時に、フルトヴェングラーの古い録音で聞いて、
あまりに音が悪くて、あれっ、これどんな曲だったかなあ・・・
と思っていたのですが、
ナクソス・ライブラリーの中に、ちゃんとした音質?の音源があったので、
ゆっくり聞いてみました。

今日の音楽日記は、ドイツの作曲家プフィッツナーの交響曲 ハ長調です。
(なんか、昔は、第2番 と言っていたみたいだけど、最近は、番号付で呼ばないみたいです。)

で、プフィッツナーって誰と言う人の為にちょっとだけ解説を・・・

プフィッツナーは、1869年生まれ
ドイツ音楽の伝統を守った作品を書いて、
ブゾーニの新しい音楽は、嫌ったとか・・・
まあ、後は、ネットで調べて下さいね

で、交響曲 ハ長調です。

この曲、3つの部分(3楽章?)からなっていますが、
演奏時間は、15分程度で、交響曲としては、とても短い曲です。

最初 弱音で出て、盛り上がってくる主題は、
英雄の生涯ぽくって、なかなかです。
その後、管楽器にやさしい主題がでるけど、わかりやすい
中間部(第2楽章にあたる部分)のどこか陰のある主題は、
ちょっと重たいです。
でもこの部分の管楽器の使い方は、いいですねえ
で、突然シンバルが鳴って、生き生きとした部分(3楽章?)に入ります
この部分、特に、保守的な音楽です。
後半の対位法的な部分は、学校の先生のように、ぴしっとした音楽
最後に、輝かしく、最初の英雄の生涯みたいな主題が復帰
して、フォルテで壮大に終わる。

こうして書くと、R.シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」の小型版か?
と思われるかもしれませんが、
全然違います。

曲はものすごく、小ぶりです。
そして、派手な色彩感というのも皆無です。
全体的に、すごく地味です。
管弦楽もそんなに凝っていないように聞こえる
最後の輝かしい部分も、どことなく、全開という感じではありません。

で、この曲の私の評価ですが、
うーん、難しいです。

名曲か? と聞かれたら、まあ悪くはない と言うだろうし、
嫌いな曲か? と聞かれたら、いや゜それほど嫌いではない と言うだろうし、

なんだろう、保守派ならもっと、断固とした保守的ドイツ音楽の方が、
はっきりしたと思うのだけど・・・

とは言え、プフィッツナーは、当時は、結構人気があったそうだ。
ちょっと別の曲も聞いてみよっと。

ということで、今日は、あまり知られていない?
プフィッツナーの交響曲でした。

次回は、もう少し有名曲書きます。ハイ
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コメント 2

なるたる

プフィッツナーの交響曲はその地味さ、退屈さにおいてハンス・フォン・ビューローの交響曲と良い勝負かも…。
あんまり華がありませぬorz。

by なるたる (2011-07-13 22:07) 

みどりのこびとちゃん

なるたるさん、コメントありがとうございます。
そうですよね。プフィッツナーの交響曲、地味ですよね
同じ思いの人がいて、よかったです。
あんまり、地味とか、退屈って、書いてあるのが無いので(笑)

でも、当時は、人気あった作曲家らしいですね
なんでだろう?
by みどりのこびとちゃん (2011-07-13 22:49) 

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