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交響曲 第41番 ハ長調【ジュピター】(モーツァルト) [モーツァルト]

あの地震から二週間たった。
まだまだ、余震はあるし、計画停電(私は関東の人間です)はあるし、
原発も、まだ予断を許さない状況です。
被災地の方は、まだまだ、本当に大変だと思います。
この震災に対して、個人レベルで出来ることは、するとして、
ひょっとしたら、このブログを楽しみにしている人が東北にもいるかもしれない。

ということで、話を音楽に戻そうと思う。
で、なんの曲を書こうかなあ、と思ったのですが、
最近、モーツァルトをちょっと勉強しています。

実は、秋の演奏会(いつものマンドリンオケです)で、モーツァルトの
ディベルティメントを演奏することになったし、
今年から、もう一つ、違うマンドリン団体も振ることになったのだけど、
そこでも、モーツァルトの序曲を演奏するのです。

で、ディベルティメントは、サイトウキネンのように、ちょっとロマン的な味付けをして、
優雅に歌うようなイメージの演奏。
そして、序曲は、フォルテとピアノを対比させて、速めのテンポで、古楽器的な演奏
のイメージの演奏。
と、同じモーツァルトでも、まったく別のイメージで、練習しています。

モーツァルトの曲は、どっちでも、それぞれ良さが出ていいのだけど、
そして、練習も楽しいのだけど、
スコアを見て、単純な音符を考えれば考えるほど、訳がわからなくなって、
迷宮に入っていくのです。
ははは、やっぱり、モーツァルトは、難しいです。音楽の悪魔です。ハイ

(参考ですが、以前、この音楽日記で、モーツアルトのピアノソナタは、世界一難しい?
 という音楽日記を書きました⇒こちらも見てね

今日の音楽日記は、そんなモーツァルトの傑作
交響曲 第41番 ハ長調【ジュピター】です。
(なんで、この曲、いままで この音楽日記にでてこなかったのかなあ・・・)

有名な曲なので、詳しい解説は、各自ネットで調べてくださいね。
まあ、もちろん、
いろいろな特徴的な主題の第1楽章。
優雅で、これぞモーツァルトの歌と思われる第2楽章。
単純な中にも味があるメヌエットの第3楽章。
もいいのだけど、
やっぱり、この曲、第4楽章のみごとな対位法のフィナーレがすばらしい。
輝かしく、壮大で、まさしく、音楽という音楽がここにある。
人生で、最後に書いた交響曲のフィナーレが、これというのは、すばらしい。

ジュピターの意味は、ローマ神話の主神で、【天空の神】らしい。
ジュピター という名称は、モーツァルトがつけたものではないが、
ローマ神話に詳しくない私でも、なんとなくイメージは、想像できるなあ。
(まあ、この俗称がいいかどうか別として、
 この曲に、描写的なイメージの俗称がつかなくてよかったと思います)

地震で、ちょっとめいっている人。
モーツァルトのこの音楽を聞いて、少しは、元気になりませんか。

今日は、短めの音楽日記ということで
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