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ラデッキー行進曲(ヨハン・シュトラウス 一世) [シュトラウス(ヨハン)一世]

今日の音楽日記は、誰でも知っている有名曲を書いてみよう。
ヨハンシュトラウス一世の作曲した【ラデッキー行進曲】です。
(私、有名なクラシック曲って結構好きです。やっぱり有名なだけはあります)

ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの聴き方は、人それぞれだろうし、
こういうコンサートは好き嫌い分かれると思いけど、
私は、軽く聴くのには、いいなあと思うし、
このコンサート、いろいろな指揮者の別の顔が見れて面白いと思う。

さて、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの定番と言えば
【美しき青きドナウ】と【ラデッキー行進曲】ですね。

コンサートに定番曲があるというのも、いい面と悪い面があると思うけど、
私は、定番曲は、残しておいてほしいなあ。
(話変わるけど、ラジオ体操は、昔のまま、そのままずっと続けて欲しかったです。
 子供から、老人まで、なにか同じことができるというのは、大変重要かと・・・
 あれっ、全然関係ない話になってしまった。
 次いでに書くと、携帯やパソコンも、ちょっと進化のスピードが速すぎるぞ・・・)

で、もとにもどして、曲の話です。
この【ラデッキー行進曲】は、ワルツ王のヨハン・シュトラウスの父の作曲で、
ヨハン・シュトラウス一世は、もちろん、ワルツやギャロップを作曲しているけど、
行進曲も40曲程度作曲しているらしい。
もちろん、その中で一番有名な行進曲です。

4小節の前奏の後、行進曲の主題がでて、トリオがあって、主題がもどって終わり。
という王道の曲で、解説はいらないでしょう。
最初に、スネアのリズムが入るのは、ニューイヤーコンサートの定番か?

この曲、演奏会で演奏すると、曲に合わせて、手拍子が入ることが多い。
もちろん、ニューイヤーコンサートでは、それが定番だし、
他の演奏会でも、そうなる場合が多々ある。

で、演奏に合わせて、手拍子が入るのは、オケにとって、
どういう感じなのだろう?

実際に、私、この曲を演奏会のマンドリンオケでやって、
手拍子をもらったことがあるけど

私は、手拍子が入ると

お客様の気持ちが伝わってきて、嬉しい。
でも
手拍子のリズムがだんだん遅れてくるので、合わせるのに大変。
そして、
知っている人は、フォルテとピアノと叩く場所がわかっているのだけど、
客席に指示をだすのが、これまた大変(笑)
でも、
基本的には、結構、嬉しいものです。

さて、少しは、曲の話もしよう。
この曲、ちょっと疑問なのは、
いったい、もともとの原曲は、どんな曲なのかなあということです。
管弦楽の原典版が、最初の曲なの?
それとも、軍楽隊のスコアが最初?
管弦楽編曲版は、作曲者自身のものや他の人のなど、いったいいくつあるのだろう?

なぜかというと、管弦楽の演奏でも、結構、アレンジが違っている。
まあ、ブルックナーとかと違って、
あんまり、そんなことを考えないで聴く曲でもあるので、
考えなくてもいいのですが・・・誰か知ってますか?

さて、この曲では、個人的に非常におもしろい経験をした。

10年以上前に、幼稚園で、マンドリン数名で演奏会を開いたことがある。
もちろん、幼稚園児に、生演奏を聞かせようという企画だったので、
当時はやっていた、アニメや童謡 おかあさんといっしょ 
の曲などを編曲して演奏したのだけど、
せっかくだから、クラシック曲を一曲だけ聞かせようと思って、
この【ラデッキー行進曲】を選んで、演奏した。
その時に、フォルテの部分では、大きく手拍子、
ピアノの部分は、ひとさし指で、小さく両手で叩く よう 園児に説明して、
演奏した。
もちろん、指揮より 幼稚園児に向かって、身振り手振りでやったのだけど、
そのうれしそうな顔といったら、忘れられない。
フォルテの部分では、全員飛び跳ねながら、手を叩いてくれたし、
ピアノの部分では、全員、小さくなって、指を小さく叩いていた。
いやあ、演奏してよかったなあ・・・
クラシックの曲で、幼稚園児が、これほど 盛り上がるとは、思わなかった。

とにかく、この【ラデッキー行進曲】いろいろな所で活躍している曲だと思います。

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追記
 さて、実は、私、以前より、ちょっと右眼が悪かったのですが、
 ちょっと手術しなくてはいけなくなりました。
 で、明日から、10日間程度、病院に入院なのです。
 その間、コメントがあっても、すぐにレスできないと思いますが、
 よろしくお願いします。
 退院したら、報告します。では・・・
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Cecilia

もう入院されている頃ですね。お大事になさってください。
私もコンタクトにしたら、目が痛くなったり瞼がはれたりしています。大事にしないと・・・。
「ラデッキー行進曲」、最近は意識して「ラデツキー行進曲」と言っています。そのほうが正しい発音に近いような気がして。
手拍子をしたくてたまらなくなる不思議な曲です。








by Cecilia (2011-01-12 18:16) 

みどりの巨人ハルクくん

えっ、ラジオ体操変わったんですか? あの第一体操はもうやってないんですか?

 それは明日の朝にでも確認すればいいとして・・・

この曲の「原曲」の問題は、アルノンクールにでも訊いて下さい。
何年か前のニューイヤーコンサートで、この指揮者が振った時、しょっぱなに
その「原曲」(原典版)とやらを演奏して、なにやら説明を付け加え、
学者バカぶりを披瀝してました。どっちらけました。このコンサートに、この曲に、
そんな要素を持ち込むオーセンティックなバカっぷりにほとほと呆れました。
最後にはいつものように通常版を演奏しましたが、二番煎じのラデツキーで
盛り上がれますか? 音楽バカになれない学者バカは、このコンサートに
出ないでほしいです。顔もおっかないし。

で、この曲の呼び方、「ラデツキー」が正しいのでは? NHKの標準なんたら
かんたらでもそうだろうし、「ラデッキー」と呼んでいるのを聞いたことがありません。将軍だかの名前だそうですけど。

さて、目の手術をされるとのこと。私の音楽仲間の御老体が、白内障の手術をして
ものすごくよく楽譜が見えるようになったと喜んでいました。
老齢になってから目がよく見えるようになるなんてことがあるのかと、驚きました。
どのような疾患かはわかりませんが、好転されることをお祈りいたします。
パソコンは目に悪いですので、ご自愛ください。

by みどりの巨人ハルクくん (2011-01-13 01:11) 

みどりのこびとちゃん

Cecilia さんコメント ありがとうございます。
無事退院しました。

はい 確かに【ラデツキー】が正しいです
by みどりのこびとちゃん (2011-01-20 23:51) 

みどりのこびとちゃん

ハルクさん コメントありがとうございます。

おかげさまで、目はよく見えるようになりました。

ニューイヤーコンサートに学術的な説明は確かにいらないです。

すいません【ラデツキー】ですね
by みどりのこびとちゃん (2011-01-20 23:53) 

みどりの巨人ハルクくん

アーノンクールのニューイヤーコンサートですが、
「今回は《ウィーンの森の物語》とか《雷鳴と電光》とか、ポピュラーな曲ばかり
やりますよ。ただし、全部シュトラウスのオリジナル版楽譜でね」
という趣向だったなら、とてもおもしろかったと思うのです。
それを、オリジナル演奏のためにとっておきのお楽しみ定番最終アンコール曲を
最初にやってしまった。最悪の企画構成だと思います。
by みどりの巨人ハルクくん (2011-01-24 15:02) 

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