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歌の翼に(メンデルスゾーン) [メンデルスゾーン]

今年最後の音楽日記です。

さて、今日は、本文に入る前に、
今年の【みどりのこびとちゃんの音楽日記】をちょっとだけ回想してみよう。
(昨年も同じことやってますね)

今年の音楽日記は、メンデルスゾーン作曲のピアノ三重奏曲 第2番で始まりました。
(メンデルスゾーンは、今年、生誕200年でした。第1番も第2番もいい曲です)

その後、作曲家では、
・ブラームスシリーズ(声楽曲や室内楽やピアノ曲など 一気に8曲! うーん、充実していたな)
・シューマンシリーズ(交響曲から合唱曲まで、一気に10曲! うーん、これも充実していたな)
なんかを書いてみたり、

そして、ジャンル別だと、あいかわらず、
 ・ピアノ協奏曲シリーズ(以前も書いたけど、今回は4曲)
 ・ヴァイオリン協奏曲シリーズ(いろいろ4曲ですね)
を書いてみたり、

このブログの中心のピアノ曲では、
 ・ショパンの即興曲を3曲まとめて・・・
 ・ベートーベンのピアノソナタを3曲まとめて・・・
 ・ちょっとマニアにはたまらない、タールベルクやブリューメンフィールドやリャプノフ・・・
等々と、あいかわらず、支離滅裂な選曲をしています。

ちょっと変わった選曲では
 ・ブリューメンフィールドのピアノ練習曲【Sur mer】 作品14(まさしくピアノ音楽)
 ・ラフのピアノと管弦楽の為の【春への頌歌】(この雰囲気最高です)
 ・フランセのオーボエと管弦楽の為の【花時計】(洒落た音楽です)
等々と、マイナーな曲も書いたし

音楽ではなく、別の意味で、今年の記事で、気に入っているのは
 ・ハイドンの【びっくり交響曲】の記事(クイズ形式がなかなかいいかな)
 ・シューベルの【交響曲グレート】の記事(ははは、こういう書き出し好きなのです(笑))
 ・エルガーの【威風堂々第2番】の記事(こういう書き出しも好き)
等々と、何かいているかわからんし(笑)

で、今年の収穫は、よくピアノを含む室内楽を聴くようになったことかもしれない。
 ・シューマン作曲の【ピアノ四重奏曲】(これ、思っていたより全然いいです)
 ・ブラームス作曲の【ヴァイオリンソナタ第1番】(この旋律は、やっぱり一級品)
うーん、結局 ロマン派の音楽か(笑)

ははは、今年もいろいろ書いてきました。
ちょっと読み返してみると、
今年の前半は、すごく充実していたけど、
後半は、個人的にいろいろ忙しかったこともあって、
ちょっと、更新も少なく、内容も落ちてきたかなと・・・
まあ、でも、今年も、いろいろ聴いて、
ジャンルが、広がった年だったような気がする。
それは、それでよしとしよう。


今年の回想は、このくらいにして、
今年最後の音楽日記を書こう。

今年最後の音楽日記は、やはり、
今年、生誕200年のメンデルスゾーンの曲で、締めくくろう。
今日の音楽日記は、メンデルスゾーンの声楽曲【歌の翼に】です。

この曲、メンデルスゾーンの中では、有名ですよね。
もちろん、原曲は、声楽曲だけど、
ヴァイオリンだったり、フルートだったり、ピアノ独奏曲だったり、いろいろな編曲で聴ける。
(チェロの編曲もなかなか いいです)
歌詞の内容は、ネットで調べてもらえば、すぐわかるから割愛するけど、
歌詞がなくとも、この旋律は、すばらしい。

ピアノの分散和音の上に、歌われる旋律は、
上品な中にも、深い情熱をたたえている。
小品だけど、やはり名曲だろう。

歌詞の中に、ガンジス川が出てくる。
(憧れの場所としての例えらしいけど・・・)
この曲とは、関係ないけど、ガンジス川は広くて、流れがすごくゆっくりしているらしい。
この川のように、人生、ゆっくりと、のんびりと生きたいですね。
(これ、最近読んだ本に書いてありました。うーん、そうなりたいです ハイ)

さてさて、今年一年間、
このブログを読んでくださった皆様、ありがとうございました。
また、コメントをくださる皆様、ありがとうございました。
来年も、自分の言葉で、
いろいろなジャンルのクラシック音楽を書いていきたいと思います。

さてさて、来年は、ショパンとシューマンの年かあ・・・

皆様、良いお年を。

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Cecilia

「歌の翼に」のメロディーと共に思い出すのは風邪薬ルルです。(”ルルさんじょう”と言っていた記憶がありますが、”さんじょう”って??)
この曲と言えば、以前トスティの「遥かに」という歌曲と同じ歌詞なのに驚いたという記事を書きました。
http://santa-cecilia.blog.so-net.ne.jp/2008-05-31

声楽をやってない方にはトスティって未知の世界かもしれませんね。

ああ、今年はヘンデルのことはかなり意識していたのにメンデルスゾーンが手薄でした。

来年も楽しみに拝見させていただきますね。
良いお年になりますように・・・。
by Cecilia (2009-12-31 00:53) 

みどりのこびとちゃん

Cecilia さん、コメントありがとうございます。
そう、以前の Cecilia さんの記事は、読まさせてもらいました。
確かに、トスティ がよくわからない私・・・(涙)
さらに、原語の歌詞がよくわからない私・・・(涙)
ははは、もうちっょと勉強しますね。

今年もよろしくお願いします
by みどりのこびとちゃん (2010-01-02 00:55) 

NO NAME

メンデルスゾーンの、宗教曲ではない世俗歌曲は、旋律の美しさと何よりも「清潔感」「爽快感」が身上かと思います。
ドロドロした人間の感情を歌い上げるのではなく、あくまで爽やかに心地よい感情に身を委ねる、彼のピアノ小品にも通じる趣味の良さがあります。

憧れを曲にするのが上手い、とでも言えばいいのかな。
ちょっと物足らない点はあるけれど…。
by NO NAME (2010-01-04 16:47) 

みどりのこびとちゃん

なるたるさんに教えてもらった
「詩編42番」は聴きました。
これは、結構よかったです。

by みどりのこびとちゃん (2010-01-05 22:02) 

なるたる

じゃあこの次は「詩篇第42番」のご紹介ですねw。
by なるたる (2010-01-16 19:31) 

PSYCHE

はじめまして。いつも楽しく読ませて頂いております。
古い記事にすみません。

みどりのこびとちゃんさんは、この曲のタールベルク編曲(ピアノソロ)をお聴きになった事がありますか?
ネットで楽譜を見つけたのですが、内容が分からず、私の周りに知る人も皆無なので、もう、みどりのこゆびちゃんさんに縋るしかないっ!と、書き込ませていただきました。

御存知でしたら、どんな感じかお教え頂ければ嬉しいです。
突然のお願いですみません。

by PSYCHE (2014-07-25 21:55) 

PSYCHE

度々すみません。

今読みかえしたら、こゆびちゃんになってました。
申し訳ないです。。。
by PSYCHE (2014-07-25 21:58) 

みどりのこびとちゃん

PSYCHEさん、コメントありがとうございます。
過去記事へのコメントでも、全然問題ないですよ。

この曲のピアノ独奏用編曲と言えば、
やはり、リストですよね。音源もいろいろあります。
タールベルクの編曲は、無名だし、音源もないですね。
私も残念ながら、聴いたことは、ありません。
でも、譜面からは、音が聞こえてきます。
ということで、この曲の編曲でリストvsタールベルクを・・・

リスト編曲
タールベルクの得意技、三本の手奏法を最初からやっていますが、
派手ではなく、あくまで この音域で旋律を歌わせたいためですね。
最後の方は、ちょっと技巧的になりますが、そんなに凝っていません。
(とは言え、旋律を歌わせるのは難しいです。)
どちらかというと、原曲に基づいての編曲です。
※しかし、譜面を三段譜にしているのはさすがです。見やすいです

タールベルク編曲
最初は、普通の編曲ですが、次第に、盛り上がります。
右手で伴奏と対旋律。左手で伴奏と旋律り部分は単純ですが、
さすがです。
最後は、左手と右手の細かいアルペジォの中に
旋律が浮かび上がります。
和音も凝ってないけど、聴きやすく、すばらしい部分です。

まあ、リスト、タールベルク共に、原曲が原曲だけに、
そんなに派手な編曲ではないのですが、
ロマン派のピアノ編曲としては、美しく歌わせる編曲ですね。
どちらも、いいです。

とんなとこですかな(笑)

追記
タールベルクの譜面は、IMLSPでほとんど見れますよね。

by みどりのこびとちゃん (2014-07-25 23:46) 

PSYCHE

わぁ!早速、しかもリストまで一緒にありがとうございます!!

譜面を見られるサイトがあるって知りませんでした。
ん~でも、ご説明のお蔭でもう、買っちゃおうかなって気になりました。

ありがとうございました。
by PSYCHE (2014-07-26 23:55) 

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