コーヒーカンタータ （Ｊ．Ｓ．バッハ）

さて、まだ、なんの曲なのか、書く訳にはいかないのだけど、
私が属しているマンドリンオーケストラの来年の演奏会の一部で、
演奏する曲を最近ずっと、選曲していて、
いろいろな曲を聴いていたのだけど、やっと、決定した。
しかし、アマチュアの演奏会で演奏する曲は、団体によっていろいろな決め方があるし、
その選曲の考え方もいろいろあると思う。

曲の決め方は、
・全員の合議や多数決（うーん、音楽としてまとまりないものになるかも）
・トップや指揮者などの中心的な人で決める（これが一番　無難かな）
・指揮者の独断と偏見（ある意味、一番、音楽の特色がでるかも）
　　等々

選曲の考え方は
・自分達のやりたい曲を選曲する（ある意味いいけど、自己満足に走る可能性も・・・）
・お客様の聴きたい曲を選曲する（ある意味いいけど、自分達の主義主張は・・・）
・自分達のやりたい曲と、お客様の聴きたい曲を混ぜる（これが一番　無難かな）
・いやいや、実力にあった曲から選ぶしかない（これは、もっとも）
　　等々

演奏会の選曲、実は、すごく難しいですよね。
アマチュアの演奏会の成功は、選曲で５０％決まると書いている本もある。
演奏者は、この曲は、演奏したい。
お客様は、この曲は、聴きに行きたい。
これがなかなか、同じではないのですよ（笑）
で、結局、自分を信じて、いいと思う選曲をするしかないのですけどね。

前置きが長くなってしまった。
で、多数決からいくと、ロマン派系の音楽が一番無難かもしれないけど、
バッハの曲も、なかなか、どんな曲を選んでも、演奏者・聴衆とも満足する曲が多いかもしれない。

で、今日は、バッハの曲を書いてみよう。
私は、コーヒーが好きだ。
毎日のようにコーヒーを飲んでいる。
で、なんで、こんなに好きになったかというと、
大学時代にいりびたって、そしてちょっとバイトしていたのが、コーヒー専門店で、
そこは、クラシック音楽をよくかけていたのだけど、
そこのコーヒーは、おいしかったなあ。

で、その店でよくＢＧＭでかかっていたのが、
バッハ作曲のコーヒーカンタータでした。
このカンタータは、バッハが貴族のためではなく、
もっと幅広い聴衆の公開演奏会の為に作曲しただけあって、
内容が面白い。
コーヒーに夢中になる娘　と　それを止める父。
興味ある方は、ネットで調べると、訳があるので、
読んでみると、面白いですよ。

音楽は、まあ、なんということはないのだけど、
これを聴きながら、ゆっくり、コーヒーを飲むと、ちょっと、いい気分になってきます。
さすが、バッハです。
私は、最後の第１０曲は、なんか、ちょっと派手で明るくて、好きですね。

バッハのカンタータは、宗教的なものもあるけど、
幅広い聴衆の公開演奏会の為に作曲した曲は、おもしろいものが結構ある。

この場合、バッハは、自分の楽しみの作曲と、お客さんの満足　
どちらに考えを置いて書いたのかなあ。
なんか、そんなことも考えながら、今、コーヒーを飲みながらこの曲を聴いています。

しかし、バッハのカンタータ全曲の旋律が言える人がいたら凄いなあ・・・
（す、すいません、全部は、もちろん聴いていません）

コメント 4

え、まさかこの曲をマンドリンオーケストラで？？
でも楽しいですよね。
テーマは”コーヒー”だったりして・・・？
または”喫茶店”？
by Cecilia (2009-11-29 08:48) 

Cecilia さん、コメントありがとうございます。
ははは、もちろん、この曲をマンドリンオーケストラではやりませんよ。
でも、日本語のナレーションをつけて、
演奏したら、楽しいかも（笑）

では、ここで、ちょっとだけ秘密を教えましょう。
バッハの曲は、この曲ではないけども、
来年、一曲演奏しますよ。

by みどりのこびとちゃん (2009-11-29 21:45) 

ナタリー・デセイのカンタータ集を聴きました。
映像特典DVD付きのとってもお得な奴です。
透明感と突き抜けた明るさがとても素晴らしかった。
でもドイツ語の発音がネイティヴから見てどうなのかは分りませんｗ。
今年はイタリア・オペラにも挑戦らしいです。
乞うご期待です。
by なるたる (2010-01-09 22:24) 

ナタリー・デセイの映像特典DVDかあ・・・
うーん、それは、見て見たい気が・・・
オペラですが、最近、本屋で売っているＤＶＤ本をいくつか買って、
解説付きで、時々見たりしています。
面白いのもあるけど、しかし、ゆっくり見る時間がないです（涙）


by みどりのこびとちゃん (2010-01-11 22:47)