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エチュード作品10-12【革命】 (ショパン) [ショパン]

このブログ、ピアノ曲を中心に・・・なんて、上に書いてあるのに、
最近は、ピアノ独奏曲をあまり書いていない。
(決して嫌いになった訳でないのですが・・・)

話変わって、
昨日の金曜日は、私、会社を一日休んで、
午前中は、運転免許の更新に行って、ちょっと役所にも行って、
午後は、眼の病院に行って忙しかったけど、ちょっとゆっくりできたのも事実かな。

で、昨日の朝は、久々にテレビのNHKBSで、現代音楽を聴いて
(作曲コンクールの室内楽をやっていたけど、おもしろいのかそうでないのか、微妙かな(笑))
昼はipodでバッハのオルガンなんかを聴いて
(バッハのオルガン曲、無名な曲も結構いいです。)
夜は、車をずっと運転していたのだけど、ブルックナーの交響曲第9番が、
ずっとFMで流れていたので、それを聴いていたのです。
(ブルックナーの第9番は、第5番の次に好きですね、これは未完のままの演奏がいいなあ)
そして、夜中は、NHKで、レオン・フライシャーのピアノを聴いていました。

そんなことが、昨日で、
今日の土曜日も比較的、暇だったので、この音楽日記
現代音楽かバッハのオルガン曲かブルックナーの第9番を書こうと思ったのだけど、
うーん、またまた、ピアノ曲でなくなってしまう。
ということで、私の好きなピアノ曲の為に、ちょっとピアノ曲を書いてみよう。
(あーあ、なんだかなあ)


いままで、ショパンのピアノ曲は有名曲から無名曲まで結構書いたので、
代表的な曲は、結構書いてきたつもりだったのだけど、
すごく有名な曲が一曲抜けているの知っていましたか?

そうなんです。ピアノ名曲集には欠かせない【革命のエチュード】を書いていなかったのですね。
(ゴドフスキーが左手一本でこの曲を弾く編曲版は、
 過去に記事にしているのに(→ここ)、原曲はまだ書いていなかったのですね)

今日の音楽日記は、多分、クラシックのピアノ音楽を聴き始めた時には、
誰もが聴いたと思う、名曲
ショパン作曲の練習曲集 作品10の12番
俗称【革命のエチュード】です。

この音楽日記を読む人で、この曲知らない人は、いないので、詳しい説明は、省きますが、
左手の早い動きの上で、右手が情熱的な旋律を弾く、ピアノでなければ、表現できない曲です。
ちなみに、革命というのは、俗称でショパンがつけた題名ではありません
(題名が【熱情】とか【激情】とか【炎】とか【狂気】などでも有名になっていたのかなあ・・・)


ただ、この曲、有名な曲だけにクラシック音楽を聴いて何年もたってくると
なんとなく、あまり聴かない曲になるかもしれない。
でも、いつ聴いても、おっ!と思う情熱的な曲だ。
それに、短い曲だから、あっという間に終わりますし・・・

で、今回は、いろいろ思いつくままに、この曲に関して書いてみよう。

・テレビドラマなんかで、ピアニストがでてくるドラマがあると、
 結構この曲、使われるような気がします。なんせ、始まりがドラマティックですからね

・この曲の編曲と言えば、ゴドフスキーが左手一本で弾くように編曲したバージョンと、
 左手のあの早いパッセージをすべてオクターブ!で弾いたと言われるドレイショック(本当か?)かな。
 しかし、よくやりますね。
 ゴドフスキーバージョンは、動画サイトで見られます

・私はCD持っているのだけど、この曲を管弦楽に編曲したバージョンがある。
 これは、これで、結構ゲテモノです ハイ
 (このCD ブゾーニ編曲のピアノ協奏曲風リストのスペイン狂詩曲も入っている
  これも、おもしろいです)

・この曲を実際に練習した人は、知っていると思うのですが、
 この曲 ハ短調の曲なのに、実は、最後の和音は、ハ長調の主和音(ドミソ)なんです。
 短く弾かないで、最後の音を延ばすと、おもしろいですよ
(この話は、「名曲ミステリーゾーン」という本にものってます。)

・全然、この曲の音楽性という話からは、はずれるけど、
 この曲の最も速い演奏って、誰だろう。
 私が聴いた中では、日本でのライブのスルタノフの演奏かな
 これは、速いです

皆さんも、この曲には、なにかしら話は、あるのかなあ

 
さて、今日は、長い音楽日記になったけど、
もう少しつきあってくださいね。

実は、私の所属する「さくらマンドリンオーケストラ」の来年の演奏会が決定しました。
2010年10月17日(日)に練馬文化センター 大ホールです。

なんの曲を演奏するかは、このオケのホームページを見てもらえばわかるのだけど
来年は、ショパンの生誕200年なので、ちょっと、ゲテモノになるかも知れないけど
実は、マンドリンオーケストラの合奏で、この革命を演奏する予定・・・(笑)
さてさて、どうなることか

他の曲は、ちゃんと まともな曲を選曲しています。
(まだ二部の曲は、決まっていないけど・・・)
暇な人は、是非 来年、演奏会に来てくださいね。
って、あまりに先なので、また、演奏会が近くなったら宣伝します


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pp

何故か、私も今晩、ブル9番を聞いてました。
たまに聞きたくなるんです。 何故でしょう?

ショパンやモーツァルトは、よく分かりません。
自分に合わないのか、もう少し年を取れば理解できるのか?

まあ自然体で行きたいです。
サイモン&ガーファンクルや華原朋美やロッドスチュアートなども聞いたりします。
by pp (2009-12-06 00:02) 

みどりのこびとちゃん

ppさん、コメントありがとうございます。
ブルックナーの交響曲第9番 いいですよね
ゆっくり、時間があるとき、じっくり 聴きたい曲の一つです。
ショパンとか、モーツァルトは、理解とか、あまり考えないで
聴く方がいいかもしれません。

自然体・・・いいですね
by みどりのこびとちゃん (2009-12-07 00:32) 

予言の鳥

はじめまして

すでにご存知のことかもしれませんが、今年、南ドイツのユーバリンゲンで発見されたシューマンのピアノ曲が、九月に当地で世界初演されました。

曲名は「Ahnung 予感」です。

シューマンが子供の情景のために書いていた数十曲の中の一曲だそうです。
Youtubeで初演者の演奏で聴くことができます。
もしまだでしたら、お早めにどうぞ。
「Robert Schumann Ahnung」で検索してみてください。
by 予言の鳥 (2009-12-10 04:42) 

みどりのこびとちゃん

予言の鳥さん、コメントありがとうございます。
実は、まだ聴いていません。
子供の情景には、まだ曲があるそうですよね
ちょっと聴いてみます
by みどりのこびとちゃん (2009-12-12 14:45) 

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