SSブログ

バレエ音楽【三角帽子】(ファリャ) [ファリャ]

さてさて、次の日曜日は、左のサイドバーに宣伝している通り
「さくらマンドリンオーケストラ」の演奏会です。
気楽に聴ける演奏会なので、
お暇な方は、是非、御来場下さい。
(みどりのこびとちゃんの姿が見られますよ。
 って、見てもしょうがないか・・・)

で、今日の音楽日記は、その演奏会のメインの曲。
ファリャ作曲のバレエ音楽【三角帽子】です。

ファリャは、もちろん、スペインの作曲家ですが、
スペインの音楽は、なにかしら、とても魅力的だ。
なんでだろうか?
フラメンコのコード進行が、気質に合っているのかもしれないし、
スペインのイメージが、なにか情熱的という感じだからかもしれらい。
(もちろん、スペインには、行ったことは、ありません。)

で、【三角帽子】です。
あらすじというと、
「粉屋の女房に、ちょっかいをだした悪い市長が、みんなから、懲らしめられて
 最後は、めでたし、めでたし、と村人全員が、ホタという踊りを踊るというものです」
(ははは、要約、しすぎかな? 詳しく知りたい方は、自分でネットで調べてください)

二幕からなるこのバレエは、全曲聴いても、40分程度で、
どの曲も、色彩感あふれる、魅力的な曲がつまっている。
もちろん、第1組曲、第2組曲だけを聴いても、問題なく楽しめる。
で、今日は、その中から、三曲をちょっと書いてみよう。
序奏
 ティンパニーの独奏で始まるこの序奏は、組曲では、かけ声は、ないけど、
 全曲版で聴くと、オーケストラの全員で、「オレ!オレ!」のかけ声が入ります。
 アンダルシア地方では、「オラ!オラ!」の発音が近いらしいとの話も聞きました。
 これ、かっこいいです。(手も叩きます)
 ちなみに、どこかのオケが演奏する時に、全曲版ではないのに、このかけ声をいれている演奏を
 聴いたことがあります。
粉屋の踊り
 アンダルシアの民俗舞曲「ファルーカ」です。
 ギター独奏でも、演奏される機会の多い曲ですが、
 とにかく、かっこいい。
 最後のアッチェランドの部分は、聴きごたえあります。
終幕の踊り
 なんといっても、幸せいっぱいで、楽しいホタという踊りの音楽で、
 途中に3回でてくる、ホタの旋律は、演奏している方も、とてもとても楽しくなってきて、
 音をめいっぱい出したくなる音楽です。
 ホタ以外の所は、色彩豊かな音楽で、ちょっとわかりにくいけど、
 その分、ホタの踊りの部分が、ひきたちます。
 そして、最後に、序奏のテーマが一瞬出て、盛り上がったまま、終わります。

他にも、粉屋の女房の踊り とか 市長の踊り とか、聴きごたえある曲ばかりです。

ちなみに、「三角帽子」というのは、市長の権力の象徴の帽子らしいです。
(指揮者にも、欲しいところです(笑))

で、この曲、DVDも買って、バレエもみてみたけど、
なかなか、フラメンコ風なクラシックバレエみたいなモダン的なところもあって?
おもしろい。
初演の美術担当は、あのピカソだったそうだ。 
衣装の色彩は、大胆で、とても魅力的ですよ

で、演奏会の宣伝は、この音楽日記で、ひとまず、終了です。
次回の音楽日記は、月曜以降だな


nice!(1)  コメント(4) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 4

hiyokan

恋は火祭り…
by hiyokan (2009-10-17 02:01) 

みどりのこびとちゃん

hiyokanさん、コメントありがとうございます。って、
来年「恋は魔術師」を演奏しろということかな?

by みどりのこびとちゃん (2009-10-17 21:19) 

ながぐつ

Cecillaさんのページから飛んできました。
三角帽子、全曲のDVD持っていますが、マンドリンでもやるのですね。三角帽子もそうですが、アフリカンシンフォニーはながぐつがやっている吹奏楽でよく演奏される曲です。マンドリン合奏ではどんなふうに聞こえるのでしょうね。
演奏会、ご盛会をお祈りしています。
by ながぐつ (2009-10-18 07:27) 

みどりのこびとちゃん

ながぐつさん、コメントありがとうございます。
演奏会は、無事、終了しました。
三角帽子もアフリカンシンフォニーも、マンドリンで演奏すると、
吹奏楽とは、まったく違った印象になります。
特に三角帽子は、なかなか、マンドリンに合っていると思います。

by みどりのこびとちゃん (2009-10-19 09:12) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。