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アルルの女 第2組曲 より【ファランドール】(ビゼー) [ビゼー]

さて、久々の音楽日記の曲。今日も、今度のマンドリンの演奏会で演奏する曲だ。
今日の音楽日記は、ビゼーが作曲した アルルの女 第2組曲 より【ファランドール】です。
(第2組曲は、ビゼーの曲を基に、実は、ギローという人が、編曲したのですが、
 音楽の基の作曲は、ビゼーです。ので、ここではビゼー作曲ということにしておきます)

【アルルの女】組曲は、第1も第2もとても聴きやすく、中学校?の音楽の授業でも、
聴かされる(笑)と思うし、クラシック音楽入門とかの本やCDには、必ず入っていると思う。

どの曲も、ビゼーの才気あふれる曲なのですが、第2組曲の最後の曲【ファランドール】は、
数分の曲だけど、とても、情熱的な曲だ。
オーケストラの演奏会のアンコールでも、よく演奏されますよね。

さて、曲は、堂々とした【三人の王様の行進】で始まる。
この曲は、プロバンス地方の民謡で、この旋律は、いろいろな演奏がある。
(と言っても、DA PUMP の曲のことではありません(笑))

で、その後、ファランドールの舞曲がアレグロで続くのですが、
ここからが、この曲の最大の聞き所。
次第に熱を帯びて、最後は、【三人の王様の行進】とファランドール舞曲が重なり、
熱狂の渦の中で、豪快に、この曲は、終わる。

さて、この曲の演奏では、このファランドールに使用される打楽器選びが、ちょっと難しい。
原曲通りだと、プロヴァンス太鼓(中太鼓みたいなもの)なんだけど、
タンバリンでの演奏も原曲の指示からすると、間違っているかもしれないけど、なかなか、派手だし、
パーカスの腕の見せ所としては、なかなか、捨てがたい。

ということで、今回のマンドリンの演奏会では、プロヴァンス太鼓ではなく、タンバリンで演奏します。
(それに、プロヴァンス太鼓は、レンタルしないと、無いし・・・)

マンドリンオーケストラへの編曲、この曲は、なかなか合っていて、響きが明るく、いいですよ。
ただ、その中に、アルルの女への思いの狂気(最後は、その男は、自殺するのですよね)を
表現すべく、最後は、やっぱりある程度のスピードと音量で弾きたいなあ・・・

ははは、今日も、演奏会の宣伝でした。
では、





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Cecilia

「3人の王の行進」はフランスやカナダのレーベルのクリスマスのCDによく入っています。
きっとポピュラーなクリスマスの曲なのですね。
日本では「アルルの女」で有名ですけれど。
また、プロヴァンス太鼓というの、気になります。
やはりフランスのクリスマスの曲で「パタパン」というのがあるのですが、南仏の曲ですね。

演奏会、頑張ってください。
ご盛会をお祈り申し上げます。
by Cecilia (2009-10-13 09:33) 

みどりのこびとちゃん

Cecilia さん、コメントありがとうございます。
「三人の王の行進」は、
ナクソスのクリスマスCDを以前紹介してもらったので、
聴きました。
関係ないけど、Cecilia さんのブログは、もうすぐ、
クリスマス音楽特集になるんだろうなあ・・・・(笑)

プロヴァンス太鼓 ネットで調べると、中太鼓ですが、
なかなか、魅力的です。
音は、ポコポコみたいな感じですね
これは、これで、味がありますね

ファランドールは、間違っているかもしれないけど、
タンバリンもよく合うと思うのですよ。
by みどりのこびとちゃん (2009-10-13 23:11) 

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