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練習曲 作品10の2 イ短調(ショパン) [ショパン]

今日は、久々にショパンの曲ですよ

さて、あなたに質問です。
右手でも、左手でも、いいのだけど、
一番、いうことをきかない指は、なんですか?

やっぱり、薬指ですよね。

ピアノをちょっとでも練習したことのある人には、
身に覚えがあるかもしれない。
右手でも左手でも、指の中では、薬指が一番いうことをきかないと思う。
(まあ、ピアノに限らず、楽器を弾く場合、指がいうことをきかないのは、イライラします(笑))

で、今、パソコンを動かしているマウス、
普通は、人差し指 と 中指で、クリックするのだけど、
これを、ちょっと、薬指 と 小指 にしてみよう。

ははは、すごく、使いにくいと思いませんか?
そう、こんなこと、普通は、しないし、わざわざ、使いにくい指を使う必要は、ない。

でもね、ピアノに限らないのですが、
楽器演奏の為には、どの指も同じように、動くと、すごく、いいのですね。
そうすると、いろいろな表現力ができるのですね
で、その為に、薬指や小指を鍛える練習曲が、結構世の中にあるのです。
(鍛えるというより、苦痛なものもありますが・・・)

今日は、そんな中でも、
右手の中指・薬指・小指を徹底的に鍛えるピアノの有名な練習曲。

ショパン作曲の12の練習曲 作品10の第2番です。

まず、譜面を見て、音をとってみよう。
右手の中指・薬指・小指で、半音階のスケールをなめらかに弾き続けなくてはいけない。
そして、それが、ピアノ(小さい音)なのですね。
で、これが、絶対に別の運指ができないように、
右手の親指と人差し指は、和音を押さえるようになっている。

曲としては、ショパン特有の微妙な和声て、不思議な雰囲気をかもしだしているけど、
どちらかというと、これは、完璧な指の練習の為の練習曲ですね

これを、完璧に弾くの無茶苦茶難しいですよね。
練習には、いいけど、
これをコンサートプログラムで、弾くのは、誤魔化しがきかないので、
弾く人は、すごいなあ・・・

私なんか、もちろん、まったく、歯もたちませんね

えっ、なんで、こんなこと書いているかって・・・

実は、次回のマンドリンの演奏会の曲を編曲したりしているのです。
まあ、ピアノの前で、音をとりながら、編曲とかするのだけど、
やはり、弾きやすい編曲にしようとして
自分でも、マンドリンを弾きながら、音をとって、編曲するのだけど、
私、マンドリン下手なのですね。
あまりに、左手のフレットの押さえの指が、早くうごかないので、イライラしていたのです。
「あーあ、なんで、薬指と小指が動かないんだろう・・・」
なんて考えていたら

ちょっと、この練習曲を思い出しただけでして・・・

最近、ショパンやリストのピアノ曲を昔ほど、聴かなくなった。
でも、たまに、ショパンのエチュードとか聴くと、やっぱり、いいなあ・・・・なんて思ってしまう。

最後に、ショパンのエチュードを基にした、ゴドフスキー編曲の練習曲は、
ピアノマニアの間では、すごく有名だけど、
この作品10-2の練習曲は、右手の中指・薬指・小指の訓練の曲ですが、
なんと、これを左手の中指・薬指・小指の練習曲に編曲している。
もう、これは、練習というより、拷問ですね(笑)


追記
薬指って、「お姉さん指」って言うの知ってました?
私、昔は、知っていたのですが、そんな言い方、ずっと、しなかったから、忘れてましたよ。

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Cecilia

この曲を弾ける人を尊敬します!
弾いてみたけれど・・・無理でした。(笑)
指遣いの難しさ・大切さをちょうど考えていたところでした。
私が今取り組んでいるものは簡単そうなのに弾くと難しいです・・・。

お姉さん指・・・私も知っていましたが忘れていました。
by Cecilia (2009-05-24 19:31) 

みどりのこびとちゃん

Ceciliaさん、コメントありがとうございます。
そうですよね、この曲を完璧に弾ける人って、尊敬ですね・・・

ピアノを弾くのに、私は、指の独立は、すごく、
重要と思うし、そうでなければ、バッハは、弾けないですよね。

で、運指というと、これは、結構、自由でいいんじゃないか、
とも思うのですが、
やはり、よく考えられている運指は、なるほど、と思ったりしています。
by みどりのこびとちゃん (2009-05-27 00:28) 

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