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ピアノソナタ 第13番 変ホ長調(ベートーベン) [ベートーベン]

今日、仕事で、会社の研究所に行ったら、
「最近、ブログの更新していないじゃあないですか?」
「子供の日から、ずっと更新していないじゃあないですか?」
「だめじゃあないですか、こまめに更新しなくちゃあ・・・」
  等々・・・
オイオイ、君達、クラシック音楽に全然興味ないのに、
なんで、このブログ読んでいるんだあ・・・
読んで、楽しいのか???
と、思わず、つっこみを入れたくなったのだが、
まあ、ブログの更新を、ちょっとしてなかったので、今日は、一曲紹介しよう。

と、まあ、その前に、音楽とは、関係ない話をひとつ。
(クラシック音楽に興味がない人も読んでいるらしいので(笑))
私が、最近、電車の中で、あった、実際の話である。
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私は、電車の中、会社帰りで、疲れて座っていた。
寝ようと思ったのだが、しかし
前に立った、若くて、ベタベタしている男女の会話に、耳がダンボになって、
私は、思わず心の中で、つっこみをいれていた。

女「豚インフルエンザ、ちょー怖い」(甘ったるい声で)
男「そんなに、こわがることないよ」(やさしい普通の声で)
私(ちょー怖い なんて、言葉つかうかなあ・・・)(私の心の中での声です)

女「ねえ、私が豚インフルエンザにならないよう守ってくれる???ねぇ」
男「大丈夫だよ、僕が守ってあげるよ」
私(オイオイ、今時、そんな質問に、そんなベタな答えするか???)
 (それに、どうやって守るんだ? 具体例を示せよ・・・と、心の中でつっこみ)

女「ねぇ、私が豚インフルエンザになったら、看病してくれる?」
私(あーあ、きっと、また、僕が守ってあげる とかの言葉を期待しているのかなあ・・・)

しかし、次の男の言葉は、びっくりするものだった。

男「いいかい、A型インフルエンザは、H1N1とH3N2があって、そのウイルスは、
 呼吸器系統の・・・・」・・・その後、延々と難しい言葉が続く・・・・

私(なんだ、この男、医者か? しかしだなあ、
  私にもわからない、そんな難しい説明したって、女性は、喜ばないぞ・・・)

しかし、それに続く、女性の言葉は、さらに意表をついたものだった。

女「でもね、あなたの言うことは、わかるけど、ウイルスが突然変異・・・細胞が・・
  ・・・うんたらこうたら・・・・」
  ・・・・すいません、難しすぎて私には、理解不能でした。・・・・

私(な、なんなんだ、こいつら、医学生か?)
 (そしたら、最初の、守って とか、看病して とかは、なんだったんだ???)

そして、その男女は、なにごもなかったかのように、
腕をからませて、電車を降りていった。

教訓
 眠い時には、他人の声を聴かないようにしましょう。(笑)

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ははは、す、すいません。
まあ、たまには、音楽と関係ない話でも書こうかなって、思ってしまったのです。
しようもない話でした。

で、今日は、真面目な音楽を一曲。
なぜか、最近、ベートーベンの全32曲のピアノソナタを聞いている。
ベートーベンのピアノソナタというと、

「悲愴」「葬送」「月光」「田園」「テンペスト」「ワルトシュタイン」「熱情」「告別」
「ハンマークラヴィア」の名前が付いているソナタと、
30番・31番・32番の最後の3つのソナタ、
そして、19番・20番・25番の やさしいソナタ達
が有名だと思うけど、

他の作品にも、なかなか、聴きごたえのある曲が、多数ある。

  若き日の情熱の第1番
  充実の第7番
  隠れた人気の第18番
  「テレーゼ」の名前がある第24番・・・などなど

そんな名曲の中、今日は、第13番のピアノソナタです。

ベートーベンの第14番は、有名な「月光」です。
ただ、この曲、ベートーベン自身は、「幻想曲風ソナタ」と名付けている。

そして、第13番のピアノソナタも、「月光」のような俗称は、ないものの、
やはり、ベートーベン自身は、「幻想曲風ソナタ」と名付けている。

曲を聴いてみよう。
第1楽章は、優しく、アンダンテで始まる。
この始まり方は、単純だけど、とても印象的で美しい。
そして、突然のアレグロの激しい部分、
そして、はじめの優しい部分がもどって、第1楽章は、終わる。
第2楽章は、いかにもベートーベンらしいスケルツォ。
第3楽章は、深淵なアダージォで始まる。この部分は、とても瞑想的だ。
そして、アレグロの主題は、生き生きしている。
そして、また展開が、ピアニスティックで、あきない。
最後は、アダージョの部分も再現し、力強く終わる。

このソナタ、もし、「月光」と同じように、名称があったなら、
きっと、もっともっと、聴かれていたかもしれない。

皆さんも、ベートーベンのピアノソナタというと、
どうしても、3大ピアノソナタとか、4大ピアノソナタとかの、有名曲ばかり、
聴くと思うけど、
たまには、自分の気に入った曲を32曲の中から、選んで聴くのもいいですよ。

さて、あなたの好きなベートーベンのピアノソナタはなに?


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オカマのガミっす!

いつまでも隠し通せないのでホームページ(http://www.edition-gami.ecnet.jp)ではなく、ブログページ(http://edition-gami.no-blog.jp)のほうは「女モード」で登場しています。
還暦間近のクソ婆ーです!
by オカマのガミっす! (2009-05-13 22:07) 

Robert

おひさしぶりで。ベートーベンのピアノソナタは、GW、年末年始などに必ず全部聴く習慣にしていました。今年も全部聴く予定だったのですが、なぜかモーツアルトのピアノ協奏曲ばかり聴いていました。しかし、先日こびとさんが28番のソナタを紹介されたので、後期の6曲は聴きました(ゼルキン、ポリーニ、アラウ、バックハウスなど)。名前のない曲でも好きな曲は多いです。私は名前付きのと後期6曲を除くと、No.18 (op.31-3, Es), No.27 (op.90, Em), No.24 (op.78, F#), そしてNo.20 (op.49-1, G)がとても好きです。特にNo.18はバックハウスが最後のコンサートで3楽章まで弾いて、最後の4楽章を弾けなかったという思い出が強烈でこの曲を聴くたびに、巨匠の言葉("Bitte eine Pause"だっかかな?)を思い出します。
by Robert (2009-05-14 01:06) 

みどりのこびとちゃん

Robertさん、コメントありがとうございます。
ベートーベンのピアノソナタいいですよね。
私は、最近、とみに聴くようになりました。
バックハウスの最後の演奏会は、
どうしても、音楽以上のものを感じてしまいます。
18番は、私も好きですよ


by みどりのこびとちゃん (2009-05-14 23:20) 

Robert

おっと、24番は「テレーゼ」という名前付でしたね。それに27番は後期に入るのですかね?そのほか3番、4番、25番も良く聞きますね。結局全部?
なにせ凝り性なもので、今度のGWは後期の作品を違うピアニストで聴きまくっていました。後期のソナタを聴くたびにいつも「本物」を聴いたという感じがします。
by Robert (2009-05-15 00:31) 

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