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神秘のバリケード(クープラン) [クープラン]

なるべくこの音楽日記は、毎日のように、
書きたいのだけど、なかなか、思うようにはならないなあ。
まあ、でも、毎日、忙しいくらいが、実は、いいのかもしれない。

で、この音楽日記、ピアノ曲を中心に・・・なんて、
ブログの紹介に書いているわりには、
最近、鍵盤楽器の曲が、少ない。
ということで、
バロック時代から、順番に、ちょっとだけ、
ピアノ曲を書いてみようと思います。
(いつものように、どこまで続くかわからんけど(笑))

今日の音楽日記は、
17世紀の作曲家フランスのクープランの
「クラヴサン曲集」より【神秘のバリケード】です。
クープランの曲は、いままでにも、
パッサカリア
を紹介しましたね(この曲、傑作ですよ)

さて、この【神秘のバリケード】
曲としては、数分で、
分散和音の変化で、曲が作られている。
この変化が、なかなか、おもしろい曲だ。
譜面を見ると、
ちょっとだけ複雑そうだけど、
実際弾いてみると、そんなに難しくはない
(もちろん、すべての音を等しく弾いたり、
ある音を強調したりするのは、難しいけど・・・)

題名の意味に関しては、
なかなか思いを受け入れてくれない女性だとか、
神秘的な和音の流れの意味だとか、
いろいろ解釈は、あるみたいだけど、
本当のところは、わからないみたいです。

この曲、1分半程度で弾く人から、3分程度で弾く人まで、いろいろだし、
クラヴサンで弾く人もピアノで弾く人もいる。
で、この曲、速度や楽器によって、
すごく雰囲気が変わります。
(ピアノで、ゆっくり弾くと、結構雰囲気違いますよ)

生き生きと聞こえたり
すごく、重い感じに聞こえたり
さっと通り過ぎた感じだったり、
和声の響きをゆったり、感じたり・・・

実は、そんなところが、【神秘の・・・】の意味だったりして(笑)

話変わって、
娘は、バレエをやっているのですが、
帰りが遅いので、いつも、かみさんと、車で、迎えにいくのです。
で、その時、時々クラシックのCDを持っていって、
車の中で、聴くのですが、
チェンバロの曲って、なかなか、いいですよ。
もちろん、BGMになってしまうのだけど、
なぜか、車の中が、フランスの優雅な宮廷のような感じになって、
車の中での会話が、気持ちいいですよ。
ははは、それは、言い過ぎかもしれないけど、
気分が、落ち着きますね。

さてさて、次回は、クープランより後の人です。



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コメント 7

Cecilia

この曲、映画「マリー・アントワネット」で使われたので映画をきっかけに聴きました。
記事も書いています。
http://santa-cecilia.blog.so-net.ne.jp/2007-01-27

実は楽譜が欲しい~なんて思っています。

by Cecilia (2009-04-26 19:57) 

ガミ

ホームページを、仮ではありますが、再開しました。
覗いてくださいネ。
http://edition-gami.ecnet.jp/main.html
by ガミ (2009-04-27 21:18) 

みどりのこびとちゃん

Ceciliaさん、コメントありがとうございます。
以前の記事、思い出しました。
しかし、クープランの曲は、よき宮廷の時代を思い起こさせます。
是非、この曲、弾いてアップして欲しいなあ・・・(笑)
by みどりのこびとちゃん (2009-04-27 22:23) 

みどりのこびとちゃん

エディション・ガミ再開ですか。・・・パチパチ
是非、入手しにくい、絶版の楽譜など、埋もれている作品
に光をあてて下さい。

by みどりのこびとちゃん (2009-04-27 22:26) 

Cecilia

この曲、今まで弾いたこともないような譜面だなあ・・・と思って弾いています。
嫌でもレガート奏法の訓練になります。
by Cecilia (2009-05-06 17:47) 

みどりのこびとちゃん

Cecilia さん、演奏のアップを期待していますよ。

by みどりのこびとちゃん (2009-05-09 00:36) 

Cecilia

アップしました。
http://santa-cecilia.blog.so-net.ne.jp/2009-05-09
厳しいご意見、期待しています。(笑)
by Cecilia (2009-05-09 09:35) 

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