春初めてのカッコウを聞いて（ディーリアス）

さて、今日も、春の曲シリーズ？です。

ディーリアスという作曲家は、イギリスの作曲家となっていますが、
私の中では、フランス音楽のイメージがある。
エルガーのような、イギリス特有の気品さ、というより、
なんだろう、もうちょっと、ぼやけた感じがするのです。
まあ、そんな曲ばかりではないのですが、

今日の音楽日記は、ディーリアス作曲の【春初めてのカッコウを聞いて】という、
管弦楽の小品です。
まず、曲名がいいですよね（笑）
でも、題名は重要です。もうそれだけで、引き込まれる場合もありますから・・・

で、曲は、６～７分程度の小品で、
おそらく、初めて聴くひとは、旋律がなんだか、よくわからないと思う。
しかし、雰囲気は、冒頭からして、「ああ、春が来るかなあ・・・」
というイメージ全開だし、その雰囲気が、ずっーと続く曲だ。
そして、途中に管楽器で、カッコウ　の鳴き声が随所に聞こえる。
そう、聞く人によっては、なんてことのない音楽かもしれない。
けど、この時期、の夜に、しんみり聞くと、これがなかなか、いい感じです。

この曲で、ワーグナーの「ジークフリード牧歌」なんかを
思い出すのは、私だけかなあ・・・

さて、ここで、質問？です。
カッコウの鳴き声って、よく別の曲でも、使われるけど、
「カッ」が、ド（Ｃ）だったら、
「コウ」は、何の音だと思いますか？
うーん、人によって、イメージが違う（音が違う）気がするのです。

しかし、春に関する曲を書いているけど、
ちょっと多すぎますね。
管弦楽曲のシューマンの交響曲【春】やストラビンスキーの【春の祭典】
をはじめとして、多くあるし、
声楽曲には、春を歌う曲は、数多くある。
うーん、一旦、次回で、春シリーズは、終了しよう。
春シリーズ最後の曲は・・・・

コメント 6

私も題名にずっと惹かれていたのでこの前聴きました。
記事を書きたかったのに先を越されました。（笑）
ディーリアス、結構好きだと思います。
そんなにたくさんは聴いていませんが昔聴いていいなあ・・・と思っていました。
カッコウとかナイチンゲールとか鶯とかで特集したら面白いかも？
by Cecilia (2009-04-16 10:06) 

ドビュッシーの春はどうですかね？

そう言えば小春ちゃんってのもいるらしいですよ。
春ちゃんとのギャップが…
http://image.blog.livedoor.jp/guideline/imgs/1/6/16537708.jpg
by hiyokan (2009-04-16 23:25) 

Cecilia さん、コメントありがとうございます。
先を越してごめんなさい（笑）
ディーリアスの音楽、いいのですが、
ちょっとだけ、どれも同じように聞こえる場所があったりして・・・

「鳥」シリーズなんて、やっとも面白いかも
そうすると、メシアンは、はずせないし・・・
あっ、曲、結構多いかも
by みどりのこびとちゃん (2009-04-17 00:14) 

hiyokanさん、コメントありがとうございます。
しかし、最近のＮＨＫは、よくわからないです。
徹底的に堅物路線でいけば、それは、それで味がでるのに、
ちょっと中途半端かなあ、なんて思ったりしてます。

春ちゃん　は知っていましたが、　小春ちゃん　は、知らなかった。
でも、なんだこのキャラは（笑）

ドビュッシーの春　うーん、それもありのだけど、
もうちょっと有名な曲を書く予定
by みどりのこびとちゃん (2009-04-17 00:17) 

ディーリアスのこの曲好きですね。というのも私は野鳥を見るのが大好きなのです。この曲は春といっても、明るい日差しの春ではなくで霧のかかったまだ寒い春を感じさせますね。遠くの見えない春の風景の中でカッコウの声が響く情景が浮かびます。イギリスの春はこんななのでしょうか。どこかシベリウスの音楽と似ているようにも思います。シベリウスの曲とイギリス人は合うのか、良い演奏が多いように思いますがどうですか？ジョン・バルビローリなど。
by Robert (2009-04-17 23:39) 

Robert さん、コメントありがとうございます。
ディーリアスの音楽と、
シベリウスの音楽と、共通するということで、なぜか
シベリウスの交響詩「春の歌」という曲を思いだしました。
有名でないし、シベリウス後期特有の雰囲気ではないけど、
弦楽器の旋律や使い方なんて、すばらしい曲ですよ。
バルビローリの演奏好きです


by みどりのこびとちゃん (2009-04-18 13:06)